タイタニア アニメ感想(1)

 

 

第一話 ケルベロスの戦い

 原作を読んだのがもう随分前のことで、ジュスランの名前ぐらいしか覚えていなかったため、新鮮な気持ちで見ることができた。

 まずはOP。ぱっと見た時には少し古めかしい印象を受けたが、二度目からたちまち虜になった。壮大な歌がとにかくかっこよくて、歌だけでも何回も聴いてしまった。CDの発売が待ち遠しい。

 さて、いきなりの艦隊戦だが、アリアバートの旗艦の豪華すぎる艦橋が妙におかしい。紅茶と執事に加え、巨大で豪奢なカーテンの開け閉めする様子が戦場にはいかにも不似合いで。銀英伝の帝国艦でさえ、戦艦はそれらしい作りでこのような華美な装飾はなかったというのに。今回やられ役だから、というわけでもないだろうが、原作にあった「完全武装のハイキング」という発言に加え、敵の赤い戦艦を「下品な色だ」と評したり、紅茶を楽しんだりするというオリジナル場面があり、余裕と貴族趣味とがあますところなく表現されていた。

 対して登場するはファン・ヒューリック。最初はどこかで聞いたような気のする名前、としか思い出せず、その存在すらすっかり忘れていたのだが、今回の飄々とした態度はなかなかかっこいい。しかし、原作を読み返して見ると、これが原作の二倍近く美化された姿であることがあった。この第一話のイメージがずっと続いていたらかっこよかったのに……。

 ところ変わってヴァルダナ帝国の宰相殺害の場面では、音楽などの効果もあり、なかなかの迫力があった。この第一話で一番印象に残った場面だ。

 それにしても、四公爵はこうしてアニメに出ると実に映える。イドリスの強烈な競争意識など、第一話にしてなんとなく個性も伝わってきて面白かった。思わずクローゼットの奥をひっかき回して原作を読み返してしまうほどに。第一話は原作ではさらりと読み流してしまうような部分だったが、アニメではいろいろと脚色されているのでそれがまた楽しい。すっかり引き込まれてしまった。

 

第二話 天の城の四公爵

 やはりOPはアニメタイタニアの大きな楽しみの一つである。朗々たる歌声も素晴らしい。ただ、その歌詞には内容とのギャップを感じて突っ込みを入れたくなったりも。「君を守りなん」とは、最強の利己主義集団たるタイタニアにはなんとも不似合い。まあ、いくらなんでも「タイタニアにあらずんば人にあらず」だの「逆らう者は叩き潰せ」だのと歌うわけにはいかないのだろうが。OPのイラストも、これだけ見ると結束が固いように見えるが、内実はアレだから……。

 今回注目するは、やはりアリアバート。負けて帰ったことで、他の三公爵からここぞとばかりにけちょんけちょんにけなされて、本当に気の毒だった。原作でもかなりぼろくそに言われていたが、こうして声がつくと、やはり迫力が違う。それに、あのイドリスの嬉しそうな顔といったら(苦笑)。おまけに、「完全武装のハイキング」の発言を取り上げて、油断だの言葉の選択が時代遅れだの(しかし、『若い私からすれば…』と、アリアバートと三つしか違わないイドリスが言うと妙におかしい)とオリジナルの発言も加わって、とにかくさんざんな言われようである。会議が終わったときに、ジュスランから親切、というほどではないにしても悪意ではない言葉をかけてもらった時には殆ど涙声になっていた。アリアバート……本当に不憫な人である。

 その他、ジュスランが口数少なく指で卓をコン、コン、とやるのは、こうして映像化してみるとやはりかなり目立つ(あるいは目障り)な行為であることが判明。意図してやっているのではないのなら、やめた方がいいのではなかろうか。

 一方ファン・ヒューリックは深刻さとは無縁の雰囲気でエウリヤを出て行く。EDに小さな女の子が出ていて一体あれは誰だろうと不思議に思っていたが、どうやらオリジナルキャラだったらしい。道理で……と納得すると同時に、なぜ彼女がEDに出ているのかという疑問が出てくる。もしかして、この先登場することがあるのだろうか。しかし、登場したとして、それに何の意味があるのだろうか。どうもよくわからない。

 第二話にして、早くもタイタニアのぎすぎすした空気が表れはじめているが、それでも原作ほど陰湿な感じがしないのは、心の声を聞かずにすんでいるからだろう。堂々と放たれる嫌味がいっそ清清しく感じることさえある。オリジナルのセリフもあり、今後が楽しみである。

 

第三話 英雄の条件

 リラ、登場。原作ではどうも薄幸そうな印象がつきまとうのだが、アニメでは明るく生き生きとしていて(髪型と服装のせいか、ロストユニバースのミリィを連想してしまった)、それだけに今後の展開を思うと悲しいものがある。今回はファン・ヒューリックがメインだったが、彼も原作ほどひねくれた感じはせず、飄々としていてかっこいい。考えてみると結構不幸な境遇のはずだが、半分茶化しているような態度のせいで深刻さは感じられない。エウリヤの出来事はそれなりにこたえていたようだが、それもリラに会って少しは気が晴れたようだし、今が一番幸福な時期、なのかもしれない…。

 一方タイタニアではアルセス伯が登場。原作では美形と書かれているものの、どうもそのイメージがわからなかったが、こうして見て納得した。それにしても、見れば見るほどザーリッシュとは全く似ていない。性格にもあれだけ問題があれば、ザーリッシュが弟を疎んじたくなる気持ちもわかる……。弟と母親に挟まれて、彼もさぞ苦労が多いことだろう。
 また、イドリスが近衛隊長に就任したことがあちこちで波紋を呼んでいたが、原作でさらりと流された部分をこのように詳しくやってくれるのは、面白くてありがたい。

 あと、これまでてっきり神の視点で語っているとばかり思っていた解説役の女性の「声」が、実はアジュマーンの侍女ということが判明し、驚いた。すべては未来からの彼女の回想だったのか……。

 

第四話 リラの決心

 今回もメインはファン・ヒューリック。原作ではそこかしこから人間の醜悪さがにじみ出ていて結構嫌な感じのところなのだが、あにめではそれがかなり軽減されていて助かった。
 まず、密告者のおばあさんがそれほど悪い人ではなくなっていたこと。ちゃんとリラに害が及ぶことがないよう配慮していたし、その前に貧しさから兵士たちに手ひどい侮辱を受けるという描写があったことで、それまでの生活の厳しさが想像され、情状酌量の余地があると考えることができたのだ。密告する時にも実際は迷いがあったようだし、このあたり、根っから腐っているとしか思えない原作の老婆とは一線を画する。おかげでさほど不快感を受けずにすんだ。
 また、デ・ボーアもリラの恋人だと明言されてはおらず、さほどリラのことが好きな様子ではなかったのも、今後の展開を考えると毒が薄められてよかったのではないかと思う。

 今回はなんとなく綺麗な終わり方に見えるが、原作のあの悲劇を避けることはできないだろう。でなくば、ファンは動かず物語も先へは進まない。それでなくとも、原作と違ってリラが銃を撃ってファンの逃亡を手助けしてしまったのだから、これはちょっと言い訳しようのないような気がする。今回のリラは表情豊かで、それだけに後から思い出すと悲しくなる顔が多かったように思う。悲報を受けたとき、きっとファンはこの時のことを思い出すに違いない。

 また、今回は今後の重要人物も続々登場。ミランダには、やはり圧倒された。EDを見た時からたぶんこの人がそうじゃないかと思っていたが、やはりそうだった。イメージにぴったり当てはまる。マフディーは、原作よりもちょっとだけかっこよくて、さらに毒気も抜かれてどこか憎めない感じがある。カジミール船長は、すっかりおじいさんという感じでびっくりしたが。夫婦というより祖父と孫に見えてしまう。もう少し若く見せてもよかったのではないだろうか。また船内も、ミランダの性格からすると少し豪華すぎるような気が……。

 タイタニアでも、ザーリッシュの母親が登場。これはイメージ通り。息子達が元気なので、まだ理性を保っている様子。しかしこれも今だけだろう。ザーリッシュはこれから先が大変そうだ。

 

第五話 憧れと、誇りと

 今回は、原作で三行足らずの設定を大幅に脚色してきた殆どオリジナルの話。こういうのがあると、その後の出来事にもより重みを感じられて面白い。しかし、あまりにも脚色されすぎていたため、最後に「シラクサ星域会戦」の語を聞くまで、これがその話だということに気づかなかった。

 不穏なテュランジア公国に特使として赴いたジュスラン。最初私はこれを完全にオリジナルの話で、ジュスランがその政治手腕を存分に披露する話かと思っていたのだが、相手が「能ある馬」ではなかったため手の施しようがなく、結局何もできずに帰ってきてしまうという残念な展開に。原作では全然活躍しないので、せめてアニメでは得意な政治方面で活躍するところを見てみたかったのだが。
 しかし、ジュスラン(及びタイタニア)の性格をよく表した話ではあった。「タイタニアの誇り」はこの先ジュスランが捨てきれずに持ち続けてしまうものではあるし、主砲を向けての交渉を「それもタイタニアだ」と言い切ったりする点もとてもわかりやすい。
 また、周囲のジュスランに対する反応も面白い。テュランジアでは、ジュスランの何を考えているのかわからないポーカーフェイスが大臣達から「狸」と評される。「狸」って……まだ27歳なのに……でもまあ、確かに狐よりは狸に近い感じが……。それにこのセリフを聞いたとき、ジュスランに狸の耳と尻尾がついているところを想像して笑ってしまった。妙に似合っている。

 あと、今回エストラードとバルアミーが登場。しかし、エストラード侯爵があんな穏やかそうな人物とは意表をつかれた。もっと有能でそれ故に不満いっぱいの人物だということが外見から伝わってくるような感じだと思っていたのに、少なくともイドリスの前ではそんな様子をおくびにも出さない。バルアミーも、もっと鋭い感じ(今回出てきたエルウィンのような外見)をイメージしていたのだが、ずいぶんと丸い感じで、あれでは本当に「青二才」という言葉が当てはまってしまう。リディアと並んだら場違いなほどほのぼのとした感じになってしまうのではなかろうか。私としては、とがった雰囲気のバルアミーがリディアに振り回されるというギャップが面白かったのだが、あれではまるで幼稚園の先生みたいというか、なんというか……。有能な野心家(のつもり)のバルアミーはどこへ……。

 

第六話 シラクサ星域会戦

 アリアバートの名誉挽回、シラクサ星域会戦。衛星アニメ劇場の解説役の人からも祝福されていたのは、さすがアリアバートの人徳というべきか。
 ただ、原作のようにあまりに一方的に勝ちすぎてはつまらないと思ったのか、ワイズ中佐の特攻で思わずヒヤリ、というオリジナル場面もあった。それによりワイゲルト砲を使うことのリスクも改めて示された。ヒューリックの場合は、発射後すぐにてんでんばらばらに逃げ出す予定だったから、戦列の乱れとかはどうでもよかったのだろうが、勝つつもりのアリアバートとしては、やはりそうはいかないのだろう。また、先週に続きテュランジアの舞台裏を見せたことで、滅びゆく国の悲哀のようなものを感じることができた。結局大公家も断絶で、自殺した大公妃は……。

 しかし今回一番驚かされたのは、ジュスランとアリアバートの会話シーンである。まさか立体映像とは!銀英伝では一応巨大スクリーンを使っての通話だったので、これは意外だった。銀英伝の方が宇宙に進出してからの時間は長いし、宇宙開発などの技術もずっと進んでいるようなのに、こういうところではタイタニアの方が進んでいるらしい。

 一方ヴァルダナでは、バルアミーが父親を扇動。セリフだけを見ればそれなりの覇気を感じるのに、いかんせんアニメでは顔のせいで「青二才が粋がっている」ようにしか見えないのが気の毒なところ。原作では容貌で損をしているのはアリアバートだが、アニメではバルアミーが損をすることになるようだ。

 

第七話 流星の旗の下に

 ドクター・リー登場。もっと老けた古狸のようなイメージを持っていたのだが、意外にかっこいい。そして、これはこれでよく似合う。出番の増える今後が楽しみである。

 テュランジアが滅びた影響で、流通はガタガタに。豊かだったはずの星もすっかり様変わり。財布をすられても気にしないミランダは、さすが器が大きい。タイタニアのせいで滅びた国はいくつもあるので、その実態が描かれているのは面白いとは思うのだが、タイタニアの繁栄の基盤は富でもあるから、テュランジアを滅ぼした事後処理をきちんとできずにこのような事態を引き起こしている、ということに違和感を覚える。こういう点で、タイタニアは抜かりがないような印象があるのだが。

 また、アニメオリジナルの展開として、原作では殆ど有名無実と化していた流星旗軍が、タイタニアの要塞をおとすという活躍を見せる。その後どうなるかを考えると恐ろしいものがあるが。でもザーリッシュもいいところがないので、アニメでは一度ぐらい活躍しておきたいのかもしれない。
 本当なら要塞にはアリアバートの部下が派遣されるはずだったが、政治的駆け引きができないのに戦意盛んなザーリッシュの希望によりザーリッシュの部下が派遣されていた。このあたりのやりとりは、四人の個性が出ていて面白かった。「余計なことを」と言いたげなイドリスの顔などは、特に。平地に乱を起こすイドリスの言動は、原作の前半ではイライラさせられたものだが、アニメではそれらも含めて見ていると楽しくなってくる。次にどんな嫌味が飛び出すのかも見所のひとつ。

 

第八話 ふたつの出会い

 今回はザーリッシュが大活躍。恐らく最初で最後の活躍だろうが、名声に恥じぬ豪快な活躍ぶりだった。流星旗軍も、重要文化財である要塞を盾にするとは、タイタニアの気風を理解していなかったらしい。温厚な部類に入るジュスランでさえ、必要とあらば自分もろとも味方を含め敵の首脳部を吹き飛ばすのにやぶさかではなかったというのに、勇猛で知られるザーリッシュが重要文化財だからと要塞一つを吹き飛ばすのに躊躇するはずがない。それがタイタニアの恐ろしさだというのに……。
 しかし、要塞が敵の手に落ちたことでザーリッシュがアジュマーンに頭を下げていたが、それを庇うアリアバートはやはりとてもいい人だと思った。状況が違うとはいえ、ケルベロス会戦でアリアバート自身が敗れた時にはザーリッシュからもずいぶん手酷い言葉を浴びせられていたのに、その言葉には一片の悪意もない。イドリスでなくとも、普通なら、何か嫌味の一つも言いたくなるところである。だがそんな様子が全くないのがアリアバートの人徳だろう。
 まあ、今回要塞にいたのはザーリッシュ本人ではなくその部下だったし、その時の戦力に差がありすぎたので、勝つのはもともと無理な状況。そのためか、イドリスも嫌味は控えめだった。ただ、ケルベロス会戦でのヒューリックのワイゲルト戦法にも皆恐らく太刀打ちできなかったであろうに、それでもアリアバートに非難の嵐を浴びせていたところからすると、やはり今回は嫌味は控えめだったと言えるだろう。これは、ケルベロス会戦に比べタイタニアのイメージダウンが小さかったことと、藩王位争いにおいて、ザーリッシュがそれほど危険視されていないことが原因かもしれない。

 今回、ザーリッシュ活躍の裏では、ジュスランとバルアミーの出会いがあった。バルアミーは睨み殺しそうな目つきでタイタニアの旗を見ていたが、相変わらず反抗期の若者にしか見えない。本当に外見で損をしている。

 一方ヒューリックはドクター・リーと直接対面。リーの歯に衣着せぬ物言いが気持ちいい。

 そしてエルビング王国では、リディアが人質としてウラニボルグへ赴くことに。しかしエネルギー鉱山はともかくとして、人質のような役に立たないものを、あまりタイタニアは欲しがらないと思うが……それでも、原作の「借金のカタに無理やり押しかけた」というのよりは自然な感じがするので、これはこれでいいのかもしれない。

 

第九話 小さな風

 副題、「リディア姫の冒険」。ウラニボルグの様子を見ることができたのは面白かった。原作を読んでいると魔宮、というイメージしかないウラニボルグだが、見た目は綺麗で、なんとお洒落な屋台やカフェまである。まあ、あっても不思議ではないのだが、イメージのギャップは面白い。
 しかしリディアがお金に無頓着で、アイスの代金に翡翠を渡したのには違和感があった。船賃も払えないほど貧乏なエルビング王国の王女がこんなにお金に無頓着でいられるものだろうか。原作とは違うと言ってしまえばそれまでだが、アニメでもエルビング王国は貧乏だとあちこちで言われていたし、そのためにリディアもおやつのメニューで我慢を強いられたりしたというのに。とはいえ、交通費に困っているような描写はなかったから、原作ほど貧乏ではないのだろう。リディアにしても、聡いという描写はなされてはいるものの、、原作に比べると「これは只者ではない」という感じは薄くなっているので、アイスの代金に翡翠を渡すというある意味王女らしい(でもリディアらしくはない)行動も、アニメのリディアとしては別に不自然ではないのかもしれない。

 それにしても、いきなりタイタニアの居城に単身不法侵入を図るとは、無茶がすぎやしないだろうか。門前払いを食らわされたというのならともかく、アリアバートに取り次いでもらえるという幸運(イドリスやザーリッシュでなかったのは幸運としか言いようがない)に恵まれたのだから、それに従った方がうまく事は運びそうに思えるのだが。おそらくは、アリアバートの評判を知らなかったのだろうが……。

 また、今回だけを見ていると、アジュマーンやジュスランがリディアを評価して受け入れた理由や、バルアミーがジュスランを見直した理由などについて、どうも釈然としないものが残る。アニメのリディアの言動がわりと常識の範囲内におさまっていてあまり非凡な印象を受けないというのが最大の理由だろうが、タイタニア側もまだアルセスの不祥事に痛手を被る前で、「新しい風」の必要性をさほど感じてはいない。そもそも原作でジュスランがリディアを側に置いたのは、そこに希望を見出したという理由もさることながら、自身のカウンセラーとしてリディアが必要だった、というジュスランの個人的理由によるところが大きい。

 

第十話 エウリヤ崩壊

 変化が近づいてきた。今回が特に顕著だが、アニメではヒューリックのリラへの想いがはっきりと描かれているので、それだけに悲劇が際立つだろう。ただ、原作と違うのは、背後にイドリス(とベルティエ)がいること。原作ではイドリスとヒューリックには全く接点がなかったが、それで原作のようにアルセスを倒して満足してもらっても困るということだろうか。原作よりも悪役らしくなってしまったイドリスには気の毒だが。(もっとも、原作でも必要ならばこのぐらいのことはやるだろうが)

 あと、原作ではバルガシュの繁華街で毎日のように遊んでいたヒューリックだが、アニメではどうも気が進まない様子で、全体的に美化されているように感じる。実際、アニメのヒューリックは原作よりも好感が持てるので、嬉しい変更かもしれない。

 

 

 

 

2008.12.15

 

 

 

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