銀河英雄伝説

〜感想・評価〜

 

ここでは、作品についての評価と感想を述べています。

大好きな作品であり、適切な評価を下せる自信は今ひとつなのですが、

楽しんで頂ければ幸いです。

 

注)・評価は5段階評価です。

 

 

 

銀河英雄伝説

評価(原作)

ストーリー

壮大なストーリー。複数の視点を軸に展開されるのもいい。

オリジナリティ

4+

広大な宇宙を舞台に展開されるのは、人間の悲喜劇。複数の主人公、後世からの視点。

一貫性

5+

綿密な設定が作り上げられている。

話の構成

最初は全3巻の予定だったらしいから、少し…。

文章

4+

イメージを喚起させる。

感動

心を揺さぶられずにはいられない、名場面の数々。

キャラクター

5+

大勢出てくるにも関わらず、忘れられない際だった個性!

ユーモア

5+

そこかしこに見受けられ、思わず笑ってしまう。

ギャグ

B

型破りの世界ではないので、遊び心はユーモアとして表れているものと思われる。

合計

41

総合評価

5+

 広大な宇宙を舞台にしており、ロマンを感じる。だが、それだけには留まらず、複数の視点から描かれることにより、時と空間を超えて、「人間」「歴史」……などというものについて考えさせられる、奥深い作品。状況も刻々と変化し、予想を超えて進むので、目が離せない。当初全3巻の予定だったためか、多少密度に差は見られるものの、全体としては、素晴らしい作品になっている。

感想

好きなキャラクター

ラインハルト、キルヒアイス、ヤン、

ミッターマイヤー、ロイエンタール

(生き残ったのは一人だけ……)

心に残った場面

  • 人が死ぬ場面
  • 星をつかむラインハルト

好きな歌

どれも好きだが、映像を含めると、第四期OPMust be something」。

まるでラインハルトの人生を再現したかのようである。

 名前だけは知っていたものを、ある日テレビ欄にあるのを見つけ、見てみたところ、すぐにはまってしまった。放送は二期まででストップしたが、その後小説を全巻そろえ、さらにその後、残りのアニメも、無事全話見ることができた。

 帝国側の時代がかったセリフまわしはかっこいいし、同盟側のやりとりも面白い。内容も深く、これのおかげで、だいぶ「多様な視点からものを見る」ということができるようになったとも思う。気に入った人物が次々に死んでいくというのも、衝撃が大きかった。色々な意味で影響を受けた作品なのだ。

評価(アニメ)

ストーリー

原作に忠実。当然ながら、素晴らしい。

キャラクター

うまく表現されている。

画像

第四期に入ってから、ちょっと顔が変わったような気が…?

音楽

壮大な世界にふさわしい。

構成

四期にわけられており、メリハリがついている。

演技

5+

キャラクターにぴったり合っており、文句のつけようがない。

遊び心

B

たまに、オリジナルのユーモアも。

オリジナル

所々見受けられるが、よりいっそう内容を深め、素晴らしい。

原作の忠実度

A

基本的に、原作には忠実。

合計

34

総合評価

5+

 大宇宙の広大さや自然の美しさなど、原作の壮大さをよく表現している。たまに、原作を読んでいないとよくわからない描写もありはしたが……。しかし、雰囲気はよく反映されており、全体的に、オリジナルも含め、よくできている。

 特に、最も最近発売された、完全なオリジナルである「叛乱者」「決闘者」「奪還者」の3作は素晴らしい。「決闘者」は映像の利点をフルに生かしており「絵になる」場面が多く楽しめたし、「奪還者」のマルガリータ嬢は、よく田中作品に出てくるような性格で、オリジナルというのが信じがたい。これの原作が出版されてないのが不思議である。「叛乱者」も、なかなか奥深い作品だった。設定も、わずかな「空白の経歴」をうまく生かしており、全く矛盾がない。本編でも、これだけ長い作品で破綻がないというのは大変なことだと思う。

 

 

 

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