リナ=インバース

 

 

本名

リナ=インバース

称号

  • 天才魔道士にして戦士(自称)
  • 魔を滅する者(デモン・スレイヤー)
  • ドラまた(=ドラゴンもまたいで通る)
  • 盗賊殺し
  • 魔法少女
  • 不敗の魔王
  • 破壊の帝王
  • 冥府の王
  • 漆黒の魔女
  • 竜が踏んでも壊れない
  • 大魔王の食べ残し
  • 生きとし生けるものの天敵
  • 世界の破壊者
  • 倫理の破壊者
  • 赤い糸切りのリナ
  • なわとびのリナちゃん

容姿

 ちょっと小柄で胸も小さいが、一応可憐な美少女。自慢は栗色の長い髪。いかにもきゃぴきゃぴとした女の子然とした地声。

「としの頃十七、八の美少女で、ちょっと小柄で栗色の長髪。黒いバンダナにショルダー・ガード。魔道士ふうで、マントを羽織っている」(リナ談)

衣装

SP〜1巻

  • ズボン
  • 長いブーツ
  • 黒ずくめのマント[地に着かんばかり]
    (裏側には隠しポッケがあり、麻の裏打ち布が入っている。
     それの端から出ているひもを結び合わせて簡易ナップザックを作り、おたからを入れるのに使う)。
  • ローブ
    (ゆったりとしたローブを太い革のベルトでまとめている)。
  • ショルダー・ガード
    (大ガメの甲を薄く削って作った肩当て)。
  • バンダナ
    (ブラックドラゴンの髭をなめして織りあげられており、その裏側には、小さな「宝石の護符」が一つはりついている。その宝石が絶えず額を圧迫しており、呪文を唱える時には、そこを精神の集中点としている。三流戦士のなまくら剣なら、このバンダナで受け止められるくらいの強度はある)。
  • ネックレス(銀製。宝石の護符[リナ作]使用)
  • ブレスレット(銀製)
  • ショートソード[ゼフィーリア製]
    (宝石の護符
    [リナ作]が組み込まれ,柄には革も巻いている)
  • 薄革の手袋

#これら全ての色は黒。それぞれに銀糸の縫い取りなどで、アクセントを兼ねた魔道文字が施されている。服全体が一つの結界であり、護符でもある。

2巻

  • ミルク色の貫頭衣
  • 紺のローブ
  • 紺のズボン
  • 革製のショルダー・ガード

#他はこれまでと同じ。

3巻[変装]

白い法衣の僧侶姿で、髪は後ろでポニーテールに。バンダナはそのまま。
(ラハニムに切られた大ガメの甲のショルダー・ガードは、ここで処分)。

4巻

  • セイルーンで新しく買ったローブと黒のズボン
  • 黒のマント[魔道銀繊維を織り込んである]
    (食堂のレッサーデーモンとの戦いで大穴を開けられる)。
  • ショルダー・ガード
    (竜の骨を削ったものなどを重ねて造られており、細い金色の縁飾りがある)。
  • 黒のバンダナ
  • ショート・ソード
  • 要所要所に埋め込まれた宝石の護符。

5巻

魔血玉
(首のところとベルトのバックル、そして両の手首につけた四色の呪符)

6巻以降

ズーマに剣を折られ、右肩のショルダー・ガードが砕け散る。

  • ショートソード
    (名剣とはいわないが、まずまずのモノ)。
  • 黒いショルダー・ガード(材質不明)
    (大ガメの甲を削りだしたのと似ているが、手触りなどが微妙に違う。つやのない黒地に、金の縁取り。左右にひとつずつはめ込まれた宝石の護符。飾り気はあまりないが、持ち上げてみると意外に軽く、つくりもしっかりしており頑丈そう)

#他はこれまでと同じ

衣装の効果

  • ローブ
    (森や草地を歩く場合も多々あるため、長いものは邪魔)
  • ロング・ブーツ(足元保護)
  • 手袋(手の保護用)
  • マント
    (保温の効果もあるし、野宿の時にはシーツになる。森を行く時邪魔になるなら、外してたためばすむこと)。

所持品

 リナの荷物(マジックアイテム一式に、大小様々な宝石類)は、豪邸が土地、傭兵、家財道具一式で丸々買えて、なおかつ一生遊んで暮らしておつりがくるほどの額になる。小さな町なら丸ごと買えてしまうだろう。

 ザックの中には細いロープ(魔力強化がほどこしてあり、小柄なドラゴンぐらいならぶら下げられる)が入っている。

 ズボンのポケットには、薄い鋼板やら針金やらを常備。ショルダー・ガードの下にも薄刃のナイフや針金が隠してあり、同じく鍵開けなどに使える。

 サイフには、スリ防止用に、金属製の細いヒモが結びつけてある。

能力

必殺技

  • インバース・クラッシュ
  • インバース・スクリュー・クラッシュ
  • インバース・ロイヤル・クラッシュ
    (=足が当たったその瞬間、ぐりっ、とひねりが加えられている)
  • (犠牲者の名前)・クラッシュ
    (=犠牲者を敵に投げつける)
  • インバース・トルネード・ストライク
    (=魔風の強風にのって跳び蹴り)
  • インバース・トルネード・デストラクション
    (右の拳[ひねり入り]を放つ)
  • インバース膝かっくん
    (重装備の相手の膝裏に向かって蹴りを放つ)
  • コークスクリューキック
  • 隕石落とし(メテオストライク)
    (レイ・ウイングでぶちかましをかける)
  • 接近戦用隕石落とし
    (=投石。ナーガに対して発動されることが多い)
  • 舌先三寸丸めこみ攻撃
  • 相手の弱い単語並べ立てて、屁理屈ゴリ押し攻撃
  • 責任逃れ
  • いつの間にか問題すりかえまくりの術
  • 因縁のある奴同士をぶち当てて、自分は楽する戦法

剣術

 剣は、並の戦士以上に使える。新米兵士の1ダースくらいなら、軽くあしらう自信はある。ただし、技はともかくパワーがないのが弱点。

 6巻からガウリイに剣を習い始め、さらに腕が上がった。ちなみに、ガウリイに指摘されるまでは、正面からの攻撃をよける時、左によける癖があったらしい。

魔法

専門は黒魔術。精霊魔術では、炎系の術を好んで使う。魔道を習い始めてしばらく、面白くて、色々な魔法のバリエーションを作ったことがあったため、豊富な知識を誇る。魔力、術のバリエーションと応用の点では、ルークを上回る。
 最も得意とするのは、無差別殺戮用広範囲無節操型攻撃呪文。召喚系列の術は、一応いくつか使えるが、自分が目立てないので嫌い。幻術や呪術も使えないー学ぼうとしなかった。

使用言語

  • 人間語
  • ゴブリン語
  • ドラゴン語
  • 混沌の言語

備考

  • 人よりもやや小柄な分、瞬発力とスピードには自信があるが、その分逆に、体力や持久力に関しては、普通の戦士などに比べて、かなり見劣りする。
  • 10人くらいまでなら、魔道を使わなくても気配だけで人数を言い当てることができる。
  • 相手がどれほどのウデを持っているかくらいは、その物腰を見れば、おおよその見当はつく。
  • 諸国の地理や歴史に関する知識がある。

よく使う呪文

1.翔封界(レイ・ウイング)      【88回】

2.振動弾(ダム・ブラス)       【78回】

3.火炎球(ファイアー・ボール)    【77回】

4.明り(ライティング)        【70回】

5.浮遊(レビテーション)       【63回】

6.烈閃槍(エルメキア・ランス)    【53回】

7.炎の矢(フレア・アロー)      【45回】

8.爆裂陣(メガ・ブランド)      【43回】

  1. 氷の矢(フリーズ・アロー)     【41回】

10.竜破斬(ドラグ・スレイブ)    【35回】

10.地精道(ベフィス・ブリング)   【35回】

全呪文使用回数

1003回

72種

経歴

 主人公にして語り手たるみんなのヒロイン、はたで見てるにゃ笑えるが、友達などにはなりたくない、そんな人物。

 ゼフィーリア王都、ゼフィール・シティの出身。実家は雑貨屋をやっている。姉のルナ=インバースが赤の竜神の騎士であり、その影響を受けているためか、非常に高い魔力を誇る。

 その実力と破天荒な性格から、知名度(それも悪い方)がかなり高い。行く先々で盗賊団を壊滅させては路銀を稼ぐうち、いつの間にか凶悪無比のレッテルを貼られていたのだ。リナを倒して名を上げようと襲ってきた連中も多いが、トースト一枚焼くほどの時間より長く立っていた者は、数えるほどしかいない。
 郷里の姉ちゃんの、「世界を見てこい」の一言でこの旅を始め、開始当時は15歳だったが、3巻では16歳、第二部では17歳になっている。

 そして、「スレイヤーズ」全てのエピソード終了後、リナの知名度は、さらに輪をかけて高くなり、同世代以降の魔道士達からは、こう二つ名で呼ばれることになる。「魔を滅する者(デモン・スレイヤー)」と。

備考

  • 7歳以下の時点で、既に「炎の矢」を使うことができ、小さい頃から幼なじみに落とし穴、後ろから跳び蹴り、炎の矢など、おてんばぶりを発揮。逸話には事欠かない。
  • ゼフィーリア・シティ魔道士協会では称号の服を授与されているが、その色はピンクで、しかもフリルつきというとんでもない代物だったため、家族に散々からかわれて夢まで見るという苦い過去がある。ローブは今も押入れの奥で眠っている。
  • 今までリナのまわりに出現した男、というのは、ほとんど例外なく、変な連中ばかり。今まで出会った男の中で、一番マトモだったのと言えば、郷里のとーちゃんくらいのもの(本人談)らしい。無論、恋愛経験はない。
  • ただ、郷里では、リナに言い寄ってくる男も多かった
  • 怪談が苦手なのは、小さい頃、ルナに怪談を聞かされて、理論的ツッコミを入れるたびに、「情緒がないっ!」と鉄拳制裁を受けていたのが何らかのトラウマになっているのかもしれない。(本人談)

功績(公式)

  • クルアサル・シティ魔道士協会の反乱を解決
  • ラグド王国の反乱を解決
  • アトラス・シティの魔道士協会における権力闘争を解決
  • セイルーンの後継者騒動を解決
  • クリムゾン壊滅及びレッサーデーモン大量発生事件の解決
  • ルヴィナガルド王国の連続幼児誘拐事件を解決し、王国を解体に導く。
  • ディルス王国の騒乱を解決
  • セレンティアの争乱を解決

など

滅ぼした主な敵

  • 全国各地の盗賊団の皆さん
  • レゾ
  • コピーレゾ
  • セイグラム(魔族)
  • ザナッファー(魔獣)
  • カンヅェル(魔族)
  • ズーマ=セイグラム(人魔)
  • ラーヴァス(人魔)
  • ドゥールゴーファ(魔族)
  • 竜将軍ラーシャート
  • 覇王将軍シェーラ
  • 冥王フィブリゾ
  • 赤眼の魔王(1/7×2)

功績(その他)

  • 数百にも及ぶ盗賊団の全財産を奪い、解散させた。
  • あちこち見境なく竜破斬をばらまいて自然破壊にいそしんできた。
  • 「魔術の実験」と称して、海岸に大きな死の入り江を作った。
  • ズーマに狙われて初めて生き残った
  • 「トモダチになりたくない奴ベストテン」で常に上位キープ
  • 毎年発行される、「命にかかわる危険な生物ベスト百」とかいう本に載っている。おそらくは、イラスト&詳細な解説つきで。
  • ゼフィーリアでは、「赤い糸切りのリナ」と呼ばれ、その道のエキスパートとして縁切り業界で名を馳せているらしい。この業界でリナの名を知らぬ者はなく、全国的に有名。業界トップレベルとのことだが、リナ当人はそんな業界に入った覚えは全くない。しかし、郷里で、リナが仲を取り持とうとしたカップル達が、ことごとく、通常の三倍近いスピードで破綻していったという事実がある。

 人様に言えない二つ名の数々で知られている。下手に名前だけ売れているため、かたり、でっちあげの話などが、結構あちこちにあったりする。

正体

  • リナ=インバースは、本当の年齢は数百歳、巨城を一撃で粉砕できるほどの呪文を連打できる。
  • この世の混沌を統べる「赤眼の魔王」の五人の腹心のうち魔竜王が、人間の魂を狩り集めるために人の姿に変化しており、ある程度ダメージを与えると、巨大な竜になる。
  • 五百年前に滅んだレティディウス公国の大魔道士で、本人は既に死んでいるのだが、その残留意思を封じられた黒いバンダなが、持ち主を操っている。

功績

  • 全財産を奪われて解散を余儀なくされた盗賊団の数は数千にのぼる。
  • 雷鳴を呼んでクルアサル・シティを灼きつくした。
  • 城を壊した。
  • 王をやっつけた。

性格

 お人好しで、ごたごたに首をつっこむのが好き。また、自身も怒るより先に、人に攻撃呪文をかける(こうすると、ストレスがたまらなくていいらしい)ような性格のため、彼女のまわりにはトラブルが耐えない。
 しかし、仲間に対しては、スジを通したがるし、異種族への先入観、偏見もないため、誰とでも仲良くなってしまう(悪人除く)。
ナーガにたかられて仕方なくおごってあげるなど、面倒見のいい面もある。
(ちなみに、他人とのかるいコミュニケーションのひとつに、リナもよくやる「ツッコミがわりに攻撃呪文で吹っ飛ばしてみる」というのがあるが、本人は一応、ケースバイケースをわきまえているつもりらしい。例えば、親しい人なら爆裂陣。顔見知り程度なら炸弾陣、というふうに)。 

 実家が商売をやっており、リナも小さな時から商人根性を叩き込まれていたせいか、どうも頭がついつい商売の方に向いてしまう。転んでもただでは起きない性格。

 戦闘、頭脳、精神、どれをとっても、あらゆる意味で強い人間。
 しかし、この世でただ一人ライバル視している郷里の姉ちゃんにだけは、どうやっても勝てない。

モットー

  • 悪人に人権はない
  • 自覚すれども反省はせず
  • 神官と、ですます口調で話す奴は信用しない。
  • 銅貨一枚でも粗末にしてはならない
  • タダ働きはポリシーが許さない

特技

  • 針金を使った鍵開け
  • ゆっくりじっくり味わえば、毒入りかどうかの判定ができる。
    (昔、ルナにみっちり仕込まれたらしい)
  • 耳がいい
    (エルフ並と言われたことあり)。
  • 革袋に入っている金貨の音を聞き分けられる。
  • 視力にも自信がある
  • 早口言葉
  • お宝(美術品含む)の鑑定
  • 屁理屈
  • 悪口
  • ぶりっこ(魔術の次に得意らしい)
  • 料理(ルナに仕込まれた)
  • 包丁さばき(名人級)
    (同じく、昔郷里の姉ちゃんにとことん仕込まれたらしい)
  • 家事全般(ナーガと五分)
  • 即席で必殺技名を思いつく。

弱点

  • 郷里の姉ちゃん
  • 背が低く、胸も小さいこと。
    (一番気にしている)。

好きなもの

  • 攻撃呪文
    (三度のメシと同じくらい好き)
  • おいしいもうけ話
  • 盗賊いじめ
    (楽しいのは、1.お宝の品定め、
           2.盗賊とのかけあい)

嫌いなもの

  • じめついた蒸し暑い夏の夜
  • 腐ったゾンビのにおい
  • 他人に迷惑をかけても知らん顔の奴
  • 権力だの他人の力だのに頼って偉そうな顔をしている奴
  • 女を道具か何かみたいに扱う男
  • 自分が女であることに甘えまくっている女
  • チャレンジする前から、だめだと決めてかかってあきらめる奴
  • 細かいことにいちいち突っ込む奴
  • 努力
  • 根性
  • スカート
  • 馬車
    (路銀惜しさも半分ながら、乗り心地の悪さが大きい)

苦手なもの

  • 郷里の姉ちゃん、及び同タイプの人間
    (過酷なスパルタ教育を受けてきたため、今でも苦手意識がある)
  • ゴキブリ
  • ナメクジ
    (ミミズ、毛虫、クモなどはそうでもない)
  • 寒さ
    (寒い時は、薄着しても12枚。15枚重ね着していた時もあり)
  • 怪談や幽霊話
    (相手が形あるアンデッドなら平気)
  • 心配されること
  • 手加減

嫌いな色

ピンク

好きな食べ物

  • アウトドアで,魚に塩ふって焼いたもの
    (小さめの魚なら、頭からまるかじり。
     はらわたが一番おいしいとか)。
  • ラテル芋
  • ミルサー魚
  • ニギタケ
  • ペルモプディング

嫌いな食べ物

香茶の中でも、香りが強いタイプのもの
(薬くさく感じられるらしい)

華麗なる食欲

  • 定食四種類食べて、腹八分目。
  • 制限時間内で焼肉10皿あっさりクリアー。20皿で腹八分目。さらにあと十皿ぐらいならたぶんなんとか入る。
  • 軽い昼食に、「ポタージュスープ、蒸しロブスター、子羊ソテー、ローストチキン、サラダ、バケット」
  • 軽いお昼ご飯用として、魚十二匹
  • パニックになると、定食二人前すらのどを通らない。

 

 

 

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