国不明

 

<アサシン村(仮)>

<主なみやげもの>

アオリ文句:「シビれる味」「天国の美味」など

(お城の模型に王様の頭がのっかっているおもちゃ。城の窓におもちゃの短剣を突き刺していくと、そのうち、からくり仕掛けで王の首が飛び出す。何人かで交互に剣を刺し、王の首を飛ばした者の勝ち。)

 

<ウランバールの町>

 かなり大きな町。メリルやレナードの所属する賢者連盟がある。ここには周辺の、ごく一部にしか生えていない、「幻の花」と呼ばれるアニムジアの木がある。花咲く頃には、地元の人はもちろんのこと、わざわざ遠くからこの花を見にやってくる人も集まり、アニムジアの木のまわりには、むやみやたらな人だかりができあがる。故に、その数日前から辺り一帯では熾烈な場所取り合戦が繰り広げられることとなり、多数の団体が参加する。

(魔道士協会、ウランバール賢者連盟、ミドッヂ一家、ウランバール商工連盟、聖槍騎士団 等)

 

<カルミドーン・シティ>

 町から離れた丘の上に、ロード・カシミオンの城を眺める城下町だが、城下町としての規模は、かなり小さい方ではある。その町の外に広がる広大な森は、代々呪術師が所有する土地で、面妖な植物が生息しまくって、時々、正体不明の動物の雄叫びが聞こえるとかいう話である。

 また、「カルミドーン・シティに、めちゃめちゃ可愛い呪術師がいて、いろんな男に言い寄られて大変らしい」との噂も。

 

<キュリアン・タウン>

 さびれたーとまでは言わないが、決して大きな町ではなく、主要な街道からも外れている。知らないでいれば、旅の途中にたまたま立ち寄ることすらないだろう。そんな町。

 そこに、「ジョージのケーキショップ」がある。そこのケーキはまさに、至高の味。噂をはるかに超越した、究極の味わい。店主が近くの山で原材料から栽培しているそうだが、それは見ない方がいいだろう。

―リナ=インバースさんからのメッセージー

<おいしいケーキが食べたいのなら、山あいの町に来て下さい。

 キュリアン・タウン。そこに、ジョージのケーキショップはあるはずです。

 もしも店が閉まっていたなら―――

 ……ごめん……ひょっとしたらそれ、あたしのせいかもしんないです……>

 

 <キルギス・シティ>

 ロードの娘ローリィの親戚がいる。

 

<クービックの町>

 山あいにあり、さして大きくないとはいえ、そこそこ大きな街道に面した、それなりのにぎわいを見せる町。午後の通りには、まばらではあるが露店が並び、にぎわっている。この近くの領主はアランタイズ。

 

<クォーランド・シティ>

 町外れにロード・ティランドーの居城があり、魔道士協会もある。

 

<クラウワードルン>

 町。グラシード手芸愛好会がある。

 

<クランドール・シティ>

<風紀委員425人衆の例>

 

<クルアサル・シティ>

・以前、魔道士協会のハミンガム元評議長の横暴に耐えかね、副評議長が中心になり反乱を起こしたことがあった。魔道士協会はじまって以来の不祥事と、各地の魔道士協会は討伐のための人員を送り込んだのだが、その結果、ハミンガムの非道が各地に伝わり、ハミンガムは牢屋行き。ここの魔道士協会は、人材少ないらしい。

 

<クルシダの村>

 海に面していること以外に、取り立てて何もない、小さな漁村。山と海とに囲まれている。人が全く通らないわけではないが、たいていの旅人は、足を休めることすらなく、ただ黙って通り過ぎるのみ。だが村人は、「私に脅されたのを理由に、平気で追いはぎをやるような連中」と、魔族からも下司呼ばわりされる始末。謎の釣り竿男と光の剣の戦士によって、その魔族は滅びたが、村ぐるみで旅人を殺害していたことが明るみに出ることになった。現在この村がどうなっているのかは不明。

 

 

<クロンベルクの町>

 地竜王を祀る教会がある。

 

<ゴドア村>

 ラノークから北に延びる街道をしばらく行ったところにある、小さな村。村人全員合わせても、五十人いるかいないか、という小さな村。

 ここで以前、村人全員がローザにより人質にされるとの事件があったようだが、その後役人が調査しても、なぜか村人は皆口をつぐみ、何も語ろうとはしなかったという。

 

<ザニールの町>

 デラザック・シティの近くにあり、以前は、こことその町を結ぶ乗合馬車もあった。

 

<シュリガン・シティ>

 昼のシュリガン・シティは、まずまずのにぎわいを見せている。都会、と呼ぶにはやや規模も小さく、人の数も多くはないが、適度にひらけて適度に自然も残っている、なかなかいい街。また、ここにはおいしいラム肉料理の店もあるらしい。

 以前、ここの魔道士協会で、書庫が度々荒らされるという事件があったが、無事解決したらしい。

 

<セルリアン・シティ>

 かつて、ここで魔道士協会主催のリナ=インバースサイン会が開催され、ピンク色でフリルのついた称号の服(デイグリー・ローブ)を着たリナの姿を拝むことができたという。また、この魔道士協会には「紫色の脳細胞を持つ」エイプリルが所属している。

 

<ツェーベの村>

 暗殺結社「薄暮の幻影(トワイライト・イリュージョン)」との関係が疑われる、彼らがナーガを連れ去った場所。

 

<ティアギアス・シティ>

 

<テールズ・シティ>

 交易の街。北にヴォルンの村(キャニーの出身地)がある。

 

<テシーモの村>

 山あいにあり、人口もそれほど多くない村なのだが、ここには魔道士協会の支部があった。なんでも、このあたりで、ある季節にしか採れない野草が魔道の材料になる、とかいうことで支部が設けられたらしい。

 ちなみに、村人は全員、ニセブランド商品とかにものすごく引っかかりやすいタイプ。なんだか権威のありそうな肩書きやら地名やらにすっかりだまされて、あっさり相手を信用してしまう。

 

<デラザック・シティ>

 かつて、この町とザニールの町とを結ぶ乗合馬車組合があったが、色々あって倒産。現在は、牛乳配達組合として再出発している。

 ちなみにここの裏路地は、結構入り組んでいる。

 

<ニブスの村>

 ざっと見て、家はせいぜい三、四十軒。本当に小さな小さな村。

 しかし、ここで採れるイモがやたらと旨く、その隠れた名物の芋―ラテル芋(*)のもっぱらの得意客が王族や貴族で結構いい値で売れるため、見かけとは裏腹に、結構金持ちだったりする。

 また、この村には

「力ある者の心闇に堕つる時、其は魔王と化し、世界を滅びの淵へと導かん。

 されど、人よ絶望するなかれ。光掲げる剣士と魔道士現れ出て、深き闇を打ち払うであろうー」

という予言が伝わっている。現在の村長の祖父が記したものが、代々伝わっていたらしい。

(*)ラテル芋―この村近くの山でしか採れない、隠れた名物。

<隠れた名物にうまいもの無し、というのがよくあるパターンだが、ことこれに関しては、噂通りーいや、期待をはるかに超えたおいしさだった。食感は、ほっこりとしていながらも、パサつく感じは全くなく、なんともいえない自然な甘みがある。>

(リナ談)

 

<バモンド・シティ>

 交易の町。こういった商業都市の例にもれず、ここの下町もやはり、あまりガラのよくない連中が集まっていたりする。

 この町のあるお屋敷では、エレミーとガードナーが、今頃幸せに(?)暮らしているはずである。

 また、かのリナ=インバースが食堂の全店制覇に挑戦し、殆どの店をクリアしている。

 

<バリスの村>

 

<プラミズの村>

 ルナ似のカーシャ=ライドパーク(かつては「ラルティーグのハイエナ」とか呼ばれていたらしい)が小さな果樹園を営んでいるとか。

 

<プロカル・シティ>

 なかなか活気のある街で、通りには露店が建ち並び、行き交う人の数も多い。領主クライヴェル候の城もある。ちなみに、ここから少し南に下ったところには、「煙の出ない魚焼き網」を発明した魔道士グリムワルドが住んでいる。

 

<フロネーズの町>

 さして大きくもない、のどかな町。あちこちに空き地があり、町のそばには山がありーと、子供たちの遊び場には事欠かない。この町を通る街道をしばらく行くと、わりと大きな城下町がある。

 リナ達が、ラギアソーンと共に、ペットのジョンを探した町でもある。

 

<ベルナ・シティ>

 絹織物などで、少しは名の通った町である。町の中心には高級住宅街。それを取り巻くように商店などが並び、その外側にはごく庶民的なたたずまいの下町風景がひろがっている。織物などの工房があるのはさらにその外で、昼間ともなればそこかしこから、機織りの音が響いてくる。

・バモンド・シティとは二日の距離にある。

 

<ベルミックの町>

 さして大きくはない町だが、やや離れたところにロード・ジオラントの居城がある。以前、ここで呪術によるロード暗殺未遂事件があった。また、この町には、「ティータイムケーキ食べ放題コース」を実施している店もある。

 

<マレネイド・シティ>

 商業のさかんな、わりと大きな町。この町一の大商人は、カール=ブライアンで、その娘レイリーは、ナーガの小さい頃にそっくりらしい。

 

<メルカドの町>

#それにしても、この町の名前……ついつい「メルキド」を連想してしまう。間違えやすい町の名前トップテンの上位に入るかもしれない。

 

<ラウルア>

 港町。ダーク・ウルフの本拠地だった。

 

<ラノークの町>

 大きな街道からも外れた、これといった特色もない小さな町。

 

<リシャールの町>

 かつて、タチアナ一派とマーティン一派がファッションを巡って血で血を洗う抗争を繰り広げ、最後には移動要塞まで登場し、町の一部がクレーター化したことがあった。

 

<ロアドール・シティ>

 魔道士協会がある。クランドール・シティとは往復で数日の距離。

 

 

 

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