精霊魔術

<水>

 

氷結弾(フリーズ・ブリッド)

映像

蒼く輝く光球が、着弾したところを中心に、その周囲を凍結させる。

 「火炎球」の氷バージョン。冷気の塊をぶつけ、相手を氷漬けにする術。

<備考>

  • 「火炎球」と同時に唱えると、呪文の相互干渉により、両方とも消滅する。
  • たとえ鎧に全身を覆われていようとも、普通なら一撃で、よくて全身しもやけか、悪けりゃ心臓マヒでぽっくり、である。

使用された回数

37回(11位)

主な使用者

リナ(17)、ナーガ(15)他

 

氷の矢(フリーズ・アロー)

 自分の周囲に氷の矢を無数に出現させ、目標に向かって一直線に飛ばすという、「炎の矢」の氷バージョン。

<アレンジ・バージョン>

  • 矢を自分の後ろに出現させることもできる。
  • 出現させた氷の矢をその場に留めたまま、敵に対する「壁」として使うこともできる。(そして、好きな時に「GO!」で飛ばすことができる。)
  • 普通に術を唱えたなら、出現する矢の数は、十数本がせいぜいだが、増幅の呪文をかけると、数十本の氷の矢を出現させることができる。

<備考>

  • 炎の矢と違い、闇の中で見切りにくい。
  • 一撃必殺の威力はないが、当たれば、うまくすれば相手は行動不能。そうでなくとも、その行動力を、かなり殺ぐことができる。

使用された回数

121回*ナーガの最多使用呪文

主な使用者

リナ(41)、ナーガ(48)他

 

 

氷の槍(アイシクル・ランス)

 複数の「氷の矢」を一本にまとめ、単体の目標に向けて放つ「炎の槍」の氷バージョン。

<備考>

 ファイヤー・ドラゴンなどに有効。

使用された回数

10回

主な使用者

リナ(4)他

 

 

氷窟蔦(ヴァン・レイル)

映像

術者の手を起点に、術者の立つ場所だけを避けるように、白い螺旋が四方に延びる。その十数条の氷の糸は、螺旋を描いて壁と床、天井を這い回る。

 壁などに押しつけた術者の手を起点に、無数の氷の蔦を壁、床、天井などにそって這わせる術。これに触れた者は、一瞬にして氷にからめ取られ、よくてその場に足止め、運が悪ければ一瞬にして氷漬け。

<備考>

  • 目に見える白いツタは、凝縮された魔力の冷気。触れたものを氷の彫像と化す。
  • 森の中や、屋内で使いやすい。

使用された回数

11回

主な使用者

リナ(9)、ナーガ、ゾナゲイン

 

 

水気術(アクア・ブリーズ)

 水そのものを呼吸できるようにする術。

<備考>

  • 深くは潜れるが、機動性は低く、呪文も唱えられない。
  • 一度かけてしまえば、しばらくの間自動的に作用するので、術の維持に集中する必要はない。

使用された回数

2回

主な使用者

ギュラン他

 

 

浄結水(アクア・クリエイト)

身振り

ひとかかえほどの球を持つようなイメージで、両手を前に伸ばす。

 単に真水を少し出現させるだけの術。

<備考>

  • 本来は、旅先などで、飲み水を調達するためのもので、普通は両手に壺か何かをかかえて術をとなえる。
  • ごく簡単な呪文で、呪文丸覚えで使える。
  • 出現させられる水は、分量にして、水差し一杯分ほど。
  • 相手の頭上に水を出現させることも可能。

使用された回数

3回

主な使用者

リナ(2)、マリア

 

 

氷霧針(ダストチップ)

 爪先ほどの小さな氷の矢を、無数に放つ術。殺傷能力、射程距離、双方ともに微々たるものだが、当たるととにかくひたすら痛い。

使用された回数

1回

主な使用者

 

 

砕氷塵(グレイ・バスター)

【弱冷気の呪文】

映像

空気中の水蒸気が凍結し、細かなきらめく結晶となって宙を舞うダイヤモンドダスト現象が発生するため、見た目には非常に美しい。

 辺り一帯の気温を一気に下降させ、範囲内にいる生物を凍結させる。この術をコントロールして威力を抑えれば、「弱冷気の呪文」としてクーラーがわりに使える。

<備考>

 魔道士達は、魔道士協会に所属した時点で、このごく弱い冷気の呪文を最初に学ばされる。

使用された回数

3回

主な使用者

リナ、ナーガ、アメリア

 

 

幻霧招散(スァイトフラング)

 術者を中心に、霧を発生させる術。

使用された回数

2回

主な使用者

リナ、ミリーナ

 

 

水母召(ゼラス・ゴート)

 ナーガのオリジナル呪文で、クラゲを呼び寄せる術。

使用された回数

2回

主な使用者

ナーガのみ

 

 

氷魔轟(ヴァイス・フリーズ)

 「烈火球」の氷バージョン。氷系最強の呪文である。

<備考>

 火炎系最強の攻撃呪文である「烈火球」とぶつかり合うと、ド派手な音と閃光と、やたら濃い煙が生まれるだけで、破壊力そのものは相殺消滅する。

使用された回数

1回

主な使用者

ナーガのみ

 

 

水竜破(シーブラスト)

 水面に大きな波を起こす術。その波の大きさは、中型の帆船程度ならひっくり返せるほど強力なもの。

<備考>

  • 水面に直接手をつけていないと発動させることができない。
  • 水面下には影響を与えることができない。

使用された回数

4回

主な使用者

リナ(2)、ナーガ(2)

 

 

霊氷陣(デモナ・クリスタル)

 地面から突然濃い霧を吹き上げ、その内部にいる者達を一瞬にして凍結させる術。

使用された回数

1回

主な使用者

ナーガのみ

 

 

冷波吠(ハウル・フリーズ)

 強力なブリザードを巻き起こし、その内部のもの冷気によるダメージを与える術。

<備考>

 一撃で致命傷にはなりにくいが、回避するのは至難の技で、なおかつ凍えによる行動制限のおまけつき、というかなり強力な技なのだが、当然ながら、辺りにもかなりの冷気を撒き散らす。寒い時にはあまり使いたくない術である。

使用された回数

0回

主な使用者

ナーガのみ

 

 

魔結球(フリーズレイン)

 空中に、一抱えもある氷の球を作り出し、そこから周囲に向けて無数のツララを打ち出し続けるという、ナーガ・オリジナルの術。その後は、氷の球が破壊されるまでツララの放出が止むことはない。

使用された回数

2回

主な使用者

ナーガのみ

 

 

結破冷断(ライブリム)

 前方に向かってかざした手のひらから、冷気の波動を放ち、その波動に触れたものを氷漬けにする。同じ単体を攻撃する魔法である「氷の槍」より射程距離は短いものの、桁違いの威力を誇る強力な術。

使用された回数

1回

主な使用者

リナのみ

 

 

凍界結(ラーフリーズ)

 ルーク使用。目標に触れたまま使うと、術者の手も、その氷にはりつけられてしまう。

使用された回数

1回

主な使用者

ルークのみ

 

 

 

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