その他・系統不明

 

四霊交混地水覆(ボガーディク・エルム)

系統

精霊魔術―地水

 地精と水精に干渉し、周囲一帯の地面を泥水で覆う術。単に水で覆うだけではなく、水田のように地面の表層も泥と化しているので、かなり身動きが取りづらくなる。SP12巻まで、リナも知らない呪文だった。

使用された回数

2回

主な使用者

ナーガ、カルアス

 

 

黒霧炎(ダーク・ミスト)

系統

精霊魔術

 暗黒の霧を生み出して、ある一定の範囲を包み込み、視界を塞ぐ呪文。これに包み込まれた空間は、視界が完全にゼロになる。中から外も見えないが、外から中もまたしかり。外側から、炎か何かで照らしてみれば、黒い巨大なわだかまりのようにしか見えない。

<備考>

  • あからさまに怪しいので、おとりに使える。
  • 壁の外から内部に対して使うことも可能。
  • 霧の中では、たとえ魔法で作り出した光であっても、黒い霧によって打ち消されてしまう。
  • 一旦生み出された闇は、術者の集中なしにその場に止まり続ける。

使用された回数

11回

主な使用者

リナ(1)、アメリア(1)、ルーク(6)、

ズーマ(3)

 

 

増幅(ブースト)

詠唱呪文

四界の闇を統べる王

汝の欠片の縁(えにし)に従い

汝ら全員(すべて)の力もて

我にさらなる魔力(ちから)与えよー

 この呪文で、魔血玉の呪符が発動。術者の魔力容量を増幅させる。

主な使用者

リナ

 

 

蒼穹の王(カオティックブルー)の力を借りた呪文

系統

黒魔術

呼びかけ

「異界の王、「蒼穹の王」!」

「汝が血玉をその代価に、我が前にその力を示せ!」

映像

蒼穹(そら)がかがやく。水面に波紋が広がるごとく、光の波紋が広がって、その中心から降り立った、蒼白い光は柱となって、対象を撃つ。

主な使用者

リナ

 

 

白霧(デス・フォッグ)の力を借りた呪文

系統

黒魔術

呼びかけ

「異界の王、「白霧」!」

「汝が血玉をその代価に我が前にその力を示せ!」

映像

対象のまわりの空間が白く染まる。それは確かに、霧に似ていた。霧が渦巻く。虚空(うつろ)が吠える。

 

 

闇を撒くもの(ダーク・スター)の力を借りた呪文

系統

黒魔術

呼びかけ

「異界の王、「闇を撒くもの」!」

「汝が血玉をその代価に、我が前にその力を示せ!」

映像

空間が低い唸りを上げ、瞬時に広がった黒い何かが、目標を飲み込み、収束する。対象の声すら飲み込んで、それは無限小へとー虚無へと向かって圧縮させる。

 

 

「赤眼の魔王」の力を借りた防御呪文

映像

術者のまわりに、真っ赤な霧のようなものが発生して、しばらく術者のまわりにわだかまり、呪文を防ぐ。霧は、やがてゆっくりと薄れてゆく。

 リナの「竜破斬」をも防ぐほどの防御力を誇る。

主な使用者

コピーレゾ

 

 

ルーンストライド

 光の槍を生み出す。

主な使用者

メンフィス

 

 

メギドアーク

 対象の体が、爆発にすら似た紅蓮の炎に包まれる。

主な使用者

メンフィス

 

 

カオティク・ディスティングレイト

映像

光の奔流が押し寄せる。

主な使用者

ミルガズィア

 

 

ロラーザロード

 大地の精に干渉して、本来不動のはずの地面を、ほかの場所との歪みを生むことなしに、コントロールして高速移動させる。その上さらに、地面の移動する速度と方向に合わせて、風を吹かせているので、移動者は風も感じない。ものすごくハイレベルな術だが、ミルガズィアにとっては、「こんな術を組み上げてみた」と、「ちょっとした生活の知恵」のようなものらしい。

主な使用者

ミルガズィア

 

 

ゼラス・ファランクス

映像

生み出し、放った十数発の光球が、あたりにいる対象のことごとくを、瞬時に追尾・撃破する。

 おそらく、獣王牙操弾の対多数用のもの。

主な使用者

ミルガズィア

 

 

ヴラバザード・フレア

 天井の一部をあっさり蒸発させて穴をあける程の威力。

主な使用者

ミルガズィア

 

 

カオス・ベアード

 自らのヒゲを伸ばし、自在に操る。復活させた古代の魔法らしい。

主な使用者

シド

 

 

〜様々な魔道技術〜

 

 

<ゴーレム作成術>

 

 

<アンデッド製法>

【スケルトンの製法】

 残った骨に低級霊を憑かせる。

【ゾンビの製法】

 死体に傀儡虫(デスウォーム)を寄生させて運動中枢をコントロールするか、死の自覚がない浮遊霊などを、それが自分の体だと思いこませて憑依させるか。

 

<人造人間(ホムンクルス)>

 魔道の術によって、人工的に造り出された人間のこと。

【スモール】

 男性の体液から造り出した小人のこと。昔からある技術。

【コピー】

 動物の骨や魔法薬など、様々な材料と人間の血とをミックスし、造り上げられた人造人間のこと。完成した人造人間は、血液を提供した人間と、まったく同じ外見・基本能力を持つ。

 

 

<合成獣(キメラ)の製法>

 

 

<使い魔(ファミリアー)>

 

 

<「風」を利用した魔道技術>

 

 

<宝石精製>

 「宝石の護符(ジュエルズ・アミュレット)」を作る。リナも使用。製法の詳細は企業秘密。

  1. 方角を確認したうえで、魔法陣の描かれた紙(大きさは縦横共に、両手を軽く広げたくらいで、エルフの女性の肌のような色つやをしている)を床に拡げる。
  2. 木製の小さな板に、ある方法で作ったインクをつけ、別の小さな紙に、小さな魔法陣を捺印する。
  3. 床の魔法陣の中心に無傷のルビーを一つ置き、それの上に、先程の小さな紙をのせる。
  4. 「火」の呪文を口の中で唱えると、小さな紙が炎を上げ、一瞬にして灰と化す。今の術で、紙に押された魔法陣をルビーに封じこめたことになる。
  5. 同じ種類の宝石を左手に軽く握る。そして、魔法陣を封じた宝石の上に手をかざし、「風」の呪文を唱える。すると、手の中の宝石が、まるで、乾いた土の塊のように他愛なく崩れ去り、ルビーの粉の雨となり、下のルビーに降り注ぐ。
  6. 同じ作業を幾度か繰り返し、床の魔法陣にルビーの粉の山を築く。
  7. 小瓶の中の透明な液体をその山に振りかけ、上に左の掌をかざす。
  8. 「地」の呪文、「水」の呪文を、あるパターンで組み合わせながら唱える。かざした手のひらが火照り、ルビーの粉が一瞬まばゆい光を放つ。
  9. 掌をどけ、山だったものがダンゴ状になっていたら大成功。あとは待つだけ。素焼きの器みたいにざらざらだった表面が、まるで溶けていくかのようにみるみる艶を帯びてゆき、その中に魔法陣を封じた、大人の拳ほどの大きさのルビー―「宝石の護符」の完成である。

 

 

<傀儡(くぐつ)>

 

 

<「不死」の契約>

 魔族と「不死の契約」を取り交わしたものは、自らの魂を「契約の石」に封じ込めたらしい。かりそめの不死を得た者は、たとえ切ろうが突こうが死ぬことがなく、契約を交わした若さのままで生きたという。

【不死が失われる時】

 

<魔族との契約>

 呼びかけの声と同時に、大地から光が吹き出し、光が大地を疾り抜け、その軌跡が大地に北を頂点とする逆五紡星を描く。その紋の中心に、ゆっくりと、わきだすように、大地から純魔族が召喚さsれる。そして、純魔族は術者の命令に従う。ちなみに、呼びかけの言葉は、

「来たれ!我が魂を代価に結びし盟約に従いて!

 遙けき北の大地より、とくこの地へと!

 我が盟友(とも)「(魔族の名前)」

というもので、このことからすると、術者の魂を代価に、魔族と契約を結べるようだ。

 

 

<屍肉呪法(ラウグヌト・ルシャヴナ)>

 純魔族のみがなしえる恐るべき呪法。この呪いをかけられた生物は、無限に再生する一個の肉体に変えられ、己の表面から生まれる無数の蛇に自分自身が食われ続け、永遠の苦痛を味わうことになる。呪いをかけた魔族が死なない限り、この苦痛から解放する術はない。

 

 

<アストラル護身術>

 

 

<解呪>

 呪いや、持続力のある呪文の影響を解く術。高位の神官のみが使うことができる。詠唱時間が長すぎるため、戦闘中には使うことができない。作品中では、シルフィールが一度使用していた。

 

 

<防御の呪文>

 白魔術による防御結界を張る術。精霊魔術による風の結界に比べ、ケタ違いの防御力を発揮することができるが、強力になればなるほど一気に大きな魔力を消費してしまう。ちなみに、シルフィールの使ったこれは、あの「暴爆呪」を防いだ。

 

 

<四霊封陣(ヴァルマシード)>

 

 

<隔幻話(ヴィジョン)>

 

 

<破法封呪(ルーン・ブレイカー)>

 

 

〔探索〕

 魔力を感知することで、特定の物品がある場所を探し出せる術。ただし、そのためには、正確にその物品の魔力の波形を認識しておく必要がある。本編でゾルフが使用していた。

 

〔プロテクト〕

 「探索」が効かないようにする。ただし、魔法探査を封じるには、対象となるものの魔法的な仕組みがわからなければならない。本編でリナが使用。

 

〔入れ食いの呪文(仮名)〕

 リナ・オリジナルの術で、使うと魚が面白いように釣れる。魚の全滅を防ぐため、非公開。

 

〔逆リカバリイ(仮名)〕

 「治癒」の応用で、「傷を治そうとする力」を極限近くまで早めて、その方向を逆転させる。些細な傷でもあっという間に致命傷に。リナ・オリジナルの術だが、邪法に近い。

 

〔「眠り」で寝てる人を起こす術〕

 

 

〜特殊能力〜

 

<神託>

 

 

<思念波(テレパシー)>

 言葉ではなく、精神を使って誰かと意思の疎通を行う術。性格には呪文ではなく、天性の素質がなくては発揮できない能力。ハルシフォムが使用。

 

 

 

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