スレイヤーズシリーズ

〜感想・評価〜

 

ここでは、作品についての評価と感想を述べています。

大好きな作品であり、適切な評価を下せる自信は今ひとつなのですが、

楽しんで頂ければ幸いです。

しかし、なにぶん個人的なものですので、
もし気分を害することになったらすみません。

 

注)・評価は5段階評価です。

 

 

スレイヤーズ!

評価(原作)

ストーリー

ミステリーなど色々な要素が詰まっており、また奥行きもある。

オリジナリティ

5+

魔法体系の構築、そして何より一人称の主人公のあの性格!

一貫性

4+

それなりに細かく設定がなされている。呪文の設定など細かいところではたまに綻びもあるが、気になるほどではない。

話の構成

色々と伏線も張ってあり、よくできている。

文章

すんなり溶け込める。

感動

いつも最後には感動。

キャラクター

独特の味があり、ギャグもシリアスもこなす。

ユーモア

5+

笑いの中に深みがある。

ギャグ

A

笑いが止まらない!!

合計

47

総合評価

5+

 大変ユニークな作品である。型破りの発想でこれまでにないタイプの主人公を生み出した。特に現代の「常識」や物語の「お約束」を逆手にとったユーモアやギャグは秀逸。笑いが止まらず、それでいて奥の深い優れた作品である。

*この作品を機に、他でもこのようなタイプの主人公をちらほらと見かけるようになったと思う。それだけこの作品のインパクトは強かったのだろう。

感想

好きなキャラクター

リナ、ガウリイ、ゼロス

好きな場面

第一部最終話、第二部最終話

舌先三寸で窮地を切り抜けるリナ、

リナの盗賊いじめ、ガウリイのボケ

使ってみたい呪文

  • 翔風界(レイ・ウィング)
  • 弱冷気の呪文
  • 暴爆呪(ブラスト・ボム)
  • 竜破斬(ドラグ・スレイブ)等

好きな街

セイルーン。形がかっこいい。

好きな歌

OPGet along」「Give a reason

  「Breeze

EDKUJIKENAIKARA!

他「somewhere

 「この世界のどこかで」

 私がまだ中学生だったころ、この作品が図書館のアンケートで一位になった。もっとも、この種のアンケートは票にばらつきがあり、無記入の場合も多いため、一位と言っても10票ちょっとではあるのだが、一部の人たちの間でかなりの熱と共に話題に上っていたのは知っていた。それで、ためしに読んでみたら、たちまち虜になってしまった。

 読んでいると笑いが止まらず、家族に不気味がられたり、ぱらぱらと立ち読みしていて笑いをこらえきれず、恥ずかしかったり…といったこともあった。

 しかし、これだけ笑いながら、感動もできるというのがすごい。特に第二部ではシリアス色も強く、色々と衝撃を受けた。そして、最後もとてもいい終わり方になっていたと思う。あのガウリイも、最後だからか(信じられないことに)もの凄くかっこよかったし。

 とにかく、様々な意味で衝撃的な作品であった。これだけ強烈な印象をもたらしたこの作品を、私は忘れないだろう。

評価(アニメ)

ストーリー

とりあえずツボは押さえているのでは。

キャラクター

アメリアがかなり子供っぽくなってしまってるような…。

画像

普通。

音楽

いいと思う。

構成

やはり原作に比べると点が辛くなってしまう。

演技

だいたい合ってると思う。

遊び心

オリジナルにありありと。

オリジナル

それなりに笑える。

原作の忠実度

C

呪文の設定などがだいぶ簡略化されて原作から見ると矛盾が目立つ。ストーリーも半分以上がオリジナル。

合計

31

総合評価

4+

 映像で細かい呪文体系などを説明するのは困難であろうから、簡略化したのは理解できるが、例えば「魔風(ディム・ウィン)と唱えるべきところを「風魔砲裂弾(ボム・ディ・ウィン)」と唱えるなど、回避できる矛盾もある。この辺はもう少しなんとかしてほしかった。また、ギャグの割合を高めたのはいいとしても、いささか度が過ぎてアメリアがまるでバカみたいになってるのもひっかかった。ユーモアの割合もあまり高くない。

 …と、このように、原作を先に読んでいたので色々と文句も出てくるが、これ単体で見れば、なかなか面白い作品になっていたと思う。オリジナルでは結構笑ったし。ちなみに、一番好きなシリーズは「NEXT」。ギャグとシリアスがほどよい具合で混ざっていたと思う。

 

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