ロスト・ユニバース名言集
ケイン「それに、二十世紀の地球の出版物の中には、はっきりと、
「悪人に人権はない」って明記したものもあるんだ」
(1巻―
アリシアかキャナルのコレクション?それとも無意識下での同調?
キャナル「で、依頼料の話ですけど。私の口封じも含めて一万クレジット…」
「と、言いたいところですけど、うちのケインも悪かった
わけですし、おまけして5千クレジット」
(1巻―
相場は千クレジット
(百万円相当)らしい。アッサラームの商人に勝るとも劣らない商売人ぶり。
ケイン「誰だ?キャッチセールスと宗教の勧誘はお断りだぞ」
(1巻―
先手必勝。
スターゲイザー「……今度こそ……銀河に悪夢を……」
(1巻―
SF
のセリフらしくないなあ……。悪役のセリフとしてはありがちだけれど。
ケイン「けど子供のケンカも大人のケンカも、勝つためのノウハウ
ってぇのに、そんなに大きな違いはねえと思うけどな」
(1巻―
ケンカの達人ケインの言葉。
ミリィ「…もし……もしあなたがそんなことになっちゃったら……
…あたし…あたし、誰にたかったらいいのよっ!」
(1巻―
ミリィも、なかなかいい性格をしている……。
ケイン「あーゆー連中ってぇのは、血も涙も脳ミソもねえくせ
しやがって、食欲や性欲はいっちょまえだからな。
近くの惑星にどーどーと降りてきて、羽をのばしてる、
なんてことはよくあるのさ。証拠がない限り、警察も
手出しできねえ、ってことを知ってやがるからな」
(2巻―
過激な発言。これも無意識下での同調か。
ケイン「たとえどんなことがあろうと、マントは俺のステータス・シンボルだっ
!マントに並々ならぬこだわりを見せるケイン。
対象がマントでなければ「かっこいい」という評価が得られたかもしれないが…。
ケイン「俺は口より先に手や足が出るタイプなんだよっ
!わかったか!」言行一致、ここに極まれり。
キャナル「困るーと申されても。船長さんのお望みになったことですから」
(2巻―
キャナルを怒らせてはいけない。
ケイン「男と女がモメてりゃあ、ふつー悪役は男と相場が決まってるもんでな」
(2巻―
自分が女性とモメた場合のことは除外されているのだろうか。
それに、女性がリナ=インバースだった場合とかも……。
レイル「今朝、十六番街の裏路地で、地元のチンピラ四人の死体が発見された」
「凶器はサイ・ブレードだ。…いかんぞケイン。ああいうまねは…」
「宇宙広しといえど、あんな酔狂な武器を使うのはお前だけだ」
(2巻―
レイルのブラックジョーク。(?)
レイル「とりあえず手近なところから、ちゃっちゃと済ませよう、と思ってな」
「―なぁ、ケイン、お前がここで、ちょっと自己犠牲の精神を
発揮して、「俺がやりました」って言ってくれりゃあ、それで
この事件は解決、あとは海賊達の捜査に全力を注げるってもんだ。
社会奉仕と思って自白しろ」
(2巻―
本気も何割か混じっていそうで怖い。
キャナル「…この電話番号は、現在使用されておりません。
もう一度番号をよくお確かめの上、おかけなおし下さい」
(2巻―
キャナル、最強の返し技。
ケイン「いやぁ、お前なら、デッチ上げで無実の人間を罪に落とす
くらいのことはやってのける、って、俺はそう信じてたからな」
(2巻―
黒い友情。
【今、目の前にいるのが、自分達とは全く異質な存在だと。
―いや、人間ならば、たとえ虫ケラを殺す時にでも、そこに何らかの表情が動く】
(byメリーナ 2巻―
L
と同じ事を言っていた……!やはりキラは異質な存在に変わっていたのか。
キャナル「特許を申請したのがラグルド社だったとしてもーですか?」
ケイン「どこだ!?そこは!?」
(3巻―
ケイン……ガウリイの血をひいているのか?
ミリィ「あのねぇっ
!ムカつくからっていちいちケンカ売ってちゃあ、ごもっとも。しかし、そういう人が絶えないのは困りもの。
#もっとも、それで全魔族を敵に回して勝った人もいるけど。
キャナル「―まちがいありません。
軍や警察の通信を盗聴しまくったり、コンピューターに
ハッキングしまくったりした上での情報ですから」
(3巻―
自慢しているところが流石キャナル。レイルには聞かせられない……。
キャナル「人間、一旦「ない」と思い込んでしまったものの存在を、
あっさりもう一度認められるほど、素直にはできてない、
ってことですよ」
(3巻―
ある意味、コンピューターよりも融通が利かないのかも知れない……。
ケイン「脱税や不正なら税務署や会計士の仕事だし、業務内容は
産業スパイ、社員の勤務態度は人事課の担当だ」
(3巻―
仕事なのか……?
ケイン「馬鹿野郎。いちいちあとさきのことなんて考えてて、今が生きられるかっ!」
(3巻―
おお。珍しく名言!
ケイン「一発勝負じゃなく、ジミチな絨毯爆撃かよっ!
ワビサビのわからん奴だぜぃっ!」
(3巻―
マントやサイ・ブレードにこだわるだけあって、戦い方にもこだわりを見せる。
ケイン「教えといてやるよ!キャナル!
殺し合いってのはな、どれだけ相手よりムチャができるか
で勝ち負けが決まるんだ!」
(3巻―
そして、ムチャならケインの右に出る者はいない!(笑)
キャナル「彼女が望み、選んだ道よ。ケイン」
(4巻―
「巫女のような格好」でこういうセリフを言うと、様になるのではないかと思う。
ミリィ「苦手なタイプって……!
毎晩「きみと僕とは一緒になる運命だ」とかって電話かけてくるくらい
キャナル「いえ
!毎日道の端から、じっと家を眺めてるくらい、です!」どっちがより嫌なのだろうか。
ミリィ「ケインっ!
まぁぁぁたあたしの知らない間に女のひと連れ込んでっ!」
「―なんてゆー、腐った冗談はさておいて。…何が一体どーなってんの?」
(4巻―
ミリィも、いつの間にかだいぶたくましくなったというか……。
キャナル「……ケイン……に、ミリィ……無事ですか……」
ケイン「俺のマントは無事かっ!?」
ミリィ「あたしのチョコレートはっ!?」
(4巻―
P114)おお、息もぴったり!
ケイン「―すまねーな。つき合わせちまって」
(4巻―
いきなり真剣に出られると困るものだ。
ケイン「ちっ!ガソリン車なら爆発炎上して後続巻き込んだかも
しれねえのにっ!これだから電気自動車は風情がねーんだっ
映像作品なら何台かは巻き込んでいるところだろうけど。
リッチィ「なあに。刺激って奴は、たまに、少しだけあるからいーんだよ。
いつも通りの暮らし、それもまた良し、って奴さ」
(4巻―
しかし………………。
男「このあたりじゃあ、『マント着てる奴を指さして笑っても
かまわねえ』って、憲法で決まってるんだよっ!」
ケイン「『そういう奴は問答無用ではり倒していい』って、昨日、
上院議員本会議で可決されたこと、知らねえのか?」
(5巻―
ううむ、子供のケンカだ……。これが一番の楽しみなのか?
ケイン「大体だな、こーゆー場合、ピンチになって助け求めてるのは、
可憐な美人とか罪もない子供とかってのが相場だろーがっ!
なんで世間ズレしまくった警官助けなきゃなんねーんだっ
!」世の中、そういうものです。
クラーコフ「負けるわけにはいかんのだ!
星間警察が勝てない相手なら、我々宇宙軍を呼べばいい。
しかしーもし我々が勝てない相手がいたら?
もう、助けを求めるべき相手は、どこにもいないのだぞ!
わかるか?我々こそが、最後の砦なのだぞ!
時としては、無茶とわかっている手段を選ばねばならんこともある
!」熱血提督、クラーコフ。
キャナル「もぉ科学も計算も信じないって気分になってきますよ」
(5巻―
自分の存在を否定する発言を……!
キャナル「…なんか…ケインに似てきましたね…ミリィ…」
ミリィ「似てきた、ってどーいう意味よっ!?失礼ねっ!」
ケイン「失礼ってのはどーいう意味だっ!?失礼だぜっ!」
(5巻―
キャナルに同感。しかし、いいコンビだなあ……。
ケイン「悪い報告か!?それとも最悪な報告か!?」
(5巻―
どこかでこれと似たようなセリフを見たような気がするのだが……どこで見たのだろう?