HUNTER×HUNTER

CDレヴュー(サントラ)〜

 

ハンター×ハンターオリジナルサウンドトラック

Vol.1

 明るい表紙にやや違和感を覚えるものの、内容は文句なし!美しくかっこいい曲が多い。アクションシーンは、本当に秀逸!テレビを見ている時も思ったが、こうしてCDで聞くとよくわかる。中でも特に、「荒れ狂う暗黒」がお気に入り。本当にかっこいいのだ。他にも、ハンター最終試験の「クラピカVSヒソカ」のシーンで流れた「ヌメーレ湿原」など、挙げていけばきりがない。無論、「ハンター×ハンターのテーマ」やクラピカのテーマなど、熱さと悲しみが内に秘められた曲の数々も素晴らしい。

 ただ、CDケースの裏に曲目が記されていないのが何かと不便。ブックレットには、一応制作者3人のコメントが載っているのだが。

99/12/22 MMV

音楽:佐橋俊彦

 

 

ハンター×ハンターオリジナルサウンドトラック

Vol.2

 今回は、前回よりもやや暗めの表紙で、少し「H×H」らしくなった。しかも、ブックレットは立方体の展開図(一面足りないが)と、なかなか凝ったつくりになっている。

 曲も、前回にひき続き申し分なし。1に比べると、天空闘技場などの壮大な曲が増えたような気がする。ちなみに私は、「黄泉への扉」がお気に入り。ハンター試験でキルアがイルミと対することになった時の、あの曲である。

 「H×H」の曲は、かけていても眠くならず、かといって耳障りでもなく、BGMとして最適だと思う。

00/3/15 MMV

音楽:佐橋俊彦

 

 

ハンター×ハンターオリジナルサウンドトラック

Vol.3

 黒くシンプルな表紙が、厳しい旅団編に合っていると思う。内容も、旅団編ということで、これまでの二枚とは全く違った雰囲気のものに仕上がっている。お気に入りは「ウヴォーギンVSクラピカ」。あの決戦の場面を見たときから、この曲が気に入っており、早くCDでも聞けないものかと思っていたので、これが入っていたのは嬉しかった。また、後半の「MUSICAL BGM」は、もう一つの「ミュージカルハンター×ハンターVocal song collection」とあわせて聞くと、また違った味わいがある。

01/3/16 MMV

音楽:佐橋俊彦

 

 

ハンター×ハンター OVA

オリジナル サウンド トラック

 今回も表紙は黒だが、文字が赤いのに少々違和感が。別に血の色に見えるというわけでもないし、他の色の方が雰囲気に合うのでは……と思ってしまった。そして、曲を聴いて一番最初に思ったことは……ないッ!あの曲がないっ!!どこにもあの曲が入ってない!!!―――ということだった。「あの曲」というのは、クラピカが「死体はフェイク」のメールを受け取った時に流れた、緊迫感あふれる曲のことである。その箇所以外にも作中わりとよく使われており、私はOVAの中でその曲が一番気に入っていた。それを目当てに、当然収録されているものと思ってこのCDを買ったのに……。まあ、「hardiced」「naked eyes」「真実のクロス」など、他にもわりと好きな曲が入ってはいるのだが。それにしても、残念だ……。

 ちなみに、このCDの全体的な印象としては、同じ「ヨークシンシティ編」であるにも関わらず、TVシリーズの時よりも、さらに「都会的」な雰囲気を漂わせている。雨の降る、薄闇に包まれた都市によく合っているのではないかと思う。

02/5/22 MMV

音楽:佐橋俊彦

 

 

ORIGINAL VIDEO ANIMATION

HUNTERHUNTER GREED ISLAND

 どういうわけか、表題からサブタイトルまで全て英語になっており、非常に読みにくい。さらに、ブックレットが…シングルのように、何もない。見開きの左にイラスト、右にタイトル一覧。裏表紙にスタッフリスト。以上。……これはちょっと、あんまりではないかとう気がする。いくらなんでも、寂しすぎる……。

 で、曲の方だが、「I」「green house」などは、広大なグリードアイランドへの旅立ちを予感させてなかなかいいと思う。ただ、全体的にみると、このCDはやや無機質な感じがする。曲によっては、時々耳障りにも感じられる音が交じっていることも。これまでとかなり雰囲気も違うので、私としては、今までに比べるとどうも今ひとつ…という気がする。

03/3/21 MMV

音楽:佐橋俊彦

 

 

ハンター×ハンター

キャラクター ヴォーカル ソングブック

 「ゴン&キルアが曲について会話→話題にされた曲」という順番の繰り返しで進んでいく。曲は8曲。大体どの曲もそのキャラらしさが表れていたと思うが、中でもクラピカの「祈り」がかっこよかった。静謐な空気と激しさとが感じられた。あと、「とびら(歌:ゴン)」と「TOBIRA(歌:全員)」は同じ曲にも関わらず、だいぶ雰囲気が違うのが面白い。

01/1/24 MMV

作・編曲:佐橋俊彦

 

 

ミュージカル ハンター×ハンター

Vocal song Collection

 裏表紙にサブタイトルが載っていないのが少々不便だが、内容は文句なし!!まず、ブックレットには3人のコメントとミュージカルのあらすじが載っており、観ていなくても大体状況がわかるようになっている。歌詞も、誰がどのパートを歌っているのかまできちんと載っているのが嬉しい。

 そして、何より曲が素晴らしい!!どの曲をとっても、心の底から熱くなってくるような曲ばかり。特に、「復讐の時」「生きてくってことは…」「対峙〜第一の勝利」などは、激しく奥底から燃え立たせられるものがあり、じっとしていられない気分にさせられる。何度聞いても飽きない一枚。

01/2/21 MMV

音楽:佐橋俊彦

 

 

ミュージカルHUNTER×HUNTER

BOOTLEG the nightmare of ZAOLDYECK

 前回と違ってオリジナルではなく、原作の「キルアに会いにゾルディックまで行く」話をもとにしたものらしい。いかにも「ゾルディック家」という、衝撃的な表紙である。ただ、そのブックレットが……中身はなく、中に紙(歌詞カード。わら半紙?)がはさまっているだけ、というのが……。

 それはそれとして、曲は相変わらずいいと思う。今回は、歌の部分と会話部分が明確に分離されていないのか、歌だけでなく会話部分まで全部(?)収録されている…のか、歌だけで状況説明が全部すんでしまう、というか。前よりも、まるで実際に観に行ったかのような臨場感が得られるような気がする。笑い声や手拍子らしきものも入っているし。舞台が舞台なので、全体的に暗めの曲が多いが、それでもこちらを熱くさせてくれるという点では変わらない。ただ、同じ曲のアレンジバージョンがやや多いような気はするが。

02/10/6 MMV

音楽:佐橋俊彦

 

 

 

 

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