キャラクター(映画)

【二作目まで】

 

 

 

ハリー・ポッター

 まさにイメージにぴったり。回を重ねるたび、急激に大人びているのには驚かされる。恐怖を露にしている描写が少ないためか、ずいぶん勇敢に見える。

ハーマイオニー

 きびきびした動作、雰囲気はいかにもハーマイオニーらしい。ただ、すごく可愛い…可愛すぎる。準主役のようなものだし、お気に入りのハーマイオニーが可愛いことは嬉しいのだが、普段からこれだけ可愛いと、クリスマス・ダンスパーティーでのインパクトが薄れてしまうのではないかと少々心配である。

 また、これは子役全般に言えることだが、吹き替えの声優が上手くない。特に、このハーマイオニーの吹き替えは問題で、声自体は可愛いのだが、演技が今ひとつなため名場面も興ざめしてしまう。字幕なら問題ないのだが。

ロン

 もっと濃い赤毛を予想していたこともあり、最初見たときは「あれ?」と思ったが、そのうち慣れてきた。

フレッド&ジョージ

ロンと少ししか違わないのに、ずいぶん身長差があるので驚いた。容貌は普通。もっと美形で、「ユーモアたっぷりの紳士」という怪盗キッドみたいなのを想像していたので、少し残念。

パーシー

もっと貫禄があるかと思っていたが、意外にそうでもなく、また出番も少なかった。

ジニー

とにかくおとなしく、セリフも出番も少ない。原作では、「おとなしいのはハリーの前だけ」というイメージがあったのだが、映画では本当に、いつも内気でおとなしい、という感じだ。

ウィーズリー夫妻

貫禄あるなあ……。

ドラコ・マルフォイ

 一番意外だったキャラ。「体が大きい」とあったのでジャイアンのようなのを予想していたのだが、金髪美形でいかにも良家の子弟といったふう。それだけに、その傲慢さも際だっている。

ルシウス

意外にも、かっこよかったのでびっくりした。薄い金髪で、おまけにその髪は長い。黒いローブをまとったその姿は、まさしく「ソーサラー」といった感じ。全身から威厳が漂い、妙に人をひきつけるカリスマ性も感じられるため、邪教集団の教祖なども似合いそうだ。原作を読んだ時は、なんとなく、もっとでっぷりとしたバーノンおじさんみたいなのを予想していたのだが……。本当に、マルフォイ親子は、「嬉しい誤算」であった。

クラッブ&ゴイル

予想通りというか、予想以上にマヌケというか……。

ネビル

「小柄でやせっぽっち」というイメージがあったのだが、ハリーよりも体格がいいように見える……。しかし、不幸なのは相変わらずで、意外に出番も多い。他のキャラが結構出番を削られているのと比べると、案外いい扱いを受けているのではないかと思われる。

ダンブルドア

サンタクロースのような、白く長いヒゲの持ち主。「大賢者」「老魔法使い」といった形容がぴったりのハマリ役。…だったのだが、役者が変わるとどうんなふうになってしまうのかが心配。

マクゴナガル

 もっと若い(30〜40代ぐらい?)ような気がしていたのに、おばあさんだったので驚いた。おばあさんでも厳格なのは変わらず、短い授業風景で、見事にその性格が描かれていた。

ハグリッド

お…大きい。1年生のハリーの倍ぐらいありそうな気がする。こちらはほぼイメージ通り。

スネイプ

これまでは、スネイプに対して根暗で陰険、ヒステリー…といったイメージを抱いていたのだが、映画を見てそれが一変した。……かっこいいのである。威厳に満ちあふれており、その歩く姿からは、人をひきつけるものを感じる。妙な存在感があり、その一挙手一投足に目がはなせないのだ。口調も独特。ネチネチと生徒をいじめるシーンが省かれているからかもしれないが、映画のスネイプはとにかくかっこいい。

フリットウィック

小柄だとは書いてあったが、ここまで小さいとは思わなかった。ひょっとして、ゴブリンとのハーフとか?

スプラウト

気のいいおばさん。でも、気絶したネビルを無視……。

ポンフリー

「保健室の先生」によく合っている。

ロックハート

ハンサムで表情豊か、そして軽薄、という条件を見事に満たしている。

フィルチ

こ…怖い。実は彼はゴーストだ、と言われても驚かない。血まみれの殺人鬼とか、嵐の吹きすさぶ孤島に立つ牢獄の看守などが似合いそうだ。ちなみに、吹き替え版はおそらく青野武。…似合いすぎである。

クィレル

紫色の衣装があやしげである。

ヴォルデモート(生霊)

不気味な感じがよく表されている。

トム=リドル

映画版マルフォイのような金髪美形だと信じていたのに裏切られた……残念。しかし、吹き替え版の声が(おそらく)石田彰であったのが救い。これがまたよく似合っていたのだ。

ダーズリー一家

イメージぴったり。

ほとんど首なしニック

「卿」と呼ばれるにふさわしいイメージ。しかし、初登場シーンはインパクトがあったものの、残念ながら出番が少ない……。

血みどろ男爵

幽霊はモノクロ(?)のため、血の色がわからず、思ったほど怖そうには見えなかった。

嘆きのマートル

なるほど。こんな感じか。特に顔をイメージしてはいなかったが、こうして一度見てしまうと、他には考えられない、と思う。

ドビー

なんとなく、「ゼルダの伝説」のリンクを小さくした…靴屋の小人のようなのを想像していたが、茶色一色の生き物であった。しかし、表情が豊かで、なかなか愛嬌がある。

トロール

ドラクエ3に出てきたのと大まかなところは同じだったが、こちらは色も灰色でイボイボなどがついており、汚らしい感じがする。また、DQのような愛嬌もない。

バジリスク

巨…巨大だ……迫力に溢れている。

アラゴグ

大きいのも不気味だが、その「子供達」が怖い。そして気持ち悪い。

フラッフィー

こんなに大きいとは思わなかった…。でも、ふさふさとして意外と触り心地はよさそうかも。

ノーバート

なんだか恐竜みたいに見える。かわいい。

ヘドウィグ

 マシュマロみたいでかわいい。こんなペットがほしいものだ。ところで、映画では、「ヘドウィグ」という名はあまり出てきていないような気がする。

スキャバーズ

ドブネズミ……。

マンドレイク

おお、なんかかわいいぞ。泣き声がうるさいけど…。

 

 

 

キャラクター(原作)へ

各巻感想(映画)へ

戻る

 

 

inserted by FC2 system