鋼の錬金術師アニメ感想

【11〜20話】

 

 

 

第11話 砂礫の大地(前編)

 どうも、町の人達の反応は過剰というか異常というか……。こういうのは怖い。

 ところで、レモンパイの好きなはぐれおじさんは、「愛の錬成」に出てきた人と、顔がそっくりだと思う。

 

第12話 砂礫の大地(後編)

 衝撃の事実!ニセの兄は、エドより年下だった……!!!

 と……とてもそうは見えない……!エドを抜きにしても、あれで14才とかにはとても思えない。17〜19歳ぐらいだろうと思っていたのに。

 いや……しかし、横に「テニスの王子様」の手塚(彼もとてもそうは見えないが14歳……の、はず)が立っていると思えば、ありえない話ではない。話ではないが……やはり何よりも驚かされた事実であった。

 

第13話 焔VS

 さすが…このバトルはアニメで見ると迫力がある!!すぐ逃げるヒューズもGood!「軍の狗?」も混ざって、今回はギャグ満載で面白かった。

 シリアス中心のアニメだが、今回のギャグ中心は年末年始ならでは、だろうか。しかし、やはりアニメ、最後はシリアスがやってくる。レト教について、「エドは町を救ったと思っているから黙っておこう」というあたりとか……。やはり、アニメのエドはまだ子供で、完全に大佐の掌の上にいる、という感じがする。

 最後の、満月の夜の殺し屋、という演出もよかったと思う。

 

第14話 破壊の右手

 OPED変更。OPは……前の方がよかった。前のOP(メリッサ)、わりと気に入ってたんだが……今回のはいまいち。映像はわりと気に入ったのだが(でも前のも気に入っていたのでもっと続けてほしかった)、歌があまり好みでないような。まあ、前のを気に入っていると、必然的に後釜には厳しくなるものだが。EDはそこそこ気に入ったので、まあ、これでいいのではないかと思うが。しかし……前回、今回ともに、EDはもう少し雰囲気の違うものがいいと思った。別に今のでだめ、というわけではないが、EDはシリアスな本編から直結しているところがあるので、たまに、その継ぎ目で違和感を感じることがあるのだ。

 で、今回の話の内容だが、内乱の様子がなかなかシビアに描かれていた。原作でも気になっていたところなので、このあたりをきちんと描いてくれるのは嬉しい。

 ロゼとハクロ将軍は、現実の某戦争を彷彿とさせる。頼みもしないのによその軍が勝手にやってきて、事態をさらに悪化させた挙げ句、一般市民に高圧的に振る舞う。……これで、派遣されたのがハクロ将軍でなくマスタング大佐だったらなあ……。

 ところで、アームストロングの声を初めて聞いたが、その声の低さに驚いた。いや、なんとなく低いだろうとは思っていたが、ここまで低いとは思っていなかったのだ。この声…シドニーシトレ元帥=内海賢二?と思って確認したら、やはり思った通りで、当たって嬉しかった。

 

第15話 イシュヴァール虐殺

 今回も、非常に重い話だった。虐殺、狂気……連鎖は無意味だが、過ちを過ちとして認識しないのでは、浮かばれない。そしてまた……。

 それにしても、グラン准将の憎たらしいこと。最初から憎たらしかったが、今日ほど彼を殴ってやりたいと思ったことはなかった。それにしても、ウィンリィの両親が出てきたのには驚いた。まして、それを殺した(直接手を下した)のがマスタングとは。アニメではクールなイメージの強い彼が、半狂乱になって、その後自殺までしようとしている。「戦争の狂気」という言葉を非常に連想させる光景であった。

 あと、VSスカー戦は、すごく迫力があった。原作でもそうだったが、音楽がついたおかげで、それがいっそう増している。

 

第16話 失われたもの

 ちょこちょこと違和感が。会話は重いが微妙にズレているような気がしないでもない。

 それにしても、大総統は黒ギツネだなあ……。いかなマスタングとて、彼に対抗するのは難しいような気がするが。

 ところでマルコーは、いつメモを書いたのだろう?大総統の手前、言葉に出してではなく、メモにこっそり「真実の奥の奥」のメッセージを記してエドの前に落としていったはいいが……一体いつ書いたか。とてもそんな暇はなかったと思うのだが……。ひょっとして先週、エドVSスカーでエドが本当に殺されそうになるぎりぎりの瞬間まで助太刀に入らなかったのは、スカーへの後ろめたさから迷っていただけでなくて、自らの死を予測した彼がこのメモを記していたためではないか?その場面を想像すると、妙に笑えるが……。

 

第17話 家族の待つ家

 不覚にも涙してしまった……。特に、最後のあのランプのところでは。うう……こういうの、弱いんだよな……(涙)。

 アルのあいまいな記憶に注目。「あれ」を見た衝撃で、他のことも忘れてしまったのだろうか。少佐も良い味出している。

 

第18話 マルコー・ノート

 今回は色々不満。エドが子供すぎだし、マリア・ロスもなんだか嫌な奴に見えてしまう。

 

第19話 真実の奥の奥

 マリア・ロス、今回は好感度高し。よかった。

 48が登場したが、声にちょっと違和感。なんだか金属的な感じで……アルは普通なのに。

 

第20話 守護者の魂

 ほぼ原作通り。動きもよく、緊迫感があってよかった。66&アルフォンスの漫才も面白かったし。

 

 

 

 

次へ

戻る

鋼の錬金術師に戻る

 

 

 

 

inserted by FC2 system