FF関連CD

 

ファイナルファンタジーIII
ORIGINAL SOUND VERSION

好きな曲

「プレリュード」「オープニングテーマ」
「悠久の風」「勇者の帰還」「ノアのリュート」
「巨大戦艦インビンシブル」

表紙

 数少ない、本のように開く形。中を見やすいのはありがたい。金色の「Final Fantasy」の文字とクリスタルの「III」からなる、シンプルな表紙がいい感じ。

内容

 FF3はやったことがないので、純粋に音楽のみに関する感想になるが、「プレリュード」などファミコン音源で演奏されているのを聴くと、なかなか味わいがある。
 「ノアのリュート」「勇者の帰還」などは、音質のよくなったDS版よりこちらの方が好きなぐらいだ。

全44曲 54:44

1991.7.15

 

DS ファイナルファンタジーIII
オリジナルサウンドトラック

好きな曲

「風の追憶〜悠久の風伝説〜」「古代人の村」
「オープニング・テーマ」「プレリュード」
「エンタープライズ海を行く」「故郷の町ウル」
「巨大戦艦インビンシブル」「闇のクリスタル」

*太字は、特に気に入っている曲。
*無論、気に入った曲は他にもあるが、なにしろ数が多すぎるため、似た曲は一つに絞り、その他の曲も厳選せざるを得なかった。これは他のCDにも当てはまる。

表紙

 裏表紙についてる様々なジョブキャラがかわいらしい。しかし、ブックレットがないのは残念だ。確かに取り出しやすくはあるし、DVDがついているから必要ないということなのかもしれないが、やはりブックレットがないというのは寂しいものだ。

内容

 DSになって、内容が豪華になった。編曲によってずいぶん受ける感じが変わり、こんな曲だったのかと驚くことも。「古代人の村」「闇のクリスタル」など、FC版では特に気にとめていなかった曲の良さに改めて気づかされる。全体的に綺麗に、かっこよくなった。

 特に「風の追憶〜悠久の風伝説」が素晴らしい。オーケストラで、聴き応えがある。導入部は、最近のFF曲の雰囲気が。

 またDVDの方も、三分間のオープニングムービーとプロモーション映像、そして約二十分にも及ぶインタビューと、大変充実している。特にムービーの美しさ(中でも空!)には、驚くばかりだ。

全61曲 70:58

2006.9.20

 

ファイナルファンタジーIV
ORIGINAL SOUND VERSION

好きな曲

「オープニング」「バトル1」「バトル2」
「ファイナルファンタジーIV メインテーマ」
「ギルバートのリュート」「飛空艇」「魔導船」

表紙

 FF3のと同じく本の形をしている。ライナーノーツの「午前1時50分(当然会社にて)」という一言が製作現場の厳しさを連想させるが、その熱気が当時ゲームに熱中していた頃の記憶を呼び覚ましてくれ、懐かしい。

内容

 最初は曲だけをただ聴いていたものが、後にFF4をやったことで、そこにより深い感慨を持って聴くことができるようになった。

 いかにも「ファンタジー」というFF4のこの雰囲気が好きだ。オーケストラバージョンがないのが口惜しい。

全44曲 58:23

1991.6.14

 

ファイナルファンタジーV
ORIGINAL SOUND VERSION

好きな曲

「ファイナルファンタジーV メインテーマ」
「レナのテーマ」「バトル1」「バトル2」
「大いなる翼を広げ」「離愁」「飛空艇」
「想い出のオルゴール」「はるかなる故郷」

「ビッグブリッジの死闘」「大森林の伝説」
「ファイナルファンタジー」「エンドタイトル」

表紙

 二枚組だが、一つのケースに二枚のCDが入っているのではなく、別々のケースに一枚ずつ入っている。第一世界で主に流れる曲が収録された一枚目の背表紙はピンクで、第二世界・第三世界の二枚目は青となっているところが、またFF5らしくていい。

 今回は通常のライナーノーツの他に、絵だけのものが二枚入っていて、FF5の幻想的な雰囲気を強めている。対談も音楽の植松伸夫氏と天野喜孝氏。

内容

 初めて手にしたFFのCD。それだけに思い入れも深い。

 FFで遊んだのも、このFF5が最初だった。風を切ってチョコボが駆ける「FF5メインテーマ」に、美しい映像が瞼に蘇る「オープニング」……どれも思い出深い。
 「バトル1」「バトル2」といったバトル曲もテンポがよくて、FFシリーズの中で一番好き。

 しかしなんといっても、FF5で一番好きなのは「大いなる翼を広げ」だ。他のFFシリーズの曲を含めてもトップクラスだろう。だか悲しいことに、この曲はオーケストラなどでアレンジされていない。「はるかなる故郷」などは歌としてアレンジしたものが別のCDに収録されているし、メインテーマも「いただきストリートSpecial」でオーケストラアレンジされたものを聴くことができる(CDは発売されていないが…)。だがこの曲は、そうしたものが一切ないのだ。オーケストラなどでアレンジしたらさぞかっこいいだろうと思うだけに、残念でならない。

 DQに比べるとかなり曲数が多いが(そういえば、すぎやまこういち氏が一番苦労するのは曲数を絞り込むことだと言っていたような記憶が…)、それでも半分程に絞り込んだというのだから恐るべし。

全34曲 61:33
全33曲 67:31

1992.12.7

 

ファイナルファンタジーVI
ORIGINAL SOUND VERSION

好きな曲

「ロックのテーマ」「ガウのテーマ」
「セリスのテーマ」

「ティナのテーマ」「アリア」

「仲間を求めて」「墓碑銘」「蘇る緑」

表紙

 CDは三枚組。一つのケースにまとめて入っているが、銀、水色、黄色と一枚一枚色が違うのでわかりやすい。
 FF6の世界に機械が導入されたから…ということもないかもしれないが、ライナーノーツで作曲者が音楽と機械について触れていて、興味深かった。その他、植松氏と坂口氏の対談インタビューもあり、前回同様内容は充実している。

内容

 世界観を反映してか、全体的に重く暗め。北欧神話の幻想世界から、機械の台頭する世界へ。曲もこれまでと少し違う印象を受ける。

 「ティナのテーマ」はどこか喜多郎の「シルクロード」を連想させる。「セリスのテーマ」「アリア」は、特別な場面で流れたせいもあってか印象深い。メロディーも美しいので気に入っている。

Disc1 全25曲 58:13
Disc2 全20曲 57:28
Disc3 全16曲 72:13

1994.3.25

 

ファイナルファンタジーVII
ORIGINAL SOUND TRACK

好きな曲

「想いを胸に」 「花火に消された言葉」

「山の向こうに」「スタッフロール」

表紙

 機械都市で飾られたカバーからは、これまでのFFとは随分違う印象を受ける。
 PSになったせいか、ライナーノーツにはキャライラストの他画面写真なども載せられているが、「文」はわずか1Pになってしまい、それらが充実していたこれまでに比べると、読み応えという点では寂しいものになってしまった。

内容

 曲数も長さも増え、なんと四枚組。実際にFF7をやっていない身としては、それらの曲一つ一つを強く記憶に留めるのは難しい。
 曲の雰囲気もこれまでとだいぶ変わった。重く冷たく硬質な…というのか、とにかくそういった印象の曲が増えたと思う。これは元のFF7が変わったせいだろうから仕方のないことかもしれないが……私としては、やはりファンタジーワールドのFFの方が好きだった。

DISC1 全23曲 71:09
DISC2 全21曲 64:32
DISC3 全23曲 70:00
DISC4 全18曲 68:38

1997.2.10

 

ALL SOUNDS OF FINAL FANTASY III

好きな曲

WELCOME TO F.F.WORLD
「オープニング・テーマ」「メイン・テーマ」
「マトーヤの洞窟」
「エンディング・テーマ」
「デッドミュージック」

「再会」「反乱軍のテーマ」
FAREWELL!! F.F.WORDL

表紙

 曲数が多いためか、タイトルの裏表紙には詳しい曲目が載っておらず(大雑把にしか載っていない)、少々不便だが、絵がないというのも少し寂しい気がするので、そのためには仕方ないのかもしれない。
 ライナーノーツは大きな紙を折り畳んであるタイプで、やはり少し読みにくいのだが、内容はそれなりに充実している。三つの世界の世界地図、キャラやモンスターのイラスト、そして簡単な楽譜。
 ゲームをやっていなくても、こうしたものや音楽、曲の名前などからその情景を想像し、楽しめる。

内容

 WELCOME TO F.F.WORLD」「FAREWELL!! F.F.WORDLの二曲は「オープニング・テーマ」「メインテーマ」「マトーヤの洞窟」などを繋げてシンセサイザーでアレンジしたもので、こうして好きな曲をまた別のアレンジで聴けるのが嬉しい。

 他はファミコンの音源で、私はファミコンでFFをやったことがなかったため(やったのはSFC以降)、他のオーケストラヴァージョンのCDなどで聞き知っていた曲を聴くと、元はこうだったのかと新鮮な驚きがあった。

全49曲 62:32

1989.2.28

 

FINAL FANTASY VII /Reunion Tracks

好きな曲

「シドのテーマ」F.F.VII メインテーマ」
「片翼の天使」「エアリスのテーマ」

表紙

 CD本体には模様がついているし、ライナーノーツも10Pのインタビューが入っていて、「オリジナルサウンドトラック」に比べるとだいぶ充実している。

内容

 FF7の曲のうち16曲をそのまま、三曲をオーケストラバージョンで収録したCD。
 さすがオーケストラバージョンの「メインテーマ」「エアリスのテーマ」は綺麗だし、「片翼の天使」はすごくかっこよくて、繰り返し聴かずにはいられない。
 その他の曲も、曲数が絞り込まれたことで印象に残りやすくなった。が、やはり「オリジナルサウンドトラック」にあるものをそのまま収録、というのはいただけない。これらもオーケストラアレンジするわけにはいかなかったのだろうか。きっといいものになると思うのだが……。
 それに「オリジナルサウンドトラック」を持っていないのならいいのだが、持っていた場合、結果的にオーケストラアレンジの三曲のためだけにこれを購入することになってしまう。確かにこの三曲は素晴らしいが、なんとなく損な感じがするのは否めない。

全19曲 72:32

1997.10.22

 

交響組曲ファイナルファンタジー
(東京交響楽団)

好きな曲

SCENE IFF II「メインテーマ」)
SCENE IIFF II「戦闘シーン2」)
SCENE IIIFF I「オープニング」「街」
         「マトーヤの洞窟」)
SCENE IVFF II「フィナーレ」)
SCENE V(FF I「プレリュード」「カオス神殿」
         「メインテーマ」)
SCENE VI(FF I「グルグ火山」
  FF II「ダンジョン」「帝国軍のテーマ」)
SCENE VII (FF I「反乱軍のテーマ」)

表紙

 「交響組曲」だけあって、裏表紙にはオーケストラの様子が。曲目が「SCENE I」などでちょっとわかりにくいが、全部で七曲しかなく、ライナーノーツにはちゃんと説明があるので気になるほどではない。
 ライナーノーツは紙を折りたたんだ形。イラストと植松伸夫氏の文章と、そしてなんと裏には寺田憲史氏の詩がある。背景の「竜と戦う剣士」の絵の相まって、とても「ファンタジー」らしい雰囲気を醸し出していた。

内容

 数あるFFのCDの中でも、特に気に入っている一枚。FFの曲に強く惹かれるようになったのも、このCDがきっかけだった。

 「SCENE I」「SCENE IV」は美しいし、「SCENE V」はかっこいい。
 中でも素晴らしいのは「
SCENE III」で、あまりFFをやったことのなかった私の心にそのメロディは深く刻み付けられた。
 そして、胸の熱くなる「
SCENE VII」。美しく厳かな音の波に、感動を禁じえない。

全7曲 39:50

1989.9.30

 

FINAL FANTASY VI GRAND FINALE

好きな曲

Opening ThemeTina」「Gau」「Relm
Kids Run Through The City Corner
Aria Di Mezzo Carattere

表紙

 赤(オレンジ?)い表紙が目をひく。CD本体も赤い色。ライナーノーツでは作曲家の苦悩が吐露されていて、驚くと同時に好感を抱いた覚えがある。

内容

 実は、FF6の音楽を聴いたのは、このCDが最初。
 全体的に音が尖っているような印象を受ける。それが少々耳についたりもするが、
Gauは途中のアレンジが好きだし(あまりガウらしくはない気はするが)、Opening ThemeTinaはスケールの大きさを感じさせ、またAria Di Mezzo Carattereはとても綺麗で気に入っている。

全11曲 54:34

1994.5.25

 

交響詩「希望」 (FINAL FANTASY XII)

好きな曲

「第一楽章 序曲」「第二楽章 賢者の行進」
「第三楽章 ロード・オブ・ホープ」
「第四楽章 ロマンス」
「第五楽章 ロード・オブ・ホープ〜リフレイン」

表紙

 二刀を手にし、まっすぐにそびえ立つ人物。裏表紙の青空が美しい。
 DVDがついているせいか、ブックレットには曲目以外特に何も記されてはいないが、おまけにシールがついている。

内容

 葉加瀬太郎によるFF曲。最近のFFは以前に比べ音楽も含めだいぶ変わってきているためか、違和感はない。
 心地よい旋律が背中を駆け抜ける。

 DVDの映像も素晴らしく、CGはここまで進んだのかと驚かされるばかりだ。人物につきものの不自然ささえも、かなり軽減されている。音楽との一体感も見事。

全5曲 8:48

2006.3.1

 

POTION:Relaxin'with FINAL FANTASY

好きな曲

Kids Run Through The City Corner
「水の巫女エリア」「
Eyes on Me」「Tina
Fragments of MemoriesThe Scccessor
Balamb GARDENAmi」「親愛なる友へ」

表紙

 青と白とクリスタルという、私の好きな要素に彩られている。
 しかし、ブックレットには曲の名前と、それらの曲の収録されているCDの名前が載っているだけという、大変寂しいものであった……。

内容

 その名の通り、心地よい気分に浸れる曲を集めたCD。

 ピアノ曲が多数収録されており、「Kids Run Through The City Corner(FF6)」「Eyes on Me(FF8)」「Tina(FF6)」などの綺麗メロディーを楽しめる。
 私の好きなFF8の
Fragments of Memoriesも収録されており、これはCDを持っていなかっただけに嬉しかった。こちらは意外なことにオーケストラバージョンで、オルゴールのイメージが強かった私としては新鮮だった。とても綺麗で、この曲の新たな一面に気づかされた(ゲーム中では切ないイメージが先立っていたので)。

全17曲 66:25

2001.2.21

 

POTION2:Relaxin'with FINAL FANTASY

好きな曲

セリスのテーマ」「Fisherman's Horizon

表紙

 前回が寒色系だったからか、今回は暖色系の表紙。そして前回同様、ブックレットには曲目しか載っていない……。

内容

 殆ど持っているCDからの収録なので、あまりありがたみはない。しかし、その例外である「セリスのテーマ」「Fisherman's Horizon」はどちらも綺麗で、聴けてよかったと思う。

全14曲 61:25

2001.12.19

 

Piano Collections FINAL FANTASY IV

好きな曲

The Prelude」「Theme of Love」「Prologue
Welcome to Our Town!」「Melody of Lute
Main Theme of Final Fantasy IV」「Rydia
The Battle」「Theme of Love(ensemble)

表紙

 鍵盤の描かれた白い表紙に、綺麗な青の裏表紙。中には海に沈んだピアノの絵。短いとはいえちゃんと「作曲者による一言」が描かれているのは嬉しい。

内容

 FFの音楽は、ピアノによく合う。アレンジにやや物足りなさを感じないでもないが、「The Prelude」をはじめ、ポロンポロンと静かに紡ぎだされる曲は、メロディーの美しさを際立たせる。

 また、ピアノではないが、Theme of Love(ensemble)」は非常に美しい。柔らかな音色にうっとりしてしまう。Theme of Love」は様々なアレンジがなされているが、これはケルトと並んで一番だと思う。

全14曲 57:26

2001.5.23

 

Piano Collections FINAL FANTASY V

好きな曲

My Home, Sweet Home」「Lenna's Theme
Music Box

表紙

 前回は青い海だったので、今回は緑の樹海(このCDには入っていないが、FF5には「大森林の伝説」という曲があったことを思い起こさせる)。

 「FF5の思い出」という短い文の中に、「FF5は音楽的に変化が始まった作品」とあるのを見て、なるほどと思った。薄々そんな気はしていたが、やはりそうだったのか…。

内容

 FF5のピアノ曲。My Home, Sweet Homeなどは綺麗だが、「The New Origin」のように、ピアノならではの良さを引き出すというより本来の良さをそいでしまっているように感じる曲もあった。

全13曲 46:37

2001.6.27

 

Piano Collections FINAL FANTASY IX

好きな曲

永遠の豊穣(Eternal Harvest)
「隠者の書庫ダゲレオ」「いつか帰るところ」
辺境の村ダリ」「消えぬ悲しみ」「とどかぬ想い
「ローズ・オブ・メイ」「
Melodies Of Life

表紙

 黒地にピアノというシンプルな表紙。1Pのメッセージと、「Melodies Of Life」の楽譜がある。

内容

 FF9の曲はこのCDでしか知らないが、ここに収録されているのはどの曲もとても綺麗だ。彩り豊かな煌めく音色に惹き込まれる。
 他と違って「弾きやすさ」を重視したアレンジではなく、ピアノならではの良さを引き出す、聴いて美しいアレンジになっている。

全14曲 53:52

2001.1.24

 

FINAL FANTASY IV Celtic Moon

好きな曲

THE PRELUDE」「PROLOGUE...
INTO THE DARKNESS
WELCOME TO OUR TOWN!」「RYDIA
MAIN THEME OF FINAL FANTASY IV
THEME OF LOVE」「MELODY OF LUTE
ILLUSIONARY WORLD」「TROIAN BEAUTY

表紙

 群青色の空に浮かぶ美しい白い月。CD本体も月を模している。それらの色あいがとても綺麗で、見た瞬間に惹かれた。音楽だけでなく表紙まで素晴らしい。

内容

 もともと北欧の香りを漂わせていたFF4の曲をケルトアレンジしたらどうなるか。その答えがこのCD。本当に、これ以上ないくらいよく合っていて、これこそがFFに最もふさわしいのではないかと感じさせる。

 丸みを帯びた美しい音色。なんと素晴らしいのだろうと思った。
PROLOGUE...」「THEME OF LOVE……FFの曲はこんなにも美しかっただろうか。心に染み入り、感動を呼び起こす。それはもう、涙を滲ませるほどの。

全15曲 52:37

1994.11.26

 

FINAL FANTASY V DEAR FRIENDS

好きな曲

AHEAD ON OUR WAY(メインテーマ)
LENNA'S THEME
MY HOME,SWEET HOME
THE LAND UNKNOWN(新しき世界)
TENDERNESS IN THE AIR(街のテーマ)
WALTZ SUOMI(タイクーン円舞曲ヘ長調)
FATE IN HAZE(ダンジョン)
AS I FEEL,YOU FEEL(大森林の伝説)
MUSIC BOX(想い出のオルゴール)
DEAR FRIENDS(親愛なる友へ)

表紙

 北欧の街角を駆ける子供たち。人物がいて、しかも白黒の表紙というのはかなり珍しく、他のFFCDとはだいぶ違う印象を受ける。ライナーノーツの背景にも様々な風景写真が使われていて、北欧の雰囲気に浸ることができる。

内容

 一口に北欧風といっても色々なアレンジがあることがこのCDでわかる。使われている楽器も曲の雰囲気も様々。多彩な音色を楽しめる。

全14曲 55:57

1994.11.26

 

ファイナルファンタジーIII〜悠久の風伝説〜

好きな曲

THE EVIL POWER OF THE UNDER WORLD
FOLLOWING THE WIND(風の啓示)
MONTAGE(彷徨の旅路)
THEIR SPIRITUAL LEADER(その大いなる導き)
EBB AND FLOW(陰と陽の攻防)
REBIRTH(新たなる世界)

表紙

 タイトルが目立たず左下に小さくあるだけ、というのは少し珍しいかもしれない。大きな紙を折りたたんだライナーノーツ(キャラやモンスターの数々のイラストがこれを彩る)も、この一風変わったCDにふさわしい。
 歌詞が筆記体で書かれているのも雰囲気が出ていていい感じ(ブロック体に比べるとやや読みにくいという難点もあるが)。英語の朗読部分も、訳だけでなく原文まで載せてくれたらもっと嬉しかったのだが。

 最後に書かれた以下の言葉がなんとなく気に入っている。

目を閉じると闇に包まれてしまいます。
 いかなる時にも目を見開いて、
 常にどこかで輝く光を探し求めるように

   …FFらしい。

内容

 主にシンセサイザーで作られたFF3のイメージアルバム。FF3の音楽が使われてはいるが、そのまま演奏されているのではなく、それなりにアレンジされて、一編の物語として編まれている。DQのCDにDQ5まではあった「ゲームオリジナルサウンドストーリー」を本格化したものといったところだろうか。

 各タイトルの最初に英語でなされる物語。声も、神話の語り手といった赴きで雰囲気を盛り上げる。

 歌も三曲あるが、これもまた美しくて引き込まれる。特に「その大いなる導き」に含まれるThe Breezeが素晴らしい。聴いていると全ての疲れが風に流されていくような気がする。

 このCD一枚が一つの世界を構築しており、その幻想世界を存分に堪能することができる。

全7曲 52:32

1994.3.25

 

FINAL FANTASY VOCAL COLLECTIONS I
PRAY

好きな曲

Prelude」「Pray(FF1 オープニング)
The Promised Land(FF2 メインテーマ)
「時の放浪者(
FF6 ティナのテーマ)」
「光の中へ(
FF4 愛のテーマ)」
Voyage(FF3 果てしなき大海原)
Au Palais De Verre(FF1 マトーヤの洞窟)
Once You Meet Her(FF3 水の巫女エリア)」

表紙

 白い背景にタイトルだけというシンプルな表紙。裏表紙に曲目が書いていないので少し不便だが、このシンプルな中に彫りこまれたタイトルに重みを感じる。

内容

 「祈り」というサブタイトルにふさわしく、FF曲が心に沁みる美しい歌にアレンジされている。
 「光の中へ」のようにもとのイメージを保ったまま美しくアレンジされているものから、「
Mon P'tit Chat」のように雰囲気をがらりと変えてこちらを驚かせるものまで、その内容は様々だ

 中でも気に入っているのは「Pray」「Au Palais De Verre」「Voyage」の三曲。遥かな宇宙に身を置く感覚。時の彼方に想いを馳せる。FF世界の要にして、最も好きなところ。
 もともと好きな曲だったが、これでもっと好きになった。

全11曲 47:02

1994.6.25

 

FINAL FANTASY VOCAL COLLECTIONS II
[LOVE WILL GROW]

好きな曲

Long Distance(FF4 メインテーマ)
GAIA(FF1 メインテーマ)」
「遠い日々の名残り(
FF5 離愁)」
「はるかなる故郷(
FF5)」
「神の揺り籠(
FF6 リルムのテーマ)」
Love Will Grow(FF2 フィナーレ)

表紙

 今回の表紙は緑の森。ブックレットでは一曲一曲にコメントがついているのが嬉しい。
 「はるかなる故郷」の歌詞は少し工夫がこらしてあって、そのまま読んでも意味がわからないようになっている。意味を見つけるには、右から左へローマ字読みすればいい。……が、そうと気づいても二行目には少々手間取った。最初の言葉を「調和」と解釈したためなかなか言葉が続かなかったのだ。「蝶は変容の祝福」であると気づくまでしばらくかかった。

内容

 多彩なアレンジ。しかし心地よい気分にさせてくれる歌という点では皆同じ。中でも「Love Will Grow」は気に入っていて、何度も何度も繰り返し聴いた。FFの歌の中では最も印象深い。

全11曲 42:48

1995.11.25

 

FINAL FANTASY SONG BOOK
「まほろば」

好きな曲

「うたかた(FF5 はるかなる故郷)」
廻る光(
FF9 とどかぬ想い)

表紙

 茶色い表紙。ブックレットには歌詞以外あまり載っていなくてちょっと寂しい。

内容

 題名の通り、FF曲に日本語の歌詞をつけたもの。
 だが、FF曲から香る幻想世界の雰囲気が好きな私としては、どうも好きになれなくて(日常の延長上のアレンジ、日本語、歌詞の内容…)、手放してしまった。
 「廻る光」など好きなアレンジの曲もありはしたのだが。

全10曲 

 

 

Eyes On Me(CDS)

好きな曲

Eyes on Me(FF8)

表紙

 リノアを中心として、両脇には互いに逆方向を向いているスコールとサイファー。
 中には歌詞とその訳が載っているが、二曲目の「アカシアの実」の歌詞は載っていない。スペースの関係上仕方ないのだろう。

内容

 FF8で印象的だった歌のCDシングル。好きなときに繰り返し聴けるのは嬉しいものだ。

全3曲 15:47

1999.2.24

 

Over the FANTASY

好きな曲

Over the FANTASY(ORIGINAL MIX)

表紙

 チョコボを中心に、アニメのキャラ五名が飾る賑やかな表紙。
 もっとも、中は歌詞以外何も書かれていないのだが…。

内容

 FFのアニメ「FF:U〜ファイナルファンタジー:アンリミテッド〜」の主題歌。作曲はFFと同じ植松伸夫氏。
 アニメ自体はちらりと目にした程度だが、この歌は気に入っている。メロディはもちろん、歌詞もいいのだ。

 このCDには様々にアレンジした主題歌が六曲収められているが、実のところ、アレンジしたものはさほど好きになれなかった。オリジナルバージョンだけでよかったと思う。アレンジするなら、雰囲気を変えてアコースティックバージョンなどにすればいいのにと思った。

全6曲 33:20

2001.12.5

 

 

2009.11.12

 

 

 

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