FF

〜感想・評価〜

 

このページでは、ゲームの内容について、様々な観点から

評価を行っています。感想なども置いてあります。

よろしければ見ていってください。

 

 <評価について>

*それぞれ5段階評価です。

*合計を出す際、「+」は0.5として数えています。

*総合評価は、合計の満点に対する割合から出しています。

 

 

ファイナルファンタジー8

評価

ストーリー

過去と重なって進むなど、設定はいいし、起伏にも富み、全体的な流れとしてもいいと思う。ただ、やや説明不足の感もあり、少しごちゃごちゃしているような印象を受ける。

ゲームバランス

可ではないが、不可でもない。

キャラクター

どうも、やや重みに欠けるような印象がある。セリフはそこそこあるのだが、なぜか存在感が薄い。表面だけをなでているようで、その奥にあるものを感じさせない。

ラスボス

何段階にも変化するのはお約束とはいえ、これはやや多すぎて、面倒。

遊び心

 カードや、一部格闘ゲームの要素を取り入れるなど、あるにはあるが、あまり楽しめなかったりする。

戦闘システム

 ドローシステムと、召喚獣装備。しかし、召喚獣は時間がかかり面倒だし、魔法は装備品と化してしまい、なんとなくつまらない。買い物の楽しみが消えたのも悲しい。

操作性

まっすぐ歩けない、移動速度が遅くて重い、キャラがどこにいるのかわからない、店がどこにあるのかわからない、など不満多数。

映像

5+

 これは素晴らしい。海、花畑、星空、魔女……どれも美しく、迫力満天。

音楽

いい曲が多い。ラスボス戦の曲も色々あり新鮮だし、厳粛な雰囲気を盛り上げる。しかし、バージョンを変えたものを含め、曲数が多すぎるため、全体として、ややまとまりに欠け、印象に残らない曲も多い。

乗り物

飛空挺はかっこいい。そして速い!しかし、チョコボなどは、ほとんど使い道がなかった。

合計

32

総合評価

 映像はとにかく素晴らしい。世界設定もいい。だが、操作性が悪い。上に挙げたことのほかにも、町もごみごみしていて目が疲れる、ロード時間が長い、などの問題がある。ロード時間は、他のPS作品に比べると、特別長いわけではないのだが、それでもプレイ中の「切れ目」は、ちょっとイライラする。ドラクエのロード時間が驚異的に短いことを考慮にいれると、やはり減点対象となる。ストーリーも悪くはないのだが、少しごちゃごちゃしており、クリア後は場面場面の印象が残っているだけで、話の筋はあまり覚えていないということにもなっている。映像も音楽も素晴らしいのだが、全体的に、どこか空回りしている印象は否めない。

感想

心に残ったイベント

時間制限のあるイベント。スリルが楽しめる。あとは、ラグナとシンクロする所。

印象に残った場面

OP,ED,Disc1のラストシーン

好きな音楽

EYES ON ME

やはり印象に残る。

Fragments of Memories

オルゴールが印象的。FFシリーズの中でみても、トップクラスに好きな曲である。

好きな召喚獣

お気に入りはバハムート。やっぱりかっこいい竜が好き。

多用した技

とにかくドロー。ひたすらドロー。回復は「かいふく」で、魔法はほとんど使わない。攻撃はひたすら剣でガンガン叩く。召喚獣も使うが、時間のかからないものを多用。無属性のセイレーンにはお世話になった。

好きなキャラクター

ラグナ、イデア

苦労したモンスター

モルボル。レベル上げてたから死ぬようなことはなかったものの……「治癒」は必須。

主人公の名前

主人公の名前がなんとなく気に入らなかったので、自分でつけた。丁度スレイヤーズで悲劇を目にしたところでもあり、「ルーク」と命名。当然、リノアは「ミリーナ」になった。

苦労したダンジョン

全て。……3Dは苦手だ。切れ目も多いし……全体像が把握できない。やっぱりマップは上から見ないと。

 ドラクエ7のためにPSを購入したはいいが、発売が延期された。そこで、発売までのつなぎとして購入したのがこのFF8である。せっかくPSを購入したのだから、それなりの映像を見てみたい、という気持ちもあった(ドラクエには、映像面では特に期待していないーというよりむしろ、変わったら嫌だと思っていたので)。

 そして、まずその雰囲気に驚いた。以前FF5を途中までプレイしていたのだが、それと同じシリーズとは思えないほどの変わりようである。また、映像にも圧倒された。しばらくは夢中になった……が、人間、いいものにはすぐに慣れてしまうものである。召喚獣を使うシーンも、最初はその映像に見入っていたが、次第に鬱陶しいと感じるようになり、操作性の悪さが鼻につくようになってきた。時間が余ってなかったら、途中でやめていただろう。

 だが、所々に現れるCGムービーを支えに進めていった。このムービーは本当に素晴らしいし、観客にも喜ばれる。曲に歌が含まれるというのも新鮮だった。しかし、楽しみの約半分が「CGムービを見ること」になってしまうのは、ゲームとしてちょっとどうかと思う。他人の家でツボやタルを漁る楽しみもほとんどなくなり、宝箱も見かけない。キャラクターにもあまり感情移入できなかったし。

 ストーリーは、予測とは違う方向に動いていき、壮大な世界を感じて、これはこれで面白かったが。

#2枚目のディスクに突入したとき、これは様々な後悔を残した主人公の魂が、一人の男にとりついて、生前果たせなかった生き方を体験し、成仏もしくは転生するという話になるのかと思ってしまった……。

 

 

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