夜神月・迷言集

 

 

「僕は日本一と言ってもいいくらいの真面目な優等生だよ」
     (
page.1「退屈」)

自分で言う辺り、既にただ者ではない。
#しかし、警察に追われる優等生か……。

 

「授業中に居眠りもできないし 家や塾での勉強もしっかりやっておかないとね。

 そして睡眠不足も敵だ。健康や思考力をそこなう」
     (
page.2L」)

……ということは、これまでよく授業中に居眠りしてたのか?

 

「ああ 警察庁の一番偉い人間になってみせるよ」
     (
page.3「家族」)

見ようによっては、父親にケンカを売っているようにも見えるが……。

 

「はは 当たり前じゃないか

 前向きじゃなきゃ 自ら世界を良くしようなんて思わないよ」
     (
page.5「眼球」)

前向きで日本一の優等生だーと、自分に絶対の自信を持っているようです。

 

「僕は 犯罪者のいない理想の世界をつくる。

 そして そこの神として長く君臨するんだ」
     (
page.6「操作」)

キラ様のマニフェスト。
しかし、神として君臨……。人前では言わない方がよさそうだ。

 

「目でなく翼だったら 本気で取引を考えたかもしれない…

 「翼を持って空を自由に飛ぶ」なんて神らしいじゃないか…

 そして人類が古代からずっと抱いてきた夢でもある」

「今のは冗談だ リューク」

     (page.6「操作」)

冗談に聞こえないんだが…。もう完全に神の視点になってしまってるし。

#もし本当に冗談なら、月のユーモアセンスは竜族並?

 

「立派だよ父さん 僕は父さんを誇りに思う。

 父さんにもしもの事があったらー

 必ず僕がキラを死刑台に送る」
     (
page.9「穴」)

白々しいとはこの事である。

 

「そして悲しき受験生は 夕飯まで勉強…」
     (
page.10「合流」)

普段から芝居がかった動作をする奴……。

 

(いや違う! そんな考え方じゃ駄目だ!!

 僕がキラだと疑われる事すら あってはならないんだ!!)
     (
page.10「合流」)

犯罪者としての心構えにプライドの高さが加わって、このような結論が。

 

「えっと…すみません 受付の人は皆同じに見えてしまって」
     (
page.12「神」)

月……思ってても口に出してはいけないことっていうのがあるんだよ……。

 

「いつもより「ク」が多いぞリューク 何がそんなにおかしい?」
     (
page.13「秒読」)

ここは笑うところなのか。

 

「仕方ない 話しましょう…

 僕も 捜査本部の一員だからです」
     (
page.14「誘惑」)

嘘から出た誠。
#それにしても、「仕方ない話しましょう」などと言うときは、本当は話したがってることが多いんだなあ。

 

「ユリには

 「スペースランドに行ったのは二人だけの秘密…
  何故なら君の思いでも心の中も僕だけの物にしておきたいから…」

 と意味深に言ってある。

 ユリと僕の付き合いは誰も知らないし

 その事を自慢して優越感に浸るほど 馬鹿な女でもない。

 あれでユリは大丈夫だ」
     (
page.15「電話」)

そうか?本当にそれで大丈夫なのか?
#この時、きっと後ろではリュークが笑っていたに違いない。

 

「器用さなんて関係ないよ 器用より器量だ。

 もしかしてリューク もてないの?」
     (
page.15「電話」)

ああ…言ってはならない事を……。

 

「よしっ がんばるぞ!! 勉強」
     (
page.17「芥」)

実にわざとらしい。

 

(やっぱりLだ! 宣戦布告の時に死刑囚を椅子に座らせたり

 奴… 限度ってものを知らない!!」
     (
page.17「芥」)

どうやら自覚はあるらしい。

 

「教室で待つの嫌だから3分前に入ろうと思ってたのに 早く着いたな」
     (
page.18「視線」)

すごい余裕……これで落ちたら笑い者である。

 

「もしあなたがそうなら 僕の尊敬する憧れの人です」
     (
page.19「屈辱」)

いけしゃあしゃあ。

 

「二人共 端から見たら ただの大学生じゃないか。

 いや どちらかというと 流河の方がキラっぽいって言われるよ」

     (page.21「裏腹」)

ああ、そんなはっきりと……少しは言葉に気を付けた方が……。
#しかし、
Lはどう見ても「ただの大学生」には見えないんだけど。

 

「おい 僕の前ならいいが

 父の前で容体にさわる様な事を言うのは止めろ。

 流河には気遣いがなさすぎる」
     (
page.22「不幸」)

君にも気遣いがなさすぎる。

 

「そうだよ竜崎。死神が存在するなんてありえない」
     (
page.27「恋心」)

ぬけぬけと…。それじゃあ君の後ろにいるのは何なんだ?

 

「しかしもうこのノートから何ページか切り取って隠し持ってるかもしれないじゃないか」
     (
page.29「武器」)

いや、普通そんなことしないって。

 

「それだと キラもたいして考えずに行動しているな」
     (
page.31「簡単」)

しれ……っと。
自分で言うのは別に腹が立たないらしい。

 

「ミサ… 僕の幸せは君の幸せになるか?

 レムに頼んでくれるか? Lを殺せと」
     (
page.31「簡単」)

すごい頼み方だな……。ものすごく図々しく見えるんだけど……。

 

「そうか? シホやエミの時も見てたじゃないか。

 ミサとはこれからもっと親密にし 僕に心底惚れさせておく必要がある」
     (
page.32「賭」)

一体何人いるんだ。

 

「ズームにでもなんでもして 僕の目を見てくれ!

 これが嘘をついている人間の目か? 竜崎早く出してくれ!」
     (
page.35「白紙」)

 いや…Lのような性格では、目を見て判断したりはしないと思うが……。
 それに、こういう場合、別に目「だけ」を見て判断するわけではなかろうに、
ズームにされても……。目の検査じゃないんだから……。
#やはり、長期の監禁でどこかおかしくなっていたのか。
#このセリフで本当にズームにする
LLだが……。

 

「まあ 松田さんは天然だからな」
     (
page.38「打撃」)

さらりとひどい事を言う。
無邪気さとは、時に残酷なものだなあ……。

 

「いいですか… Lがキラに勝てば あなたは無罪

 キラがLに勝てば あなた方はそのまま裕福な人生」
     (
page.44「後継」)

一流企業の営業部長をも虜にする、キャッチフレーズの神。

 

「な…何やってるんだ父さん もしここで火口に死なれでもしたら…」
     (
page.54「中」)

演技力は、衰えず。

 

「これだけ好意をもたれ 尽されたら
 情のある人間なら 心が動かされて当然だ」
     (
page.55「創造」)

つまり、自分で自分を情のない人間だと認めるんだね、月……。

 

「父さん!父さん!死ぬなバカヤローッ」
     (
page.74「熱演」)

訳すと、「せめてちゃんと名前を書いてから死ね」……。
同じセリフでも、演技力でこうまで意味が違ってくるのか。

 

「ば…馬鹿な!!」(やった!)
     (
page.75「認知」)

ホンネとタテマエ。
月ほど、この使い分けに長けている人物はいないだろう。

 

Lの後継者か… Lより酷い…)
     (
page.78「予測」)

たぶん、キラ支配よりも冤罪が多発するのではないか。
さすがのキラ様も、これには辟易しておられる様子。

 

(ふっ 女なんて簡単なもんだ)
     (
page.86「日本」)

セリフが完全に悪役ですよ、新世界の神。

 

「いや それが彼女は僕のパートナーとしては知性が足りなくて…」
     (
page.86「日本」)

ひどい言われようだな…。

 

(ニア おまえはLに はるかに劣る…
 おまえに 
Lの面をつける資格はない)
     (
page.101「誘導」)

「サングラスとマスク」のような一般的な措置ではなく、わざわざ面妖なお面を作り、
恥ずかしげもなくそれをかぶって皆の前に顔を出すという異様さには何のコメントもないのか。

 

(だ…駄目だ まだ笑うな…こらえるんだ…し…しかし…)
     (
page.102「我慢」)

……そんなに笑いたいのか?
L以来癖になったな、これは……。

 

 

 

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