レオナ語録

 

 

「いくら大事な物でも争いの種になるのなら いらないわ」

「魔物と同じ道を歩むぐらいなら…人間として飢えて死にましょう…!!」

     (6巻「その時レオナは…!?」)

気高い。

 

 

「必ず現れるわ。あなたたちに牙をむく者たちが…!
 人間が誇りを失わない限り…!!」

     (6巻「残酷!フレイザード」)

誇り、か……。ポップが最後の最後まで立ち向かい続けたのもそれがあったこそなのだろう……。

 

 

「あなたには 残された人生のすべてをアバンの使徒として生きることを命じます…!

 友情と正義と愛のために 己の命をかけて戦いなさい。

 そしてむやみに自分を卑下したり過去にとらわれ歩みを止めたりすることを禁じます…!」

     (8巻「勝利!そして…」)

歴史に残る名判決でした。

 

 

「信じ合い そして支え合ってきたあたし達の心は、いつも一つよ」

     (アニメ「ダイよ立ち上がれ!勇者の道は永遠に!」)

最終回だという気にさせられた…。

 

 

「ダイ君 何度も教えたけど…キミは勇者なのよ…

 ちっちゃいけど勇気があって…明るくてまっすぐで…それが本当のキミだわ。

 ただビクビクしてるだけのキミなんて勇者じゃない!ダイ君じゃない!!」

     (11巻「思い出のナイフ」)

デルムリン島のダイが頭をよぎる。率直な言葉が胸に突き刺さる…。

 

 

「国とは土地や建物のことではありません。人間が生きていればそこが国です!!」

     (16巻「ダイの剣」)

生粋の指導者。フレイザードでさえもが認めたカリスマ性。

 

 

「たしかにっ!彼は性格サイテーで自己中心的でいかにもボンボンって感じだけど
 それとこれとは話が別よっ!!!」

     (18巻「北の勇者」)

恐縮する親の前でここまではっきり言ってのけるとは……恐るべしレオナ。

 

 

「生きてさえいれば 立て直しはできます」

     (20巻「真魔大戦勃発!!?」)

決してあきらめない。レオナの勇気もたいしたもの。

 

 

「私たちはこれから打倒バーンという大奇蹟を起こそうとしているのです!
 小さな奇蹟ぐらい簡単に起こせなくってどうしますか?」

     (24巻「希望への前進!!!」)

確かに打倒バーンは奇蹟の連続で果たすことができた。

 

 

「信じているからよ…!今まで生まれ育った大地を!国を!
 そしてそこに生きるすべての人々をっ…!!

 悪を倒すためではなく あたしたちの受け継いできたものが
決して間違っていないことを証明するためにっ…!!!

 …力が欲しいっ!!!それだけよっ!!!」

     (24巻「聖なる継承」)

「悪を倒すためでなく」……ここが普通の作品と違うところ。

 

 

「戦いのほうが個人の気持ちより大事なわけ…?」

「…個人の気持ちの方が大事よぉ!ダイ君!!
 私たちはこの心で大魔王に勝つんだもの…!!」

     (25巻「決戦前夜の葛藤」)

こう言い切れる指導者は珍しい。

 

 

「それに…今逃げたらもう二度とそのしるしは光らないわよ!!

 今ここで逃げを選んでしまったら 結局魂が負けてしまう!!
その後いくら努力しても光りはしないわ!!」

     (26巻「大破邪呪文の危機…!!!」)

厳しいけれど、おそらくそれは真実。レオナが告げるのは、いつも真実。

 

 

「…ダイ君が…この闘いを望んでいるのよ。
 だからあたしたちは手を出しちゃいけないわ…!!」

     (27巻「真竜の闘い!!!」)

 

 

「…それができないから…ダイ君は”私たちのダイ君”なんじゃないの…?」

     (同上)

そうか…そうだったのか…!

 

 

「…でも…!こういう時だからこそ冷静にならないと…!

 何か残された手はないか 必死に考えをめぐらせないと!!

 相手はあたしたちのはるか上を行く悪魔の頭脳の持ち主なんだから…!!」

     (28巻「炎の中の希望!!!」)

ポップやマトリフのように。クールでなくてはならない。

なす術がないかと思われたが、そこにもう一人の「悪魔の頭脳の持ち主」が…!

 

 

「地上の正義と…!偉大なる勇者アバンの名の下に…!!

 今こそみんなにこの王女レオナが命じます!!

 ”すべての戦いを勇者のためにせよ……!!!”」

     (30巻「正義の後継者!!」)

王女の本領発揮。こういう場面とか、アニメでも見たかった…。

 

 

(…力にならなきゃ…!!

 いいえ!たとえ力になれなくても…あたしが少しでも彼の負担を軽くしてあげなきゃ…!!

 いつの日か…ダイ君がまたときめく気持ちで世界をかけめぐれるその日のために…!!)

     (31巻「予期せぬ難関…!?」)

悲壮なまでのレオナの決意。しかし、本当にその日は来るのだろうか……。

 

 

「ダイ君〜ッ!!!迷う事なんかないわーっ!!!ぶんなぐっちゃえ〜〜〜〜っ!!!!」

     (32巻「恐怖と迷い」)

ダイのかなしばりがとけた!

 

 

(だ…だめよっ!!!目をそらしちゃっ!!!あたしも戦ってるんだから…!

 ダイ君の苦痛から目をそらしたりなんかしちゃいけないっ!!!)

     (34巻「魔界への誘い」)

なすべきことから、決して目を背けない。

 

 

「あたしにだって傷つけられたんだから!!

 この世に無敵の存在なんていないわっ!!!絶対にいないっ!!!

 その事を忘れないで!!」

     (同上)

レオナが身をもって教えてくれた。大魔王に通じるような力は持たなくとも、その功績は大きい。
……ダイですら大魔王に気圧されてしまっている時に、必死に自分にできることを探し、ダイを勇気付けるとは…。

 

 

「これでもあたしを生かしておけるものなら勝手にしなさいよ!!

 でも お望み通り終生言いふらしてやるからっ!!!

 このあたしは天下の大魔王バーンに傷を負わせた世界最強の女の子よってね!!!」

     (同上)

みんなに勇気を与えるのが勇者なら、ダイもポップも、そしてレオナも間違いなくその一人。
おまけに真・大魔王バーンに傷まで負わせて啖呵を切るとは…マァムにもできなかった。まさしく「世界最強の女の子」。
大魔王バーンが一目おくのも道理。

 

 

 

2009.4.6

 

 

 

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