アバン語録

 

 

「人間ムチャクチャ疲れると 一番楽な動作をしようとするもんなんです。

 つまり一番自然な動きですね」

     (1巻「ダイ特訓!」)

なるほど……。

 

 

「大地を斬り海を斬り空を斬る…
 そしてすべてを斬るのが”アバンストラッシュ”なのです!」

     (1巻「メガネをかけた竜!」)

かっこいい……!

 

 

「決まっている。みんなの利益のためだ。

 小さな幸せを守っている民達が、恐怖に怯える生活をしなくてすむ
平和な世の中を取り戻すために。

 この戦いはみんなのためであり、そして私自身の戦いなのだ」

     (アニメ「卒業の証は仮免、決戦!ハドラーVS.アバン」)

まさに勇者……!

 

 

「バカな…力によって無理やり作った平和など、本当の平和じゃない!」

     (同上)

アバンはにんげんのじゆういしを そんちょうしている。

 

 

「なつかしい思い出とは言いがたいが…覚えている。
 お前の戯言の一言一言までな」

     (同上)

十五年前の会話を一言一句違わず覚えているとは、二人とも結構すごいかも。

 

 

「しかし人間には強い意志がある。正義の意思は一代では終わらない。

 次の世代が引き継いでくれる。勇者の意思は永遠に消えはしない」

     (同上)

それが勇者の家庭教師を始めた所以。当時はこの言葉に感動したものだ……。

 

 

「勝てない相手だからこそ…命をかける必要があるのです。

 それにね ポップ…
 やはり修業で得た力というのは他人のために使うものだと私は思います。

 たぶん私の力はこの日のために…

 …あなたたちを守るために神様からさずかったのでしょう…。

 いつかあなたにも 必ずわかる日がきます。

 だからその時のために これをあずけておきましょう…」

     (2巻「アバンのしるし」)

このしるしの場面では思わず落涙……。
クロコダインに立ち向かったとき、間違いなくポップのしるしは光っていただろう。

 

「おやおや まだ仮免中なのに そんなに感動してもらっちゃ困りますよ。

 これからもブリバリ努力してくれないと
 それにふさわしい勇者になれませんからね!」

     (同上)

こんな時でもユーモア精神は健在。

 

 

「大丈夫です。私は絶対に… 負けませんから」(同上)

この言葉にあんな意味があったとは……。

 

 

「…でもね マァム。
 愛や優しさだけでは 必ずしも他人を守れない時もあるのです。

 正義なき力が無力であるのと同時に、力なき正義もまた、無力なのですよ」

     (3巻「アバン・我らが師」)

アバン先生も、そうして強くなったのだろうか……。

 

 

「要は使い方ですよ。

 大丈夫!あなたが使っているかぎり
 これが正義なき力になることは絶対にありません。

 私が保証しますよ マァム」

     (同上)

道具は使い方次第。実際、ここ一番で役に立ってくれた。

 

 

「…やめましょう。

 それは明らかに子供がつくったもの…
 まさかとは思ったのですが あなたにも家族が と

 ……一瞬そう考えたら…斬れなくなりました…」

     (5巻「父の魂!!」)

このセリフだけでなく、同時にこんな澄んだ目をむけられては、バルトスももう戦えまい…。

 

 

「…傷つき迷える者たちへ…

 敗北とは 傷つき倒れることではありません。
 そうした時に 自分を見失った時のことを言うのです。

 強く心を持ちなさい。
 あせらずにもう一度じっくりと 自分の使命と力量を考えなおしてみなさい。

 自分にできることは いくつもない。
 一人一人がもてる最善の力を尽くす時 たとえ状況が絶望の淵でも…

 必ずや勝利への光明が見えるでしょう…!」

     (13巻「それぞれの使命」)

心に染み入るこの言葉……空の章を全部読んでみたいものだ。

 

 

「何もしなければ まさに何もはじまらないでしょう?

 …ジタバタしかできないなら方法はひとつ…!

 みなさん!ジタバタしましょう!!」

     (23巻「カールの女王」)

追い詰められた時はこの言葉を思い出すことにしている。やはりアバン先生は偉大だ……!

 

 

「…困りますよポップ。勝手に"あの世”なんかに行かれちゃ…

 …そんな所へ行っても…私はいません…!」

     (28巻「ポップ・炎に死す…!!!」)

感動的な場面で発せられたセリフのはずなのに、今これを見ると「千の風」を連想してしまう。困ったものだ。

 

 

「戦いの最低限のルール…それは戦士としての誇りです」

     (28巻「死神との対決!!」)

だからヒュンケルは、正邪どちらにいる時も、戦士の誇りを忘れなかったのだろうか…。

 

 

「…そうですね 力がないのも困りものですが…
 力だけが全てではない。

 知恵や心も強さの一つなのですから…!」

     (28巻「輝け!!!破邪の秘法」)

力においても主張においても大魔王バーンにおされ気味だったダイ達も、アバン先生の登場とこのセリフで勢いを取り戻したような気がする。強さは力の同義語ではない……!

 

 

「…そうです!
 力のすべてを出しきっての敗北ならば なんら恥じる事はない。

 でも今のあなたは まだやれる事が残っているじゃあないですか…!」

「…負ける時は 力のすべてを出しつくして思いっきり負けなさい。

 そうしないと絶対に今より強い自分にはなれませんよ!!」

「最後の最後まで己の力を出しつくして戦いぬく…!

 それが…真の戦士です!!」

     (29巻「銀髪鬼ヒム!!!」)

これも「ジタバタしましょう!」と同じく、私を奮い立たせてくれる。

 

 

「…たとえ平和を勝ちとっても それを味わう者がいなくては意味がありません」

     (33巻「凍れる時間…!」)

 

 

「…戦火の中で生まれた子供こそ 平和に生きるべきだと私は思います。

 優しい名前をつけてあげて下さいね レイラ…」

     (33巻「大いなる先駆者たち」)

言われて見れば優しい響きだ……。

 

 

「…よく言う!生まれて初めて真剣勝負をするような男がっ…!!」

     (33巻「死を越えた決着戦」)

体型からして真剣勝負に向いていないのだから、ああいう戦闘スタイルになったのもいた仕方あるまい。
しかし、人形を使ってさえジャッジに細工して真剣勝負をしないというのはフォローのしようがない。

 

 

「悪いが私は100%おまえの事を信用していない。

 おまえほど非道で美点の見つからない敵には出会った事がないからだ」

     (33巻「裁きは下った…!」)

なんとも手厳しいおっしゃりようで……もしザボエラとも戦っていたとしたらどうだろうか。

 

 

「…決まってるでしょう。…誇りです…!」

     (34巻「宿命の終焉」)

15年…つまり、アバン先生の半生の結晶でもあるわけか…。

 

 

(知らぬ間に大きくなるものだ… どの子も…!!)

     (35巻「勝機をつかめ!!!」)

 

 

 

2009.3.28

 

 

 

戻る

 

 

 

inserted by FC2 system