キャラクター

 

 

アバン・デ・ジニュアール三世
AVAN

年齢

31歳

出身

カール王国

代表特技

破邪呪文、破邪の秘法、
アバンストラッシュ

作ったもの

アバンの書、おべんとう、
毒蛾の粉、魔法の砂、魔弾銃、
ゴールド・フェザー、輝聖石、
シルバー・フェザー

DQ3的性格

きれもの
#能力的にもそんな感じ。

しょくぎょう

ゆうしゃ→せんせい→けんじゃ→カールおう

じゅもん

ベギラマ、メラ、メラゾーマ、ドラゴラム、
メガンテ、アストロン、モシャス、ホイミ、
アバカム、トラマナ、マホカトール、ルーラ、リリルーラ

その他攻撃系呪文、回復系呪文などあらゆるジャンルの呪文を使いこなす。

とくぎ

アバン流刀殺法(大地斬、海波斬、空裂斬)、
アバン流槍殺法(地雷閃、海鳴閃、虚空閃)、
他アバン流殺法(斧、弓、鎖、牙)、無刀陣、
アバンストラッシュ、グランドクルス、
破邪の秘法、凍れる時間の秘法(不完全)、他

装備の変遷

勇者時代

Eはがねのつるぎ
E
せいどうのよろい
E
カールのまもり

家庭教師

Eはがねのつるぎ
E
旅人の服(赤)
E
カールのまもり

アバンのしるし

最終決戦

Eはがねのつるぎ
E
はじゃのふく
E
はじゃのマント

シルバーフェザー
ゴールドフェザー
まほうのこな
おべんとう
ミエールのめがね
まほうのきづち
ふくろ

 個人的には勇者時代の髪型が好き。それにしても、青銅の鎧で魔王に挑むとは、やはりアバン先生は、ただものではない。
 最終決戦の時の服装はどうなのだろう。何か特殊な力があるのか、それともただの旅人の服なのか……。ただ、どこからともなく様々なアイテムを取り出しているところからすると、勇者独自の四次元ポケット「ふくろ」を持っていることは間違いないと思われる。(笑)
 勇者時代を除けば、ちらっとしか出ていない破邪の洞窟での服装も含め、アバン先生の服にはすべて特有の紋章がついている。ポップの服やアバンの書にもだ。おそらくジニュアール家の紋章なのだろうが、一体何着ぐらい持っているのだろうか。

代表名言

「修行で得た力というのは他人のために使うものだと私は思います」

「何もしなければ、
 まさに何もはじまらないでしょう?
…ジタバタしかできないなら方法はひとつ…
!!
みなさん!ジタバタしましょう!

「力だけがすべてではない。
 知恵や心も強さの一つなのですから……!」

「正義の意思は一代では終わらない。
 次の世代が引き継いでくれる。
 勇者の意思は永遠に消えはしない」

出番のわりに名言が多い。どの言葉もみな意義深い……。

人物評

「皆に希望を与える生まれついての勇者」
(フローラ)

「ちょっととぼけてるけど…強くて…優しくて…ほんとに素敵な先生だった」
「意味もないようなたあいのない事でも必ず何かの答えに通じている」
(マァム)

「生涯の宿敵」(ハドラー)

「面白い男だ。今までにないタイプの人間だな」
「あまりに秀ですぎる能力を押さえ込むかのようなその立ち振舞い…そしてその奥から感じる重厚な完成度…使徒達からいつまでも尊敬され続けるわけだな」
(ミストバーン)
 
「力を超えた何かがある。余が信じる強さとは全く異質の強さを持つ男」
「何をしでかすかわからない地上一の切れ者」
(バーン)

 
集めればすぐにでも伝記が書けそう。無口なはずのミストバーンの評が一番細かいのに注目。(笑)

名場面

「アバンのしるし」『VS.キルバーン』

備考

学者の家系のためか、戦術の知識や呪法の知識が豊富。魔族の文字もすらすら読める。料理も得意。

 十五年前に魔王を倒し世界を救った元勇者。平和を取り戻した後は、勇者の家庭教師として後継者の育成に力を費やす。カール騎士団に所属していたこともあったが、祭り上げられるのが嫌いで、当時から実力を隠していた。伊達眼鏡は平和の証である。
 しかしここ十五年における空白の時間やその出自などを含めても、今もって明かされていない謎が多い。あらゆるジャンルの呪文を使えるのもそのひとつ。
 開始早々長い退場を強いられたが、その印象は非常に強く、全般にわたって強い影響を及ぼしている。そして、終盤に復活したことで、ダイ達に確かな強さが加わったような気がする。時々その全身から神々しさが漂っているように見えるのは気のせいか(笑)。その瞳はすべてを見透かしているように見える。
 私が初めて「はまった」人で、今も心に強く残っている。

 

ダイ(ディーノ)
DAI

年齢

12歳

出身

デルムリン島(アルキード)

代表特技

アバンストラッシュ

純粋(青)
[
優しさとか純情さとかそういう澄んだ心]

DQ3的性格

ごうけつ、しょうじきもの

しょくぎょう

ゆうしゃ

じゅもん

メラ、メラミ、ヒャド、バギ、バギマ、ギラ、
イオラ、ライデイン、トベルーラ

(バギクロス、ベギラマ、ヒャダイン、ドルオーラ)

とくぎ

大地斬、海波斬、空裂斬、アバンストラッシュ、アバンストラッシュX、ギガストラッシュ、ライデインストラッシュ、ギガブレイク、
火炎大地斬、紋章閃

装備の変遷

初期

Eパプニカのナイフ
E
ぬののふく

パプニカ

Eはがねのつるぎ
E
てつのたて
E
はがねのプロテクター
E
アバンのしるし

パプニカのナイフ

テラン

Eはがねのつるぎ
E
きしのよろいのパーツ
E
パプニカのナイフ
E
アバンのしるし

後期

Eパプニカのナイフ
E
まほうのとうい
E
きしのマント

Eアバンのしるし

最終決戦

Eダイのつるぎ
E
まほうのさや
E
まほうのとうい
E
アバンのしるし

魔法の闘衣は13巻からずっと身に付けている。騎士のマントとセットで結構気に入っていたのだが、あのマント、ちょっと焦げ目がついたぐらいなのに何故脱ぎ捨ててしまったのだろう…。

代表名言

「…たとえ世界中の人があきらめたって…
 …おれはあきらめないっ…!!
 絶対にあきらめないぞっ
!!!

「…人間が…たまにそういうひどい事をするの
なんて…百も承知だ。
 おまえの言う事もうそじゃないと思う。
 …でもいいんだ!それでもおれはみんなが…
 …人間たちが好きだっ
!!!
 おれを育ててくれたこの地上の生き物すべてが好きだっ!!!

「…大丈夫…!何があっても…おれはおれだ…
!
 みんなのダイだよ!!」

悲しいまでに純粋。特に終盤では名言がたくさんある。

人物評

「ちっちゃいけど勇気があって…明るくてまっすぐ」
「誰とでも平等に自然体で接することができる…そこが彼の一番の魅力」
(レオナ)

「みんなの希望の勇者」(メルル)

「人間そのものを変えていく力がある」
(バラン)

「進化する小さな魔神」(キルバーン)

「今まで出会ったどの男よりも強い」
「大胆かつ合理的!!一見無茶に見えるが最も理にかなった攻撃を繰り出してきよる」
(バーン)

やっぱりダイは勇者なんだなあと思う。

名場面

「誰がための勝利」『VS.大魔王バーン』

備考

竜の騎士と人間のハーフで竜闘気を用いて戦う。双竜紋が呼び覚まされたことで、闘いの遺伝子が覚醒する。

 元気で明るい典型的な主人公。それゆえに当初はポップなどに比べて印象が薄くなってしまっていたが、次第にその存在は重みを増していく。ちょうどユリアン言うところの「強烈な個性を主張する人ではなかったが、いなければいないということがすぐにわかる、そういう人」。実際、ダイぬきでの戦いでは「何か大切なものが足りない」という感が拭えず、やはりダイは勇者なのだということを実感する。

 

ポップPOP

年齢

15歳

出身

ランカークス村

代表特技

メラゾーマ、メドローア

勇気(緑)

DQ3的性格

おちょうしもの、熱血漢、
むっつりスケベ、ぬけめがない

しょくぎょう

まほうつかい→だいまどうし

じゅもん

メラ、メラミ、メラゾーマ、ギラ、ベギラマ、
ヒャド,ヒャダルコ,ヒャダイン,イオ,イオラ,
ルーラ、トベルーラ、ベホイミ、ベホマ、
ベタン、ラナリオン、メドローア

とくぎ

フィンガー・フレア・ボムズ、れんぞくま

装備の変遷

初期

Eマジカルブースター
E
ぬののふく

パプニカ

Eまほうのステッキ
E
たびびとのふく
E
アバンのしるし

中期

Eかがやきのつえ
E
まどうしのマント
E
へんなベルト
E
たびびとのふく

Eアバンのしるし

VS.親衛騎団

Eイーグルのつえ
E
パプニカのほうい
E
たびびとのふく
E
まほうのマント
E
アバンのしるし

最終決戦

Eブラックロッド
E
たびびとのふく
E
へんなベルト
E
アバンのしるし

かがやきのつえ
シャハルのかがみ

最初から最後まで殆どイメージが変わらない。最終決戦まで旅人の服というのも考えてみればすごい話。しかし、親衛騎団と戦った時のコスチュームがあっという間に台無しになってしまったのは悲しい。大魔道士の貫禄が出ていたのに……!!

代表名言

「ひとかけらの勇気ぐらい…
 おれにだってあるぞっ……
!!

「へへへッ…
 死ぬ気になりゃあなんとかなるもんだな…
!

「…そう
!!
おれを呼ぶなら大魔道士とでも呼んでくれっ!!!

「一瞬…
!!だけど…閃光のように…!!!
 まぶしく燃えて生き抜いてやるっ!!!

ポップのセリフは皆胸を熱くする。ポップ自身が、本当に閃光のようにまぶしく燃えているからだろう。

人物評

「どんな窮地に落ちても立ち上がり強くなる…強い心の持ち主」
「何だか放っておけないような手のかかる弟みたいな感じ」
(マァム)

「いつもお調子者みたいにふるまっているけど
本当はとても心の強い人…
 どんなに苦しくても…どんなに怖くても…
どんなに悲しくても…
 最後の最後には必ず乗り越えてしまう人…
!」   (メルル)

「最高の友達」(ダイ)

「こういう弱いヤツが成長したようなタイプはチームのムードメーカーになるからね。勇者の一味の中でも真っ先に死んでいただきたい男さ」
「成長度だけで言ったらポップはダイ以上ですよ」
(キルバーン)

仲間たち(特にメルル)は、本人よりもポップのことをよく知っていた。敵ではキルバーンがポップを高く評価しているのが興味深い。

名場面

「ポップ・炎に死す…!!!」『VS.クロコダイン』

備考

最初の頃、敵と出会ったら逃げることに全精力を費やしていたせいか、運のよさが非常に高い。後半、回復系呪文の力に目覚め、大魔道士となる。

 この作品において、最も目覚しい成長を見せる。その活躍ぶりは、作品名を「ポップの大冒険」としてもいいほどであり、ポップ抜きにこの作品は語れない。名言も大変多く、感情移入もしやすい。現状とその先を見据え、まっすぐ進んでいくことのできる人物で、努力して敵に立ち向かい、本来の性格とは異なったクールさをも身に付けた。その力をこそ「勇気」と呼ぶのだと知った時、魂が震えた。

 

マァムMAAM

年齢

16歳

出身

ロモス王国(ネイル村)

代表特技

閃華裂光拳

慈愛(赤)
[
人を慈しみ労りぬく気持ち]

DQ3的性格

やさしいひと、おとこまさり

しょくぎょう

そうりょせんし→ぶとうか

じゅもん

ホイミ、ベホイミ、キアリー、キアリク、
ザメハ、マヌーサ

とくぎ

閃華裂光拳、猛虎破砕拳、ほか武神流拳法

装備の変遷

初期

Eハンマースピア
E
ぬののふく
E
アバンのしるし

まだんガン
まほうのだんがん×10

パプニカ

Eハンマースピア
E
たびびとのふく
E
アバンのしるし

まだんガン
まほうのだんがん×10

武闘家

Eぶとうぎ
E
アバンのしるし



最終決戦

Eまこうけん
E
ぶとうぎ

Eアバンのしるし

ポップとは対照的に、最もイメージの変化が激しい。装備が新しくなるたびに印象が大幅に変わり、殆ど同一人物とは思えないほどである。転職したことや、髪型も同時に変わるということもあるだろう。個人的には魔甲拳装備のやパプニカの時の服が好き。

代表名言

「ただ彼のあの悲しそうな目を見てたら…
 なにか力になってあげたい…
 そばにいてあげたい…そんな気になったの」

「死ななければ負けじゃないわ!」

出番のわりに名言が少ない……。

人物評

「俺の勝利の女神は微笑んでなんかくれねえっ!
 横っ面を…ひっぱたくんだよおっ」
(ポップ)

「優しくて温かくてすごく包容力のある人」
(メルル)

「オレに光をくれた慈愛の天使」
(ヒュンケル)

「虫酸の走る良い子ちゃん」(アルビナス)

ヒュンケルの形容が一際目立つ。

名場面

「正義の稲妻剣!!!」『VS.ザムザ』

備考

僧侶戦士としての力に限界を感じ、途中から武闘家に転職。わずか数日でその力を身に付けた。

 ダイ達の母親のような存在。当初は感情のままに突っ走るダイやポップを諌める役割をしていたが、レオナが仲間に加わるとそれは彼女の役目となり、またポップも成長して頭脳労働を担当するようになったため、出番のわりに、やや影が薄くなってしまう。ポップやヒュンケルと違って魂の声が聞こえにくいというのもあるかもしれない。

  

ヒュンケルHYUN-CKEL

年齢

21歳

出身

パプニカ王国

代表特技

ブラッディースクライド、
グランドクルス

闘志(紫)

DQ3的性格

いっぴきおおかみ、苦労人、
でんこうせっか、タフガイ

しょくぎょう

せんし(魔剣戦士→光の戦士)→ゴッドハンド

とくぎ

大地斬、海波斬、地雷閃、海鳴閃、虚空閃、
ブラッディースクライド、グランドクルス、
無刀陣、カウンター、闘魔傀儡掌、皮肉、
アバンストラッシュ

装備の変遷

初期

Eよろいのまけん

やくそう

中期

Eよろいのまそう
E
アバンのしるし

後期

Eよろいのまそう
E
アバンのしるし

 魔剣戦士として登場したヒュンケルだが、今ではすっかり槍使いとしてのイメージも板についている。どちらもかっこいいが、顔の見えない鎧の魔剣だと、なんとなく悪役らしく見えてしまうため、魔槍の方がいいのかもしれない。もっとも、終盤では無装備で戦うようになり、武闘家マァムも真っ青の活躍。命そのものを武器とするようになったため、もう他の武器は不要になったのかもしれないが、何か釈然としないものが残る。

代表名言

「剣でオレを上回る者などこの世に存在せん…」

「たとえ正義のためだろうとなんだろうとその力がオレの父の命を奪ったことに変わりはない…
!
 それを正義と呼ぶなら…
 正義そのものがオレの敵だっ
!!

「それはこの槍が…友の形見だからだ……!」

「…情けや愛の心で敵に敗れるのならば……
 オレにはむしろ誇らしい…
!!

かっこいいセリフの多いヒュンケル。一つ一つが決めゼリフ。

人物評

「純粋で繊細で…鋭いけれどもろい…ガラスのような心の持ち主」(エイミ)

「強くて…でもとても孤独で…ものすごく気になる人…」(マァム)

「闘志ってのはヒュンケルのためにあるような言葉だ」(ポップ)

「生命すらヤツにとっては武器の一つにすぎん」
(ロン・ベルク)

「お前は…戦い続けるには心が優しすぎた……」(ラーハルト)

「『オレは最強なんだよ』って顔に書いて歩いているようなヤツ」(ヒム)

底知れぬ闘志と同時に、優しさと繊細さをあわせ持つ。共に戦った仲間は皆そのことを知っている。

名場面

「さらば!闘いの日々よ」『VS.ラーハルト』

備考

魔王軍の事情によく通じており、アバンの書も暗記している。運のよさが異常に低いが、奇跡の加護を受けており、不死身である。

 元は魔王軍不死騎団の軍団長だったが、ダイ達と戦ってからはアバンの使徒として生きていく。
 どこまでも自分に厳しく、見た目も中身も不死身の戦士。そのかっこよさは群を抜いており、登場場面やセリフもまるで計算しているかのようだ。アバンの使徒最年長ということもあって、彼がいると、その場の空気が引き締まる。
 戦士としての強さは確かなもので、参加したすべての戦いでめざましい働きをしている。またその不死身さには定評があり、どのような描写がなされたとしても、彼は決して死なないと信じさせるに至った。「死んだと見せかけて実は生きていた」というパターンは数多く、何度「もう二度と戦えまい」と言われたか知れない。もしかすると本当に「戦いに呪われて」いるのかもしれない。

  

レオナLEONA)

年齢

14歳

出身

パプニカ王国

代表特技

ベホマ、ミナカトール

正義(白)
[
真理を看破し強く善を貫く気持ち]

DQ3的性格

おてんば、おっちょこちょい、
しょうじきもの

しょくぎょう

けんじゃ(ひめ)

じゅもん

メラ、メラミ、ヒャド、ヒャダルコ、ギラ、
バギ、ラリホー、ホイミ、ベホイミ、ベホマ、
ザメハ、キアリー、キアリク、ザオラル、
インパス、トラマナ、ミナカトール

装備の変遷

初期

Eパプニカのナイフ
E
おうけのふく

パプニカ

Eおうけのふく

テラン

Eワイズ・パーム
E
たびびとのふく

後期

Eおうけのふく
Eアバンのしるし

シルバーフェザー
ゴールドフェザー

王家の服は今まで3通り出てきたが、どれも気に入っている。これは魔法防御力が非常に高いらしいが、フレイザードに長時間氷漬けにされて無事だったのは、この服のおかげもあるのかもしれない。破邪の法衣との効力の違いも気になるところだ(おそらく後者は魔物の出現率を下げるだけではないかとも思うが)。ベンガーナでは、守備力の高い王家の服を売って、わざわざ旅人の服に着替えていたが、今にして思うと勿体無い。

代表名言

「あなたには残された人生のすべてを
 アバンの使徒として生きることを命じます…
!

「生きてさえいれば立て直しはできます」

「個人の気持ちの方が大事よぉ!ダイ君!!
 私たちはこの心で大魔王に勝つんだもの…
!!

「これでもあたしを生かしておけるものなら勝手にしなさいよ!!
 でもお望み通り終生言いふらしてやるからっ
!
 このあたしは天下の大魔王バーンに傷を負わせた世界最強の女の子よってね!!!

やっぱりレオナはすごい……!賢者にして真の王者、そして世界最強の女の子。

人物評

「小娘とは思えぬその統率力…カリスマ性…思ったよりでかい獲物」(フレイザード)

「可愛いけどおしとやかってカンジじゃないぞ。
 言いたいことは何でもズケズケ言うし…マァムより性格キツいんじゃないかなあ」
「一度言い出したら絶対やっちゃうんだ」
(ダイ)

「店屋に行くと山のように買い込むタイプ」
(マァム)

「その言葉にはすべての人に自信を与える確かな強さがある」(フローラ)

「確固たる正義の信念がある。そして人の上に立つ者として生まれ持った器量があります。場合によっては憎まれ役を演じてでも多くの民たちが正しい道へ進める方法をとれる勇気のある人」
(アバン)

「女性の身でありながらここまで強い精神力を持った者には今まで出会ったことがない」
(バーン)

さすが王女!そのカリスマは多くの人が認めるところで、魔界の神からも一目置かれる。

名場面

「聖なる継承」『VS.真・大魔王バーン」

備考

パプニカ王国の王女。カール王国の女王フローラを尊敬している。

 賢者の卵で、ダイと一緒に冒険をした最初の人間。類稀なるカリスマと統率力の持ち主で、気高く凛とした表情とセリフがかっこいい。指導者として活躍する傍ら、ダイと共に敵と直接戦うことも。テラン編と最終決戦におけるステータスを比較すると、彼女自身も短期間に修行していたことがわかる。戦闘に直接貢献することは少ないが、精神的には大きな影響力を持ち、特に最終決戦ではその力が遺憾なく発揮されている。(あの戦いでレオナへの好感度がさらに高まった)

 

 

ハドラー
(HADLARFINAL HADLAR)

年齢

357歳

種族

魔族→超魔生物

代表特技

地獄の爪、超魔爆炎覇、ベギラゴン、イオナズン

DQ3的性格

らんぼうもの→ごうけつ

しょくぎょう

まおう→まぐんしれい→ゆうしゃのライバル

じゅもん

ベギラマ、ベギラゴン、イオラ、イオナズン、
メラゾーマ、ルーラ、通信呪文、他

とくぎ

地獄の爪(ヘルズ・クロー)、超魔爆炎覇
地獄の鎖(ヘルズ・チェーン)、生命の剣

装備の変遷

魔王時代

Eあんこくのころも

まほうのつつ

ドクロのゆびわ

魔軍指令

Eしれいのころも
E
くろのコア

キメラのつばさ

超魔生物

Eはしゃのつるぎ
E
ヘルズチェーン
E
くろのコア
E
しれいのころも

 勇者に誘いをかけただけあって、DQ1の竜王を髣髴とさせる。首飾りや耳のとがりなど……。

 暗黒闘気で何度でも蘇る不死身の肉体。マントをつけている時からいかにも武闘派という感じがする。

 肉体と共に精神も完全な武人へと変化を遂げた。全身から威厳のようなものがにじみ出ている。

代表名言

「おかげで最後に格好がついた…ありがとう!!

「このままヤツに負けっぱなしで死ぬのはがまんがならんわ…」

「あなたに二度殺されるのはご免こうむる
!!
 どうしても私の生命奪うというなら…
 この場であなたを倒すのみだっ
!!!

「我が全身全霊ッ
!!!敗れたりっ!!!

セリフのどれもが渋く、かっこいい。最早どこからどう見ても立派な武人。アルビナスが好きになるわけである。

人物評

「ほめられた人格ではなかったが、ザボエラほどひどい策謀家でもなかった。どちらかというと力押し」
(クロコダイン)

「てめえは残酷だが卑怯じゃなかった」
(ポップ)

「よほどハドラーに人徳がないのかな?」
(バラン)

「精神的なもろさやおごりがあった。最強の肉体と才能を持ちながら慢心と動揺の繰り返しで敗北し続けた」
(ミストバーン)

「尽きることを知らぬ覇気と強さのみを信じる心。そういうところを気に入っていた」
(バーン)

魔軍司令時代のハドラー。散々な言われよう……。悲しいまでに人望がなかった模様……クロコダインにまで言われるとは。

名場面

「開かれし扉!!!」『VS.ダイ(真竜の闘い)』

備考

 心臓が左右に一つずつある。格闘派のイメージが強いが、その魔力は確かなもので、禁呪法で生命体を生み出すことができる(フレイザードやハドラー親衛騎団など)。超魔生物になってからは、魔炎気をも操るようになった。

 かつて世界を席巻した魔王。成長する敵として、大変印象深い相手でもある。最初はただの三流悪役として登場したのに、最後には他作品と比べても有数の武人として散った。ポップと同じく、いや、それ以上に想像もつかない成長ぶりである。人は変わるものだ。
 後半のハドラーは、単にかっこいいというだけではない。不遇を経験しているがゆえの、そして長く生きているがゆえの深みがあり、他のキャラにはない味がある。そして、複雑な人間心理を最もよく表すキャラでもある。
 苦境に立たされて初めてミストバーンの誠意を感じたり、宿敵であったアバン先生にしても、むしろ倒した後の方がその存在を強く意識するようになったりと、様々な面で興味深い。死を意識してからの彼の行動はまさしく閃光のようで、ある意味一番人間らしいキャラかもしれない。

  

バーン(VEARN)

年齢

種族

魔族→鬼眼王

代表特技

カイザーフェニックス、天地魔闘の構え

DQ3的性格

豪傑、ロマンチスト、きれもの、ぬけめがない

しょくぎょう

だいまおう(魔界の神)

じゅもん

メラ、メラゾーマ(カイザーフェニックス)、
イオラ、マホカンタ、ベホマ、他。

とくぎ

カラミティウォール、カラミティエンド、
フェニックスウィング、闘気弾(暗黒闘気)、
瞳、鬼眼、天地魔闘の構え、凍れる時間の秘法

装備の変遷

老人

E光魔の杖
E
魔神の冠
E
王者の衣

ミストバーン

E封印の首飾り
E
闇のローブ

真バーン

E鬼神の闘衣

 初めて見たときは意外だったが、溢れ出す威厳、その圧倒的な存在感は隠しようがない。まさに王者の風格。ところで、あの角と鬼眼、真バーンになるまで、私は冠の一部だと思って疑わなかった。

 見た目は封印を解いたこの姿が一番かっこいい。目をずっと閉じたままなのがポイント。静かな動作がまたいい。あと、ベースではないからか、この姿には角がない。

 長い睫、見開かれた瞳。堂々たる姿に、老人の時ともミストバーンの時ともまた違った印象を受ける。威厳と同時にそこかしこから若々しさがあふれ、颯爽としたその姿からは無限のエネルギーが感じられる。

代表名言

「知らなかったのか…?
 大魔王からは逃げられない…!!!」

「おまえたち人間は面白くはないのか?
 鍛え上げて身に付けた強大な力で弱者を思うようにあしらう時気持ちよくはないのか?
 優越感を感じないのか?」

「太陽…素晴らしい力だ。いかに我が魔力が強大でも太陽だけは作り出すことができん…」

「己の強さに酔う…!どんな美酒を飲んでも味わえない極上の気分だぞ……」

器が違う……!!その言葉は魂を侵食する。

人物評

「スケールが違いすぎらぁ!」(ポップ)

「しらける客」(ロン・ベルク)

「偉大な主」(ミストバーン)

「偉大なお方だが…心中ははかり知れんところがある」
「勝てぬわこのお方には…器が違いすぎる…
!
(ハドラー)

器が違いすぎて、もはやそれ以外の言葉は不要。そんな中、やはりわが道をいくロン・ベルクが素敵。

名場面

「太陽を我が手に…!!」『VS.ダイ』

備考

心臓が三つある。その魔力は絶大で、巨大な空中要塞を動かしたり黒の核晶を作ったりと、計り知れない。また額の「鬼眼」は、生物を強大な存在に進化させることができる。ただし、自身にそれを行えば、二度と元に戻ることはできない。

 魔界の神とも称される大魔王。他作品と比べてもその魅力は随一の、超一流の悪役。力においても精神においても、圧倒的な存在感。
 心の暗い部分に語りかけ、魂を揺さぶる。
 それでいて、太陽を求める気持ちは大変強く、実は誰よりも純粋なのかもしれない。何よりも強く太陽に焦がれたからこそ、あれほど強く神々を憎んだのだろう。後にも先にも、これほどの悪役は現れまい。

 

 

 

2008.6.30

 

 

 

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