魔法騎士レイアース

〜感想・評価〜

 

ここでは、作品についての評価と感想を述べています。

大好きな作品であり、適切な評価を下せる自信は今ひとつなのですが、楽しんで頂ければ幸いです。

 

注)・評価は5段階評価です。

 

 

魔法騎士レイアース

 

評価(原作)

ストーリー

シンプルな構成と結末の意外性。

オリジナリティ

第一部の結末。

一貫性

第一部と第二部の対比といい、スマートでとても綺麗にまとまっている。

話の構成

シンプル故に結末の衝撃を大きくしている。ただ、第二部はやや詰め込みすぎなような気も…。

画面構成

インパクトがある。

5+

とても綺麗で、思わず見とれてしまうほど。特に目が素晴らしい。

感動

傷だらけで戦う姿や、長い混迷を振り払う瞬間に。

キャラクター

とにかくイーグル。
あと、主人公が凛としているのもいい。

ユーモア

三国の設定。

ギャグ

B

可もなく不可もなく。

合計

42

総合評価

 物語のいわゆる「王道」と呼ぶべき骨組みを逆手に取った話。その構成が美しい。「ありふれた話も別の角度から見るとこうなる」という例を最もわかりやすい形で示したのだと思う。
 ただ、原作では、ファーレンとチゼータは、物語上特に必要なかったのではないかとも思える。第二部は、キャラクターが多いわりに話が短く、詰め込みすぎという印象を受けてしまうのだ。
「エメロード姫には柱制度をなくすこともできたがそうしなかった」というモコナの言に不自然さを感じてしまうのも、そう言わせるだけのエメロード姫の描写が少なかったからかもしれない。

感想

好きなキャラクター

1.イーグル・ビジョン

2.ランティス

3.ザガート、モコナ、
  ジェオ・メトロ、ザズ・トルク

7.獅堂光、鳳凰寺風、アスカ、
  エメロード姫

心に残った場面

  • 第一部の結末
    「こんなのってないよー!」
  • 光がイーグルを連れて帰る所
  • イーグルの回想場面
  • 光がランティスに謝る場面
  • VS.ラファーガ

好きな魔法

稲妻招来、銀爆殺襲、殻円防除、
炎の矢、水の龍、癒しの風

好きな国

オートザム、セフィーロ

好きな主題歌

1.「光と影を抱きしめたまま」

2.「ゆずれない願い」

3.「いつか輝く」

好きなキャラクターソング

RUN」「闇の夢」「聖夜の天使達」

「そよ風のソナチネ」

好きな曲

「メインテーマ」「創師プレセア」

「エメロード姫」「故郷への想い」

「ランティスのテーマ」「別れ」

「果てしなき旅路」「ノヴァのテーマ」

Interlude−安堵−」「孤独」

「友情そして希望へ」「光の想い」

「オートザムのテーマ」「魔法の力」

「おだやかな時の中で」「哀愁」

「ファーレン〜突撃」「魔神激突!」

 アニメでイーグルに心を奪われたのをきっかけに、原作を揃えた。そして、ザズと「創竜伝」の終のイラストがよく似ていることに気づき、両者が同一人物の手になるものであることを確信。以後、「CLAMP」に注目するようになる。

 原作では、一つ一つの言葉がより重みを持っているように思う。
 また、第二部ではストーリーがアニメと異なり、イーグルが最後まで生きていたので、心底ほっとした。

 

評価(アニメ)

ストーリー

4+

それぞれの心を詳しく描写。そして、それがそのまま物語に。第二部の混迷の度合いは濃く、一貫していないという印象を受ける。それを良しと取るか否かで評価は異なるだろう。

キャラクター

とにかくイーグル。
ひたすらイーグル!
キャラの描写はアニメの方が丁寧だと思う。…が、原作の方が魅力的に思えるキャラが多い。

画像

そこそこ。しかし、第二部では、毎回曇り空の似たような景色ばかりを見なければならず、憂鬱になってくる……。

音楽

5+

雰囲気によく合っていて、世界観やキャラの心情をよく表していた。

構成

特に第二部に入ってからは、話の進みが遅く感じられた。

演技

特にイーグル=エメロード姫には驚愕。

感動

4+

混迷が長かった分、感動も増す。

遊び心

魔法騎士達がそれぞれの国にご招待されたり。

オリジナル

セフィーロの人達の描写やノヴァの存在は面白かったが、デボネアはいなくてもいいと思う。

原作の忠実度

C

テーマは同じだが、世界設定やキャラの性格などが一部違っており、第二部は原作とはかなり違うものに。

合計

39

総合評価

好きなキャラクター

1.イーグル・ビジョン

2.ランティス

3.ジェオ・メトロ、モコナ、
  ザズ・トルク、アスカ

7.イノーバ

8.ザガート、エメロード姫、
  鳳凰寺風

心に残った話

1.「第47話
 真の柱は
!?光か、イーグルか!?

2.「第34話
 光と引き裂かれた友情」

3.「第46話
 光・衝撃!ノヴァの真実」

 「第48話 果てしない戦い!」

5.「第43話
 王冠の部屋と柱の記憶」

6.「第19話&第20話
 対決!魔法騎士
VS.ザガート
 伝説の魔法騎士!驚異の真実」

7.「第40話
 魔法騎士とひとときの安らぎ」

 「第41話
 ノヴァとの戦いと魔物の正体」

 「第42話
 巨大サンユン
vs.NSX!」

10.「第38話
 イーグル・セフィーロ城総攻撃
!

 第一部の最終話で一気に引き込まれ、次いで、イーグルの存在により、完全に虜になった。ここまで一人の人物にはまったことは、他にない。34話でイーグルが吐血した時に、それを自覚した。
 戦士であるイーグル。その姿に、ひたすら惹かれた。
 それだけに、最終回には納得がいかなかったが…。

 

評価(OVA

ストーリー

矛盾や意味不明な部分も多く、無理矢理話を作った、という感が否めない。

キャラクター

もとになったキャラのイメージを粉砕した。完全に別物としてみた場合は…取り立てて見るべきところがない。

画像

5+

どの絵もとても綺麗。一つ一つの場面が美しく、人を引き込まずにはおれない。

音楽

映像とぴったり合う。

構成

セフィーロ側の描写があまりにも足りず、光達のも不十分。そのためか、唐突に思えるセリフや行動も多い。

演技

TVアニメと同じく、声はいい。

遊び心

実在する場所が戦いの舞台に。プリクラも登場。

感動

なぜか、どの言葉も空々しく聞こえてしまう…。

オリジナル

発売前に聞いた初期設定は悪くない…はずだった。

原作への忠実度

E

完全に別物。

合計

30

総合評価

 映像は非常に美しいのだが、ストーリーは今ひとつ…どころか、まるで駄目だと言っても差し支えない。まず、セフィーロの人々が地球にやって来る理由がとってつけたようなものにしか聞こえない、というのが致命的である。キャラクターの描写も不十分で、それでいて、もとになったキャラとは根本的に性格が違う、というのも問題。いくら絵が綺麗でも、それだけでは、「レイアース」の名を冠するのには役者不足だと言わざるをえない。

感想

好きなキャラクター

1.イーグル

2.ランティス

3.光、風、モコナ

印象に残った場面

  • イーグルの高笑い
  • イーグルを迎え入れるエメロード
  • 桜の樹の下での誓いと別れ

好きな曲

「希望そして別れ」「漆黒の死霊」

「魔神のテーマ(仮)」

「合体魔神レイアース登場(仮)」

「桜の樹の誓い」

 1巻はまだいいのだが、2巻以降のイーグルのあまりの変わりように、しばらく立ち直れなかった……。そして、この作品は、「レイアースキャラが映画に出ている」とでも思って無理矢理納得することにした。イーグルの高笑いも、ああいう役をやっているのだと思えば……。
 しかし、期待が大きかっただけに、落胆も大きい。確かにイーグルやザガートの設定には驚いたが、
CLAMP特有の「言葉を使って意表を突く」という仕掛けもないし、どうも空虚な感じが拭えない。1巻までの設定なら、結構面白いと思うのだが…。

 

 

 

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