レイアース関連
CD
魔法騎士レイアース オリジナル・サウンドトラック1 〜選ばれた少女達〜 |
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CD の色は赤(光、海、風)。こんなところでも、光・海・風のシンボルカラーが使用されているのかと思うと何だか嬉しい。表紙は初期段階の防具をつけた魔法騎士3人で、裏(中)は、フューラに乗る3人。主に第一部で多用されていた曲が収録されている。第一部でしか使用されなかった曲もちらほら。この CDの中で、特に気に入っている曲について述べる。「メイン・テーマ」 「友情そして希望へ」は、まさしく第一部のセフィーロのイメージ。広がる青空。第二部ではそのような光景は見られなくなったが、メインテーマは「これまでのあらすじ」などで使われていたこともあり、最もよく流れていたという印象がある。「エメロード姫」 「神官・ザガート」はそれぞれの人物のイメージに直結しており、それ以外の場面で流れることはあまりなかったように思う。そのため、回想で比較的よく出てくるエメロード姫はまだしも、ザガートのテーマは二部に入ってからとんとお目にかかれなくなってしまった。それはそうと、どちらもピアノというのは、偶然なのか、それとも意図してのことなのか。 「別れ」 かなり気に入っている曲だが、残念ながら、使用された回数はあまり多くない。しかし、そのかわり、イーグルとの別れ、エメロード姫とザガートの別れ−このような、印象深い場面で使われていたように思う。この曲を聴くと、いつも47話でイーグルが光と言葉を交わしてFTOに乗り込む所が思い浮かんでくる…。これとは少し違うバージョンのものも何度か流れたが、それは収録されていない。 「導師クレフ」 「魔法の力」は第一部ではよく使用されたが、第二部ではほとんど使用されなくなった。こうしたことからも、第一部と第二部の雰囲気の違いを感じる。この二曲は、是非オーケストラでやって欲しかった。「 Interlude―安堵―」は平和だった頃のセフィーロで昼寝をするランティス(第一部ではフェリオと風)、「果てしなき旅路」はひたすら走っているイメージ。特に「安堵」は、曲名とは裏腹に、中に漂う一抹の切なさが気に入っている。「追手せまる!」の導入部も好きだ。ランティスやアルシオーネの馬のいななきを連想する。 |
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1994.12.1 \2,500 |
POLYDOR K.K. |
魔法騎士レイアース オリジナル・サウンドトラック2 〜伝説の騎士〜 |
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CD の色は青(クレフ、ザガート、エメロード)。表紙は、魔法騎士以外の、第一部の登場人物達が勢揃い。裏(中)は、それに合わせたのか、エメロード姫をさらうザガート。「組曲―戦闘―」は7分30秒と、かなり長く、しかもオーケストラなので、聴き応えがある。 「故郷への想い」 は大好きな曲なのだが、これも使用された回数はあまり多くはない。フェリオが語る場面で使用されていたような気がするが……。胸を切られるような切なさ。原作の、イーグルがセフィーロへの憧れを語る場面などを連想する。「創師・プレセア」 とても綺麗な曲なのに、ほとんど使用されることなく終わった……。プレセアがキャンディーを食べて魔法騎士達のことを思い出す場面で流れたが、それ以外の場面で聞いた記憶がない。なんとなく、心がふわりと温かくなるような、そんな感じのする曲。もっとあちこちで聞きたかったが、意外とこれに合う場面を探すのは難しいかもしれない。「孤独」 バイオリンの弦の震えが、心の震えを表すよう。第一部も終わりにさしかかる頃になってから使われ出し、それまで見えなかった影の部分が見えだした。「 Interlude―平和―」メイン・テーマのピアノ&フルートのヴァージョン。澄んだフルートの音色が美しい。こちらも気に入っている。「 Interlude―祈り―」祈りの別バージョン。生の楽器ではないため、少しくぐもった感じ。それが「水の中」という印象を強める。「戦いの合間に」もいい。メインテーマの別バージョンから「安堵」の別バージョンに繋がり、クライマックスへと移行するのだが、特にその<安堵〜クライマックス>のあたりが気に入っている。 「ゆずれない願い」<オーケストラ・ヴァージョン> は前向きで、迫力もあり、心の底まで響いてくる。最後に、こぼれおちるような切ない感じがするのもたまらない。あと、「ザガートの逆襲」も結構気に入っている。オーケストラでやったら、きっともっと迫力があったろうと思う。 |
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1994.12.1 \2,500 |
POLYDOR K.K. |
魔法騎士レイアース オリジナル・サウンドトラック3 〜ゆずれない願い〜 |
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CDの色は緑(光、海、風)。これで三人揃った。セフィーロの地図(一部)がついていたりと、嬉しい特典も。表紙は魔法騎士となった三人。裏(中)はレイアースで、第一部の最後を飾るにふさわしい。 内容も、メインテーマや組曲―戦闘―など、主なオーケストラ曲のリミックス・バージョンや魔神の曲など、まさに第一部の集大成。 最終回を見事に彩った「ゆずれない願い」<アンプラグド・ヴァージョン>や「明日への勇気」<アコースティック・ヴァージョン>も収録されており、嬉しい。 ちなみに、魔神の曲では、セレスとレイアースの導入部分が好きだ。 |
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1995.3.25 \2,500 |
POLYDOR K.K. |
魔法騎士レイアース オリジナル・サウンドトラック4 〜新しい絆〜 |
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表紙は光とランティス。「新しい絆」というサブタイトルにふさわしい。 CDの色は紫(ラファーガ、アルシオーネ、プレセア)。裏(中)はEDの海とセレス。ブックレットに、イーグルの絵(21話で「柱を失ったセフィーロ。攻めるなら、今ですね」と言っている所)が載っているのが嬉しい。 アイキャッチも収録されているが、中盤に使われていた(三国の絵が出てくる時に使われた)ものがないのが残念。 「序曲」はなかなか迫力がある。メインテーマが第一部のイメージとするなら、これは第二部のイメージ。わりと頻繁に流れていたような気がする。 「オートザム」 FTOやNSXを連想する。時折交じる金属音が、いかにもオートザムらしい。「ランティス〜ザガートの面影」「〜 Solitude」は第二部の中でも特に気に入っている。哀しい調べが心を揺さぶる。中でも、弦楽器の響きが美しい「〜哀しい視線」がいい。やや短いのが残念だが、痛いほどの弦の響きと、低く美しい音色が孤独な戦士ランティスにぴったりだと思う。「魔神激突!」 とにかくかっこいい。最終決戦という趣があり、この曲を聴くと、イーグルとランティスが対峙した場面を思い出す。「大乱戦」 オーケストラだけあって迫力があり、かっこいい。FTOと魔神との戦いなどで、何度か使われた。それも、最初から最後まで流れることもあり、映像を見ながら曲を作ったのではないかと思うほどぴったり合っていた。「哀愁」ピアノとフルートのヴァージョン。残された人々の嘆きを伝える。 「光の想い(ヴァージョン1)」 3人それぞれに曲があるが、中でも気に入っているのがこれ。伸びやかな弦楽器の調べが美しく、安らいだ気持ちになれる。「おだやかな時の中で」 も美しい。心の底から温かいものが湧き上がってくる。「口笛〜暗黒より」 暗闇の中から徐々に姿を現すノヴァを連想する。残念ながら、ほとんど使われることがなかった……。 |
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1995.6.25 \2,500 |
POLYDOR K.K. |
魔法騎士レイアース オリジナル・サウンドトラック5 〜光・海・風〜 |
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表紙は海・風と三国のメンバー。チャンアンだけ出てきていないのが気の毒だ。イーグルが出ているのは嬉しいが、小さいのが残念。 CDの色はシルバー(レイアース)。シルバーに合わせて、CDの絵はFTOの方がふさわしいと思うが……。裏(中)は、EDの風とウィンダム。裏表紙は、前回と同じく「ら・ら・ば・い」の最後の絵だが、前回と同じではつまらないし、区別がつきにくいので、「いつか輝く」の絵にしてほしかった。「いつか輝く」の方が好きだという理由もあるが。ブックレットは、オートザムが魔法騎士や他の国々のデータ収集をしているかのような作りで、なんとなく嬉しい。「Autozam」の写真の下に、「…GEO」と「…ZAZ(初めて帽子を外した姿を見る事ができる)」の絵があるが、イーグルがいない……。イーグルがデータ収集をしている、という設定なのだろうか。まあ、別のページにイーグルの写真(22話)があるから、それでよしとしよう。インタビューの背景にはFTOのイラストが載っているし。 今回は曲数が多く、なんと30曲も収録されている。これまでどれも20曲前後だったので、驚いた。それだけ第二部は曲が多かったということだろうか。あまり聞き慣れない曲も幾つかあるが…。 「三国侵攻」 オーケストラで、迫力があり、かっこいい。特にオートザムは、雲を突き抜け進軍する様が目に浮かぶようだ。ファーレンも迫力があり、童夢の威容を連想させる。「ファーレン〜突撃」ファーレンのこの種のアレンジ曲はかっこいい。「三国侵攻」のもそうだが、巨大サンユン vs.NSXのエピソードを思い起こさせる。「ノヴァ〜ライバル登場!」 後半部にさしかかるにつれ、ぞくぞくしてくる。これも、ほとんど使われることなく終わったのが残念。本当に、ノヴァ登場のためだけに作られたようだ。「ランティス〜孤独の剣士」「〜放浪」 ランティスのテーマは様々なバージョンがあり、合計5つになる。しかし、やはり中でも、本物の弦楽器を用いたものはいい。「せまる脅威」「波乱を呼ぶ魔神」や「デボネア〜破滅の予感」も印象的な場面で流れたせいか、結構気に入っている。「デボネア〜乱」の重苦しく響く鐘の音もいい。 「おだやかな時の中で(アナザー・ヴァージョン)」 ピアノのみのヴァージョン。これはこれで、また違った味わいがある。46話の光景が、忘れられない……。「朝陽」「再会の時」感動的な場面にふさわしい曲。チゼータと和解した時ぐらいしか、使われた記憶がない…。第一部ではこの種の曲がよく使われていたのだが、第二部に入ってからは、滅多にお目にかかれなくなった。まあ、最終回まで「朝陽」にお目にかかることもなかったから、それも当然かもしれないが。 「安らぎを求めて」や「セフィーロの城」「決戦!」もわりと好きなのだが、これもあまり使用されることがなく、特にどこという場面が思い浮かばないこともあり、他の曲に比べると、今ひとつ印象が薄い…。 「哀愁(アナザー・ヴァージョン)」 フルートのかわりにヴァイオリンを用いたヴァージョン。弦の響きが、胸に染み渡る……。「風の恋(ヴァージョン4)」ピアノとフルート・ヴァイオリンのヴァージョン。これは三人のテーマに共通することだが、綺麗で、またどこか可愛らしい感じのする曲。 |
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1995.7.15 \2,500 |
POLYDOR K.K. |
魔法騎士レイアース オリジナル・サウンドトラック6 〜いつか輝く〜 |
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表紙は光・海・風の三人。花びらの舞い落ちる、生まれ変わったセフィーロの光景で、綺麗だ。裏表紙は、第一部の OPのものだろうか(うう、なぜ「いつか輝く」の絵を使わないのだろう…)。CDの色は、赤(光)。裏(中)は、「キライになれない」で、地球を抱く光の絵。 あと、オーケストラ名が、「RAYEARTHオーケストラ」になったことにも注目。 今回は、殆どがこれまでに発売されたもので、新しいのは二曲だけ。どうせなら、これまで発売されていない曲を収録してほしかった。たとえば、 OP前の「前回のあらすじ」の時に流れる曲とか…。この曲は結構気に入っていたのに、CDに入っていないので残念だ。 |
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1995.11.25 \2,500 |
POLYDOR K.K. |
MAGIC KNIGHT RAYEARTH ORIGINAL SONG BOOK |
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1 CEFIRO~FZ~ (instrumental) 2 貴方が教えてくれた(吉成圭子)3 明日への勇気(椎名へきる[獅堂光])4 せつなくて(吉田古奈美[龍咲海])5 予感の風(笠原弘子[鳳凰寺風])6 いぢわる(白鳥由里[プリメーラ])7 光の翼(椎名へきる[獅堂光])8 秘密のきもち(吉成圭子)9 私との約束(吉田古奈美[龍咲海])10 ずっと(笠原弘子[鳳凰寺風])11 罪(緒方恵美[エメロード姫])12 モコナの夢(白鳥由里[モコナ])*太字は、番組中に使われたもの |
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表紙は CLAMPの描き下ろし。おそろいの青い服を着た光とプリメーラ。裏には海、風、エメロード姫、モコナ。青いリボンが可愛い。特典のケースも描き下ろしで、花に包まれた光、海、風。今回収録されているのは、女性キャラの歌ばかりなので、絵も女性キャラばかりなのだろうか。…ということは、モコナはメス?CDの色は黄緑(モコナ)。裏(中)もモコナ。それを囲む輪は、光がランティスからもらったペンダントとよく似ている。 ブックレットの歌詞の色が、キャラクターごとに違うのに注目。 殆どの曲の歌詞を原作者が作曲しており、またそれを歌った人がそれぞれの歌についてのコメントを載せているのも嬉しい。 「せつなくて」 震えるような、綺麗な曲。実は、「すぎやまこういちゲーム音楽作品集」に収録されている「幽霊列車【哀愁の結末】」と同じものである(もちろんそちらはゲーム音源だが)。オーケストラは、これと「モコナの夢」の二曲だが、どちらも「RAYEARTH ORCHESTRA」である。「罪」 このCDの中で、一番好きな歌。エメロード姫の流す涙と、血を吐くような叫び。それがイーグルと重なって。イーグルがガラスを割るシーンで流れたのが忘れられない……!「モコナの夢」 オーケストラ曲に時折交じる、モコナのぷうぷうという緊張感のない鳴き声が、なんとも。そういえば、イラスト集に、この曲をイメージしたという絵があり、魔神が輪になって踊っていたが、その一種奇妙な光景と通じるものがある。 |
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1995.9.20 \3,000 |
POLYGRAM K.K. |
魔法騎士レイアース オリジナル・ソングブック2 | |
1. 太陽より熱い気持ち(椎名へきる [Hikaru Shido])2. さよならの花束(小杉十郎太 [Lantis]) 3. 夢色の翼(吉田古奈美 [Umi Ryuzaki]) 4. 君の笑顔が見たいから(佐々木望 [Clef]) 5. 淡い風(笠原弘子 [Fu Hooji]) 6. 涙の地図(山崎たくみ [Ferio]) 7. 恋のタイムリミット(西村ちなみ [Aska]) 8. ホントの幸せ(永島由子 [Caldina]) 9. 無限のラビリンス(伊藤美紀 [Nova]) 10. Fly high(篠原恵美 [Presea]) 11. 運命の航路(緒方恵美 [Eagle]) 12. ロマンスの森(白鳥由里 [Primera with Mokona]) |
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黒地にモコナという、非常にシンプルな表紙。それがまた、第二部終盤のイメージと合っている。 CDも、白地に魔神の紋章を印刷したシンプルなもの。裏(中)は、「光と影を抱きしめたまま」のうち5つの場面がフィルム風に貼り付けてある。私の好きな、背中合わせのランティスとイーグルの写真もあるのが嬉しい。残念ながら、イーグルは後ろ姿だが…。ブックレットも、全体的に背景が黒っぽいページが多く、「光と影を抱きしめたまま」からの写真が多く使われている(ちなみに、イーグルのページには、29話で自室に光を迎え入れた場面の写真)。 今回は、主要キャラの殆どが登場しているが、ファーレンのアスカまで出ているのに、チゼータからは出ていない。気の毒に…。これらの歌詞を見るに、このCDには、何か執着するものがあることが参加条件にでもなっているのだろうか。しかしそうなると、さらに気の毒なのはアスコットである。クレフがいるから、遠慮しているのだろうか。海を想う気持ちは、クレフよりも強いだろうに…。そういえばアスコットは、OVAのソングブックにも登場していない。やたら影の薄いラファーガも気の毒といえば気の毒だが、アスコットも色々と損な役回りである。 「さよならの花束」演奏は今回もレイアース・オーケストラ。ランティスが歌う、ということもだが、一人称が「僕」だということに、もの凄く違和感がある。 「夢色の翼」曲も歌詞も結構気に入っている。海のクレフへの想いがよく表れていると思う。…と思っていたら、作詞は海の声優さん。道理で…。 「無限のラビリンス」 どこか不気味さの漂う前奏と歌詞。しかしそれに続くは、そんな怖さを感じさせない綺麗なメロディー。純粋さの裏に潜む怖さ。共存する光と影。その二面性が、まさしくノヴァ、という感じだ。この曲も、「すぎやまこういちゲーム音楽大全集」に収録された「ウイングマン2−終曲−」をアレンジしたものだが、オーケストラということもあって、だいぶイメージが変わっている。これで、海、風、モコナ、イーグル、ランティス、ノヴァはオーケストラの歌を持っていることになるが、何故か主人公の光にはそれがない。…ちょっと気の毒かもしれない。分身のノヴァがオーケストラの曲を持っているのは、そのかわり…ということなのだろうか。 「運命の航路」 イーグルの歌は、やっぱりかっこいい。夜空の彼方を見上げているイーグルが思い浮かぶ。彗星のように駆け抜けていったイーグル……。その魂の叫び。幾つか英単語が交じっているが、イーグルが英語を喋っているところを想像すると、…かなりいい感じである。ちなみに、作詞は緒方恵美。 |
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1996.1.1 \3,000 |
PolyGram K.K. |
「魔法騎士レイアース」BEST SONG BOOK | |
01 ゆずれない願い(田村直美)[94.11.9]02明日への勇気(吉成圭子)[94.12.1] 03キライになれない(中村あゆみ)[95.5.10] 04ら・ら・ば・い〜優しく抱かせて〜(本田美奈子)[95.5.10] 05光と影を抱きしめたまま(田村直美)[95.10.25] 06いつか輝く(吉成圭子)[95.10.25] 07モコナの絵かきうた(伝説の魔法騎士&モコナ)[95.3.25] 08いつか天使になれる(龍咲海)[95.5.25] 09そよ風のソナチネ(鳳凰寺風)[95.6.25] 10少女よ、大志を抱け!(伝説の魔法騎士)[95.7.15] 11モコナ音頭でぷぷぷのぷ(伝説の魔法騎士&モコナ)[95.7.26] 12 RUN(イーグル)[95.11.10] 13聖夜の天使達(伝説の魔法騎士)[95.12.1] |
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表紙は光、海、風の三人。上半身は制服、下半身は魔法騎士の衣装を身につけているが、それがなんだか不自然である。 CDの色は白で、赤い模様がある。絵がないのが少し寂しい。ブックレットの歌詞ページには、それぞれのCDシングルの写真と、キャラクターソングの場合は、その写真も。「RUN」のページでは、ちゃんとイーグルの写真が載っていたので嬉しかった。 これには、それまで CDシングルで発売された全ての曲が収録されているーと言いたいところだが、なぜか「闇の夢」だけが収録されていない。気に入っている曲なので、とても残念だ。時間が足りなかったのだろうか。ならば、アレを削ってかわりにこれを入れてほしかった……! |
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1997.1.10 \3,000 |
PolyGram K.K. |
OVAレイアース オリジナル・サウンドトラック1 | |
表紙は、羽の生えた「天使」のイメージの3人。 CDの色は黒と赤。シンプルなところがOVAらしい。作曲者は松尾早人から佐橋俊彦に、オーケストラ名も、「レイアース・オーケストラ」から「レイアース グランド・オーケストラ」に変わった。ブックレットは、ページ数が少なくてちょっと寂しいが、イーグルとランティスの写真が(白黒だが)ちゃんと入っていたので嬉しかった。 OVAだからなのか、同じ曲のバージョン違いが非常に多いが、どの曲もスケールの大きさを感じさせる。話の内容が音楽に負けているような気もするが……。 特に好きなのが、かっこいい魔神のテーマ(「セレス登場」など)やその別バージョン(「予感」など)、主題歌のピアノバージョン(「桜の樹の誓い」など)、そして「希望そして別れ」。これはエメロードの歌(「願い」など)の別バージョンになるが、不気味さの漂うそれと違って、同じ曲とは思えないほど明るい綺麗な曲だ。あと、重厚さの漂う「セフィーロのテーマ」も気に入っている。 |
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1997.8.27 |
PolyGram K.K. |
OAVレイアース オリジナル・サウンドトラック2 | |
表紙はイーグルとエメロード。1の表紙を「光」「希望」とするなら、こちらは闇。 CDの色は黒と緑。今回のブックレットも、1と大体同じ作りで、載っているイーグルの写真も1と同じ物。確かにこの場面は好きだが、どうせなら他の絵にしてほしかった…。今回も、殆どは「1」に収録されている曲の別バージョンだが、その中では、エメロードの歌の別バージョンである 「漆黒の死霊」が気に入っている。しかし、これだけ別バージョンの曲を収録しているというのに、まだ収録されていない曲がある…!!レイアース降臨の曲と卒業式の曲だ。どちらも気に入っているのに、 CDには入っていない。似たような曲をたくさん収録するぐらいなら(この二つも似ているといえば似ているのだが)、こちらを収録してほしかった。時間が足りないわけでもないだろうに…。 |
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1997.10.29 |
PolyGram K.K. |
WITH RAYEARTH | |
1 抱きしめちゃう!(獅堂光)2 友達でしょ(龍咲海)3 FROM ME TO YOU(鳳凰寺風)4 ACROSS THE UNIVERSE(ランティス)5 Let it Over(イーグル)6 イエスタデイ(フェリオ)7 IN MY LIFE(アルシオーネ)8 MOKONA'S GARDEN(モコナ)9 ごらん、太陽だよ(クレフ)10 HER MYSTERY (RUI) |
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表紙は四つの枠に区切られ、それぞれに光、海、風、モコナがいて、マイクを前に歌って(モコナは踊って?)いる。しかし、何故皆左を向いているのだろうか? 光の歌は元気いっぱいだし、大体どの歌もキャラのイメージにあっていると思う。 「 ACROSS THE UNIVERSE」は、虚ろを彷徨う孤独な戦士ランティスの歌。最初と最後に不気味な鳥(?)の声が聞こえるのは、彼がセフィーロの者だからか。(OVAのセフィーロは、不気味なイメージだから…)「 Let It Over」ああ、イーグルの歌…!唯一、全ての歌詞が英語だということもあって、アメリカ風という感じがする。OVAのイーグルは、イーグルではないから、他の二曲とはだいぶ印象が異なるが、それでもいい。なんといっても、イーグルが英語で囁きかけてくるのだ…!特に、最後の「…エメロード」という囁きにはもう…!!ただ、バックの音が大きくて、イーグルの声が聞こえにくいのが少し残念。さて、そして歌詞を訳してみると…また違った感慨が。この曲、最初と最後に虚空を吹き抜ける風の音が聞こえてきて少し怖いが、歌詞はさらに怖ろしい。少し神懸かってるし。…さすがはOVAイーグル。そういえば、この作詞も緒方恵美。これで、イーグルの歌の作詞は全て関係者がしていることに。何だか嬉しい。 「イエスタデイ」 結構気に入っているが、OVAのフェリオの歌としては、少し明るすぎるような気もする。歌詞は、OVAフェリオにぴったりなのだが。「 IN MY LIFE」アルシオーネの曲だが…意外にも、綺麗な曲なのだ。意外だ。実に意外だ。しかし、歌詞を聞くと、納得してしまう。アルシオーネはこういう人だったのかと。これを聞いて、アルシオーネのイメージが一変した。「 MOKONA'S GARDEN」は、ゲームのボーナスステージやお店の曲のような印象が。遊園地で流れていても、おかしくはないかもしれない。 |
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1997.11.24 |
PolyGram K.K. |
セガサターン魔法騎士レイアース オリジナル・サウンドトラック |
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CDはモコナ。表紙は三人だが、裏(中)もモコナ。 ゲーム音楽だから、音源は全てゲームの内蔵音源……。 でも、「伝説の魔神」はかっこよかった。 |
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1995.8.25 \2,800 |
PolyGram K.K. |
RUN | |
1. RUN (イーグル【緒方恵美】)2.闇の夢 (エメロード姫【緒方恵美】) 3.RUN(オリジナル・カラオケ) 4.闇の夢(オリジナル・カラオケ) 作詞:大川七瀬 / 作曲:松尾早人 / 編曲:松尾早人04 19:18 |
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表紙を見た瞬間、目が離せなくなってしまった…。なんといっても、イーグルである。しかも、 CLAMPの描いた。強い光を放つ金色の瞳が、真っ直ぐ前を見つめている……!!CDの色も銀で、イーグルにふさわしい。「 RUN」は、力強く、スピード感溢れる曲。風を切って疾走するイメージ。歌詞も曲も、まさにイーグルそのもの。スケールの大きさに、その強く激しい想いに、ただただ圧倒される…!「銀の翼」という単語が、何故か特に印象に残った。 「闇の夢」 の前奏は、姫の涙か、こぼれ落ちる夢の欠片か。毎夜、一人涙するエメロード姫。歌詞がまたなんとも雰囲気が出ていて、これも特に気に入っている歌の一つだ。これが、ベストソングブックに入っていないのは、本当に残念。 |
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1995.11.10 \1,100 |
PolyGram K.K. |
聖夜の天使たち | |
1.聖夜の天使たち 作詞:大川七瀬 / 作・編曲:坂本洋歌:獅堂光・龍咲海・鳳凰寺風 03 18:14 |
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表紙は CLAMPだけあって綺麗だし、CDの色は白で、文字は金。本当に、隅から隅までクリスマスの雰囲気を楽しめる。曲も、鐘の音が、なんともクリスマスらしくていい。 インストゥルメンタルで、それぞれが互いに向けて「メリー・クリスマス」というのもいい感じだ。ちょっとびっくりするけれど。少し緊張した様子ながら、心をこめて言葉を発する光。一見さらりとした様子だが、どこかしんみりした気配も含む海。淀みない丁寧な口調で、その端々に思いやりを感じさせる風。挨拶にもそれぞれの個性が表れていた。特に、最後に3人が交互に「メリークリスマス」と言葉を投げかけるところがいい。 |
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1995.12.1 \1,000 |
PolyGram K.K. |
そよ風のソナチネ (鳳凰寺風) | |
1.そよ風のソナチネ 作詞:森由里子 / 作曲・編曲:松尾早人03 09:21 |
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CDの色は緑。こういうところも凝っていて好きだ。 導入部からして気に入っている。作中も何度も使われた。オーケストラだけあって、とても綺麗。もちろん、オリジナル・カラオケだけを聞いても聞き応えがあるし、とても気に入っている。 留守番電話メッセージは、実に淀みのない滑らかな口調で、本当に留守番電話に使ってもおかしくないほどだ。モコナも、できるだけ違和感のないように鳴いているため、「ちょっと変わった音だな」ぐらいにしか思わないかもしれない。3人の中では一番穏当だが、それだけに、面白味がないともいえる。 |
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1995.6.25 \800 |
POLYDOR K.K. |
いつか天使になれる (龍咲海) | |
1.いつか天使になれる 作詞 :田村直美 / 作曲:田村直美・石川寛門 / 編曲:湯川トーベン03 8:35 |
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曲は普通だが、この CDの真骨頂は、やはり留守番電話メッセージにある。海の場合は、モコナの「ぷっぷぷー」という鳴き声で、色々台なしである。海の声だけであれば、少し明るすぎるような気はするものの、そのまま使ってもおかしくない範囲なので、発信音がわりのモコナの声を聞いた時は、思わずずっこけそうになってしまった。…ウケ狙いにはいいかもしれない。 |
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1995.5.25 \800 |
POLYDOR K.K. |
少女よ、大志を抱け! |
実を言うと、この曲は、あまり好きではない。だが、留守番電話メッセージは面白かった。非常に緊張している様子なのが、実に光らしい。そして、発信音がモコナの「ぱぱらぷぅ」という鳴き声。それに何事もなかったかのように後を続ける光がまたおかしくて。とにかく、面白さという点では、光のが一番だった。 |
All You Need Is Love (田村直美) | |
1. All You Need Is Love 作詞:田村直美 / 作曲:田村直美、Joey Carbone編曲:鷹羽仁・月光恵介 03 14:40 |
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OVAの主題歌。レイアースのイメージにもぴったりで、気に入っている。明るい曲なのだが、思い浮かぶのは、卒業式の場面。これまでを振り返る…どこかに「別れ」というものを感じさせ、一抹の寂しさを含んでいる。そこがいい。 |
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1997.7.24 \816 |
PolyGram K.K. |
2006.5.28
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