ツバサ・クロニクル

〜感想・評価〜

 

ここでは、作品についての評価と感想を述べています。
楽しんで頂ければ幸いです。

しかし、なにぶん個人的なものですので、
気分を害することになったらすみません。

 

 

注)・評価は5段階評価です。

 

 

ツバサ・クロニクル

 

評価(アニメ)

ストーリー

2+

非常にオーソドックス。様々な国へ行くのだが…それ故表面を撫でただけ、という印象も。

キャラクター

3+

どんなキャラが出てくるかが楽しみ…だが出てくるキャラは限られてる上、印象も異なる。

画像

悪くはないが、どうも地味なような…。

音楽

4+

曲はいい。…が、それ故に、曲が他を食ってしまっている。

演出

妙に間が長すぎると感じること多し。

構成

一つの国に関する時間が、長すぎたり短すぎたり。

演技

どうも、今ひとつの感が…。他作品のイメージが強すぎるからかもしれないが。

感動

…なぜだろう。心が動かない…。

オリジナリティ

他作品のキャラが堂々と出てくる、というのは少し珍しいかもしれないが、これ単体で見ると、特に変ったところはない。

遊び心

色々なキャラが出る、というのは遊び心の表れだとは思うのだが、設定のわりにはどうも地味な感じが……。

ギャグ

B

ファイやモコナが色々と。でも、どれも今ひとつという気が…。

合計

29

総合評価

 色々な世界を旅し、色々な作品のキャラが出てくる、という設定は、賑なものを想像させるが、実際には、随分と地味な印象。音楽だけが華やかだが、それでいっそう、中身が薄く見えてしまう。
 せっかく様々な世界を渡り、様々な人と会っているというのに、世界に深みを、広がりを感じられない。といって、別に緊迫した状況続きで世界に関わる暇がない…というわけでもなく、結構間延びした印象。
 最終回では「旅すること」そのものに価値を見出す描写があるが、思うに、それは間接的に伝えられるべきもので、このように直接描写しようとするなら、うまくやらないと、逆に白けてしまう類のものだと思う。
 このように、どうもこのアニメでは、色々と空回りしている点が多い。うまくやれば、かなり面白い作品になったと思うのだが…。

感想

好きなキャラクター

黒鋼、ファイ

行ってみたい国

セレス国、桜都国、レコルト国

好きな曲

a song of storm and fire
hear our prayer

guess how much I love you

voices silently sing

endlessly」「風の街へ」

lost wings

femme」「siren song

sacrifice

once upon a time there was you and me」「ring your song

心に残った話

「まぼろしのオトギ」
「桜の国のカフェ」
「生きるカクゴ」
「死闘のヤイバ」

「魔術師とデート」
「終わりなきイクサ」
「黒き鋼」

 原作は三巻まで読んだが、本棚のスペースの問題もあり、そこで止まっている。アニメも放映することだし……と思っていたのだが、そのアニメは、どうも今ひとつ。
 話にどうも乗れないので、「どんなキャラが出てくるか」に興味の重点が置かれるわけだが、色々な国に行くわりには、出てくるのは同じキャラばかり。もっと色々なキャラを出してくれてもよさそうなものなのに……。イーグルが登場してくれないかと思っていたが、ついに登場しないまま終わってしまった。
#もっとも、他作品のキャラは、不本意な形で登場することが多いので、それよりはいいのかもしれないが…。

 そうなると、やはり期待は原作に向かう。3巻までは、オーソドックスな話だったが、CLAMP作品なので、レイアースみたいに何かどんでん返しが起こることを期待している。

 

 

 

2006.11.17

 

 

 

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