エンジェリックレイヤー

〜感想・評価〜

 

ここでは、作品についての評価と感想を述べています。

大好きな作品であり、適切な評価を下せる自信は今ひとつなのですが、楽しんで頂ければ幸いです。

 

注)・評価は5段階評価です。

 

 

エンジェリックレイヤー

 

評価(原作)

ストーリー

王道スポーツもの。

オリジナリティ

4

人形とスポーツ(?)という組み合わせ

一貫性

特に矛盾は見当たらない。もっとも、アリスが急にあそこまで強くなったのが不思議だが。

話の構成

+

負けた悔しさを味わい、友に願いを託され、戦う毎に技を覚え強くなる。まさに王道の構成。決勝の相手にも驚き。終わり方もよく、綺麗にまとまっている。

画面構成

見やすい。時々寂しくも感じられるが…。

3+

見やすいけれど、個人的にはレイアースなどの方が……。

感動

あまり深刻にならず、気軽に楽しめる話。終わり方がよかった。

キャラクター

3+

人間よりも人形が目立っていた。様々なタイプがいて面白い。

ユーモア

まさかあれが「会わない理由」だったとは…。

ギャグ

B

決勝でのヒカルの動きとか。

合計

33+

総合評価

4

 直接戦うのではなく、人形に戦わせる、という設定。これで遊べたら面白いだろうと思わせる。気軽に楽しめる話で、バトルに重点が置かれておりわかりやすい。

感想

好きなキャラクター

王二郎、最、楓

好きなエンジェル

ウィザード、ブランシェ
#外見もさることながら、マジックガードやハイパーモードがかっこいい。

もしも天使を
作るなら

スピード重視、蹴技中心。ハイパーモードつき。一撃必殺。

戦ってみたい舞台

雪原

 主人公の人形が「ヒカル」だったので、そのうち「イーグル」が出てくるのではないかと期待していたのだが、残念ながら、それはなかった。もし自分がエンジェリックレイヤーをするとしたら、「イーグル」にするのに……。
 と思ったが私の場合、運動神経のみならず、動体視力まで悪いので、そうすると強いはずのイーグルが弱くなってしまう。それはさすがにしのびないので、「イーグル」はやめたほうがいいかも。

 そもそも私は、小さい頃から人形派ではなくぬいぐるみ派。
 この作品のアイデアは人形遊びから来たというが、ぬいぐるみへの愛情と人形への愛情というのは、少し違うような気がする。人形派なら、この作品をもっと楽しむことができたかもしれない。
#もちろん、ぬいぐるみ派でもそれなりに楽しむことはできたが。

 

評価(アニメ)

ストーリー

4+

一話完結の話が多い。ややシリアスにした王道スポーツもの。恋愛の要素も濃くなっている。

キャラクター

4+

対戦キャラの背景などが描写され、より深みが増したように思う。

画像

4+

綺麗だし、雰囲気も合っている。

音楽

やや大仰な感じもするが、綺麗な曲が多い。

構成

一話完結の話が多いが、どれもよくまとまっている。また、二人が親子である事が色々な場面でさり気なく(?)示されているのもいい。

演技

4+

特にみさきの声がぴったり。

感動

気楽な原作が、いつの間にか、オーソドックスだが感動的な話に。

遊び心

様々なエンジェルに、それが現れている。

オリジナル

4+

オリジナルの対戦は可もなく不可もなくといったところだが、原作の構成を殆ど変えずに、雰囲気だけをがらりと変えてしまったのがすごい。

原作の忠実度

B

基本的なストーリーは同じだが、雰囲気はシリアスなものに一変。

合計

38+

総合評価

好きな
エントリーワード

「銀の雪降らせ、舞えよ白姫!」

「音と光を超えて、鈴鹿!」

心に残った話

「あきらめない!そして天使は生まれた」

「決勝戦!ヒカルのラストアタック」

「魔法の壁を破れ!みさきVS.王二郎」

ポイント

  • 傘をもう一本隠し持って(?)いた王二郎
  • 甘栗とウサギ

 原作と設定や話の流れは大体同じ……はずなのだが、雰囲気はがらりと変わり、シリアスなものになっている。

 エンジェリックレイヤーが創られた理由や、それぞれの戦う理由など、どれも物語を盛り上げる。
 そして、恋愛面を含め、原作とはまた違った結末。こちらの方が、より王道に近いだろうか。
 同じ設定・物語でありながら、全く別の作品ができたことに驚くばかりだ。同じ話でこうも変わるのか、と感心させられる。
 最終的に二通りの楽しみ方ができたわけで、面白かった。

 

 

 

2007.1.10

 

 

 

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