初めてのスフィアバトル。あまりひねりがなく扱いやすそうな「商人」のスライムで挑戦。これまでずっと王女を使ってきたので、プリンと対戦するのは、実は今回が初めてになる。しかし、スライムは、王女に手酷い言葉を浴びせられるため、なかなか悲しいものがある。
　それでも、１ターンごとにやたら時間がかかるものの、結構面白い。貧乏性な私は必要なスフィアのみをセットし、それ以外は後半に備えてリストにひたすら貯め込む。ほぼ毎ターン考えながらセットするのだが、それが面倒でもあり、面白くもある。

　それにしても今回、私はどうもついておらず、店を４軒しか入手できなかった。しかも、エリアバラバラ。
　商人のスフィアも、半周する間にどこでもカード二枚入手できなければ意味がないため、あまり使えない。いのりの指輪では、進行方向にあるマークが出る場合も多いし。出たのはこれとホイミばかり。あとはメガフェニックスか。ホイミはリストに９個も揃えたが、株も揃わず増資もできず、なかなか使えない。

　一方クリフトは幸運に恵まれ、開始早々いきなり幸せの種を入手して３レベルアップしたり、ダイスを振る度に資産が増えたり。僧侶はいいなあ……。これも神の加護か。そして、クリフトが頭一つ分抜きんでて目標突破。

　今回は楽勝だった。商人を選んだのは、このマップのためでもあるのだ。目論見通り、というわけである。

　まず、格闘場に二軒ある私の店に増資して、ホイミを投入。そして、控え室を五倍買いで３軒にし、さあ増資しようと思ったら、もう目標達成してしまった。ちょっと物足りない気もするが、とにかく、圧倒的な勝利である。

　トーナメントでも、最初のコースの最終ステージでは苦戦したものだが、それは今回も同様であった。
　最初は、同じ商人のテリーがマーク系のいいスフィアを手に入れてどんどんレベルアップしてるのに、私はマークはなかなか揃わず、ようやく揃ったと思ったら、カンダタにあちこちに飛ばされるという理不尽さ。これは駄目だと見切りをつけ、リセットして再度挑戦。しかし前回も今回も、最初から持っているスフィアがいのりの指輪ばかりというのがちょっと不満。

　さて、今回私はラバナスタ王宮と路地裏に、３軒店を揃えることができた。路地裏は相乗りされたので、まずはラバナスタ王宮。……の前に、テリーに相乗り。テリーは次々と五倍買いを繰り返し、銀行右のエリアを独占したのだ。高い店が建ち並ぶが、幸い私は一度も止まらずにすんだ。
　しかし、完全に運がいい、とはいえない。私はカンダタに妨害されなかなか銀行城に辿り着けないし、テリーはどんどん資産を増やすしで、絶望的だった。
　そんな時、カンダタがアルテマを入手。それでも目標突破したテリーは、辺りをかまわず株を全て売り払い、銀行城へ向かう。しかし、そこへ奇跡のごとく、カンダタのアルテマが炸裂！！今この時だけは、カンダタの存在を許そう。これで一気に形勢が逆転した。

　さてこうなると、気になるのはティファ。しかしそのティファも、何度も小島へ行っているため振るわない。よって、この隙に私が目標突破！
　路地裏は株が買えずに増資できないままだが、ラバナスタ王宮に増資し、ポーション系のスフィアで地道に資産を増やしていく。
　………が、マークも揃って目標突破していると、カンダタの妨害が凄まじい。デジョンにバシルーラにテレポ。ほとんど毎ターンのように妨害され、一時間ぐらい足止めを受けた。最後には、かんだたのスフィアがなくなってきた隙に、ヘイストを使って銀行城に駆け込んだが、その頃にはテリーも目標突破しそうになっており、冷や冷やものだった。……最初は余裕だったのに。

アレクサンドリア　１．みちる　２．クリフト　３．ティーダ

オラクルベリー　　１．みちる　２．リノア　３．ビビ

勝率　１００％

　スフィアバトルトーナメントを行うにあたり、私は、それぞれのコースを違う職業で制覇しようと決めた。長い戦いになるため、やはり愛着のあるキャラを使いたい。それには、好きなキャラを、自由に職業選択の出来る「マスター」にしておく必要がある。特に踊り子などは、当てはまるキャラが少ないので、これは必須条件だ。そしてここで、自分の分身として一番愛着のあるキャラはといえば、当然トーナメントで使ってきたムーンブルクの王女、ということになる。彼女の職業は魔法使い。扱いにくそうな職業で、初めてのスフィアバトルとなるスライムベスコースではこれを断念したが、この先のことを考えると、そうもいかない。今後王女を使い続けるためには、どうしてもここで王女を使い、コースクリアする必要があるのだ。
　………というわけで、このコースで使用するのはムーンブルクの王女。魔法使いである。ある意味、このコースが最も厳しい戦いになるかもしれない……。

　私は一応、アスカンタに店二軒持ち、ビビとの交換で三軒に揃えたが、すぐには株はたまらない。上のエリアに一軒ずつ構えた店に９９株増資してからの開始だったし…。
　パルミドにヤンガスが三軒揃えていたが、皆競ってそこの株を買ったため、もともと高かった株がさらに値上がりし、出遅れた私は相乗りもできない。リノアもトラペッタに店三軒揃えていたが、相乗りに忙しく、私同様増資が遅れている模様。
　ここで、増資前にラスピル！これでリノアは増資できまい。次いで、パルミドをプチメテオで下げた後、ここにもラスピル！

　これで出遅れもチャラ。リノアのポーション効果も薄れ、いいことずくめ。そして私はアスカンタに増資して、逆転勝利！

　ようやくクリアしたダーマ神殿だが、なんとも爽快感のない戦いだった……。６０ターンもかかってしまったし。

　今回私はとことんついておらず、店を四軒しか持てなかった。途中、孤島に飛ばされた時に安い店を一軒買って五軒にしたのだが、その直後にティーダの体力の泉が炸裂し、また四軒に戻ってしまった。うう…しかもその店は、唯一２軒揃っている戦士エリアの店だったのだ！
　この瞬間、私はここでのインサイダーを完全にあきらめた…。もっとも今回は、最初からさほどインサイダーに偏るつもりはなかったのだが。

　店も少なくエリアもバラバラ、唯一揃っている所もわずか二軒で特別高い店でもない。戦士エリアで初期株価が高いため、なかなか株も買えない。
　また、前回自分がラスピルで妨害しまくった記憶が新しく、ビアンカのラスピルが怖い、というのが最大の理由。
　一カ所の株を集中して買うのは避け、分散して買わなければという気にさせられる。
　店を多く持つスライムが、株をちょっとずつ買い、株価を少しずつつり上げていくのも、長期的には見過ごせない。

　そういうわけで、今回わりと多く出たイオで株を奪い、ヒャド・ブリザド系で高額支出を避け…延々とあちこちの株を貯める。最終的には、５９７株になっていた。

　ビアンカも、２，３軒揃えているエリアがいくつかあるものの、増資あまりはあまり大きくないため、すぐに手詰まりに。なまじあちこちに店を持っているから、一カ所にポイントが定まらないのも難点。その一方で、少ないながらも着実に資産を増やしていくスライム。
　三つ巴のままゲームは進み、目標金額を突破した。ビアンカも目標突破していたが、そこはヘイストを温存していた私の勝利。

　スタート前の不安もなんのその、なんと他を引き離しての圧倒的一位！広いマップなのに３７ターンでの終了で、今回は信じられないほどついていた。本当に、これ以上ないくらい…！！

　まず、一番手を取り、開始早々銀行右のエリアに二軒（残る二軒も最後の一周に五倍買いして独占。最後の一周は、資金に余裕があったため、五倍買いを連発した）入手。他のキャラがみんな左側に進んでくれたので、一人悠々と進む。そして右下エリアの独居房に空き地（飛空艇）を含む二軒（後に五倍買いで３軒）、その上の地下雑居房に２軒（後に３軒）、他二軒の計１２軒店を持つことになる。
　他と比べて特別多いわけではないが、わりと一つのエリアに複数軒揃えたこと、またその全てが右側に集中し、自身は一度しか左側に行く事はなかった、というのが幸運の鍵。
　一度だけもろばぎりで左側に飛ばされたが、最初のスフィアでどこでもカードを一枚持っていたため半周しただけですんだ。

　ダイスはわりと大きな目が出てくれるし、スフィアにもイオ系が多く出る。カジノにも３回止まり、しあわせのたね（早々に２レベルアップ！）なども手に入れた。
　マークを全部集めた後、カジノのスロットでキメラのつばさが揃い、地下雑居房の一番高い店へワープし購入、三軒に揃え、その次のターンで飛空艇に乗れた、などということもあった。

トロデーン　　１．みちる　２．リノア　３．ヤンガス

ダーマ神殿　　１．みちる　２．ビアンカ　３．スライム

勝率　１００％

試合数　　６回　　　　　いただき回数　　２４回　　７位

２位回数　０回　０％　　破産回数　　　　　０回　　１位

３位回数　０回　０％　　破産させ回数　　　０回　　１位