物価の変動(2)

 

武器(古参)(常連)(新顔) 特殊武具 アイテム

防具(古参)(常連)(新顔) 限定武具 総評

 

G指数>

 効力+1あたり何Gかを出したもの。

 高いほど割高…つまり、威力のわりに値段が高い、ということになる。

 一般に、後半に手に入る武器防具ほど、この数値は高くなる。呪文軽減などの特殊効果や希少価値などもプラスされるためであろう。ひょっとすると、税金などもかかっているかもしれない。

      


 

 さて、主立った武器防具は大体見たので、次は特殊武具―伝説の武器防具についてちょこっとだけ見てみたいと思う。

 むろん、伝説の武器であるからお金にかえることなどはできず、従って「物価の変動」とは関係のない事柄になるのだが、ここまできたのだがら、ついでにやってみてもいいのではないかと。

特殊武具

 

 

ロトの剣

+40

+40

王者の剣

(+120)[291.6]

35000G

ロトの鎧

+28

+40

ひかりのよろい

(+82)[292.6]

売値18000G

ロトの盾

+20

+65

ロトの兜

+20

???

 

 

 王者の剣ことロトの剣は、3から1までの長い間に、ずいぶんと錆びついてしまったようである。1から2の100年間では、殆ど劣化が見られないので、オリハルコンは普通よりは長持ちする金属なのだろうが、それでも時間の影響を全く受けずにはいられなかった、というところか。

 しかし、100年でも目に見える劣化がない王者の剣の攻撃力が、3分の1にまで下がってしまうとは……ロトの時代から、一体どれだけの時が流れたのだろう。もっとも、ロトの剣が1で竜王の城にあったところからすると、竜王がロトの剣を破壊すべく、劣化を早めるような措置を取っていたとも十分考えられるのだが。

 鎧はちょっと複雑で、1では大幅に守備力が下がっているのだが、2ではそれがまた少し上がっている。これは、1で竜王に劣化させられていたものが、鎧の自己修復機能(あるのか?)か、はたまた誰かの手によるものか、とにかく竜王が倒された後に鎧の強化が行われたためではないだろうかと思う。

 盾が劣化しているのも、魔族側の手によるもの…というのはいいとして、1にはこの盾が登場しない。あの大陸以外のところにあったと思われるが、竜王が暴れている時、誰が持っていたのだろう。肝心の時にないと困る。2ではちゃんと日の目を見たからよかったが……。

 そして、兜。これは1に登場しないばかりか、3にも登場しない。3でかぶっているのは、大抵の場合鉄仮面あたりであろうと思われるが、公式ガイドブックに載っているロトの兜のイラストは、どう見ても鉄仮面ではない。むろん、他の兜にも似ていない。

 ここから考えられるのは二つ。偽物か、そうでないかだ。

 偽物…というのは、本当はロトは装備したことがないのだが、あまりにも見事な兜なので、後世の人間達が、「ロトが使用していたに違いない」と思いこみ、「ロトの兜」と言われているのだ、という場合。制作者や手にした商人などが、売却する際に高く売りつけようと、「ロトが使用していた」という噂をまことしやかに広めた、という場合も当てはまる。

 本物というのは、ロトがゾーマを倒した後に手に入れた兜だった場合。王様からもらったのか、それともあちこち旅するうちに見つけたのかは知らないが、EDの後も、ロトはそれなりに長い間生きていたはずなので、新たに兜を手に入れていたとしても不思議はない。

 

 

 

天空の剣

+65(強化前)

+110

錆びた剣(+62)

ラミアスの剣(+130)

天空の鎧

+70

+85

オルゴーの鎧(+80)

天空の盾

+55

+60

スフィーダの盾(+65)

天空の兜

+30

+50

セバスの兜(+45)

 

 4から5で兜の防御力が上がっているのは、テルパドールの女王の力だろうか?それならば、なぜ教団の持っていた鎧がパワーアップしているのか、という疑問もあるが…これはきっと、教団の手に渡る前に強化されたのだろう。他は、若干の変化はあるものの、それほど大きなものではない。

 ただ、天空の剣だけが、変化が著しい。4でも6でも、手に入れた時はボロボロに錆びていた。錆び付きやすい金属なのだろうか……。他の鎧などとは違って、「ダイの剣」のように、真の持ち主がいない間は錆びていく一方、という性質でも持っているのだろうか。なかなか扱いにくい剣である。

 

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 次は、その作品にしかーつまり、7作中1作にしか登場しなかった武器防具やアイテムについて。他のシリーズとの比較、ということでは他の武器防具と同等に扱っていいものかどうか悩むところだが、一応金額が判明しているからには、それなりの資料価値があると思い、参考までに。

 


 

限定武具

 

 

DQ1~

名前

値段

たいまつ

8G

竜のウロコ

20G

魔法のカギ

53G

85G

98G

 

 たいまつは雰囲気があって好きだったのだが、神経をすり減らすため、難易度を考慮すると、あまり長いダンジョンには出番を控えていただく他はなく、それで姿を消したのかもしれない。だが……一部「たいまつが必要なダンジョン」を登場させて、この風流なアイテムを残しておいてもよかったのではないか。実際、5のレヌール城では大いに楽しめた。またお目にかかりたいものだ。

 竜のウロコは、今で言えば装飾品。既に1から出ていたのだ。しかし、それ以後全く見かけない。なかなか味があるアイテムだし、残っていてもよさそうなものなのだが……。もっとも、「装飾品」という区分けがはっきりとできてしまっている現在では、登場してもあまりありがたみはないだろうから、再登場の可能性は低いと思われる。

 

 

DQ2

名前

値段

攻撃・防御力

G指数

光の剣

16000G

+65

246.1

平均G指数

1種

246.1

ミンクのコート

65000G

+30

2166.6

ガイアの鎧

+30

悪魔の鎧

売値4800G

+56

96

平均G指数

2(+1)

1131.3

鋼鉄の盾

2000G

+10

200

死神の盾

売値6600G

+30

293.3

平均G指数

2

246.6

ゴールドカード

(売値375G)

魔除けの鈴

(640G)

福引き券

(売値53G)

 

 

 「光の剣」は「ロトの紋章」に登場したなかなか印象の強い武器だが、意外にも登場したのはこの2だけであった。名前だけ聞くと、「王者の剣」や「天空の剣」と並ぶ伝説の武器に聞こえるからだろうか。

 「鋼鉄の盾」は「鉄の盾」と同じものかもしれないのだが、あえて別物とした。「鉄の鎧」と「鋼鉄の鎧」は別物だからである。

 「ミンクのコート」は最高級品。他のシリーズを見ても、これほど高価な品はないのではないか。2は難易度が高い……。ここで福引きが登場しているのもわかる気がする。ゴールドカードは必須である。

 

 

 

DQ3

名前

値段

攻撃・防御力

G指数

雷神の剣

売値48750G

+95

684.2

草薙の剣

+63

ガイアの剣

+48

黄金の爪

売値11250G

+55

272.7

平均G指数

2(+2)

478.4

稽古着

80G

+10

8

武闘着

800G

+23

34.7

大地の鎧

+50

ぬいぐるみ

売値262G

+15

23.3

魔法のビキニ

売値3750G

+65

76.9

アブない水着

78000G

+1

78000

平均G指数

5(+1)

15628.5

不幸の兜

+35

般若の面

+225

金の冠

+6

平均G指数

0(+3)

まだらクモ糸

(35)

毒蛾の粉

(500G)

消え去り草

(300G)

 

 

 

 「草薙の剣」「般若の面」のような和風の名称の剣が登場するのは3ならでは。

 「黄金の爪」は黄金だけあってかなりの高値で売れるが、あのように呪われているものを、一体誰が買うのだろうか。恐らく呪いを知らないのだろうが、ひょっとすると知っていて買う物好きもいるかもしれない。しかし、恐らく買って別の街に持って行こうと思っても途中で爪のために全滅することが予想され、黄金の爪は勇者が売った街近郊にいつまでも留まり続けると思われる。実は勇者は、砂漠では疫病神なのではないか……?

 その他、「ぬいぐるみ」「アブない水着」など、お遊び要素満載の品が充実しているのもいかにも3らしい。ちなみに、私は「ぬいぐるみ」がお気に入り。だから7のオルフィーのイベントもわりと気に入っている。ああ、あの猫の行進…思い出すだけで笑いがこみ上げてくる……。

 それにしても、「アブない水着」は高い!実用性も皆無で、よほど遊び心のある人しか買わないだろう。恐らく、好事家の金持ち向けに売り出されていると思われる。

 

 

 

DQ4

名前

値段

攻撃・防御力

G指数

鉄の扇

620G

+22

28.1

正義のそろばん

1600G

+35

45.7

銀のタロット

+21

微笑みの杖

1000コイン

+33

平均G指数

2(+2)

36.9

毛皮のコート

600G

+22

27.2

ピンクのレオタード

6300G

+40

157.5

平均G指数

2

92.3

ミラーシールド

売値6750G

+45

200

平均G指数

1

200

羽根帽子

280G

+8

35

邪神の面

+200

平均G指数

1(+1)

35

 

 武器は、鉄の扇・正義のそろばん・銀のタロットと、「キャラクター専用」の品が目立つ。他の作品に登場しなかったことで、ますますこれらの品とキャラクターとのイメージの結びつきが強まった。羽根帽子もこの4だけの登場で、羽根帽子=シンシアが定着した。

 防具の毛皮のコートは意外にもこの4だけの登場。5からは「毛皮のフード」が登場するから、残っていればお揃いだったのに。女性用のようだし、モンスターにも装備しづらいと判断されたのだろうか。値段も600Gと、序盤ではきついが中盤にさしかかる頃にはお手頃価格で、2のミンクのコートとは大違い。防御力もそこそこあるようだが、一体何の毛皮なのだろう?

 ミラーシールドは、便利だし見た目もいいしで、お気に入りの盾だったのだが、他で登場しないのが悲しい。「ミラーアーマー+ミラーシールド」より「ミラーアーマー+水鏡の盾」の方がいい、とでも思ったのだろうか(笑)。

 また、4では、武器防具はともかく、「4にしか登場しない道具」がないのも特徴であると言える。「いろいろやろうぜ」用に面白い道具があってもよかったのではないかとも思えるが……実際に使用されたらそれはそれで嫌かもしれない(笑)。

 

 

 

DQ5

名前

値段

攻撃・防御力

G指数

果物ナイフ

50G

+6

8.3

樫の杖

130G

+9

14.4

スネークソード

3900G

+42

92.8

パパスの剣

+40

ストロスの杖

+60

ドラゴンの杖

+125

雷神の槍

13500G

+85

158.8

地獄のサーベル

+120

平均G指数

4(+4)

68.5

奴隷の服

+5

手織りのケープ

売値37G

+6

8.1

絹のエプロン

110G

+10

11

さまよう鎧

売値2250G

+35

85.7

レースのビスチェ

5500G

+35

157.1

戦士のパジャマ

5メダル

+40

ブラッドメイル

6500G

+45

144.4

賢者のローブ

12000G

+50

240

ダークローブ

売値12000G

+55

290.9

デビルアーマー

売値6750G

+65

138.4

王者のマント

+90

平均G指数

8(+3)

134.4

ダークシールド

売値7350G

+37

264.8

光の盾

+65

平均G指数

1(+1)

264.8

サタンヘルム

売値6375G

+30

283.3

シルクのヴェール

+30

太陽の冠

+60

平均G指数

1(+2)

283.3

エルフのお守り

(3000G)

天使の鈴

(500G)

魔物のエサ

(200G)

爆弾石

(450G)

ファイトいっぱつ

(600G)

エルフの飲み薬

(300コイン)

 

 

 

 この5にしか登場しないのが、武器防具だけで、24種もある。考えてみるともったいない。

 武器は、主人公の特殊性故か、やや杖が多い。

 また、防具も「手織りのケープ」「絹のエプロン」「戦士のパジャマ」など、わりと日常的なものが多いのも特徴。そういえば、武器の「果物ナイフ」も日用品だ。子供の冒険から始まったからだろうか。しかし、日用品とまでは言わなくとも、ローブなどの、魔法使い系のメンバーにも着れる物が多い。普通に鎧を着れるモンスターが少ないから、というのもあるかもしれない。ならば7はともかく6でなぜ消えたのか、という疑問は出てくるが。

 この他、店で普通に買えるアイテムが多いというのも珍しい。爆弾石などは、イオラのためにお金を使うのはもったいないと思い、あまり使い道がなかったが、便利なものも数多くあった。特に「魔物のエサ」が楽に手にはいるのがありがたい。敵の嫌な特殊攻撃を防ぐ「エルフのお守り」がたった3000Gで手に入るというのも驚異だ。もっとも、割安といっても、仲間モンスターも含め、全員に買おうとすると、なかなかとんでもない額になってしまうのではあるが。

 

 

 

DQ6

名前

値段

攻撃・防御力

G指数

グラコスの槍

+58

ゲントの杖

+15

カルベロビュート

13000G

+97

134.0

平均G指数

1(+2)

134.0

エンデの鎧

+90

平均G指数

0(+1)

エンデの盾

+60

平均G指数

0(+1)

エンデの兜

+55

スライムメット

2000G

+40

50

平均G指数

1(+1)

50

アモールの水(120G)

 

 

 

 

 意外にも、6にしか登場しない品、というのは少ない。5に引き続きSFCのままだし、これまでの武具で事足りたのだろうか。

 また、その品の名の殆どが、具体的な登場人物・種族・都市の名前に由来する、というのが面白い。

 

 

DQ7

名前

値段

攻撃・防御力

G指数

さざなみの剣

6200G

+55

112.7

ユバールの剣

+90

ゴディアスの剣

23000G

+97

237.1

王者のつるぎ

売値22500G

+120

375

水竜の剣

+125

バスタードソード

31000G

+109

284.4

オチェアーノの剣

+140

アサシンダガー

1500G

+30

50

ルーンスタッフ

売値3150G

+39

161.5

眠りの杖

4200G

+32

131.2

けんじゃの杖

15000G

+50

300

英雄の杖

18500G

+103

179.6

ホーリーランス

3300G

+36

91.6

皮のムチ

1300G

+25

52

ドラゴンテイル

7500G

+52

144.2

ドラゴンクロウ

21000G

+85

247.0

まじゅうのツメ

+95

パワーナックル

7100G

+40

177.5

平均G指数

14(+4)

181.7

かいぞくの服

4200G

+32

131.2

おしゃれなスーツ

13200G

+40

330

パーティードレス

11800G

+40

295

スパンコールドレス

11500G

+50

230

やみのころも

売値8250G

+78

211.5

風のローブ

+38

清きころも

+30

しんぴのビスチェ

売値14000G

+95

294.7

ゆめのキャミソール

売値9250G

+73

253.4

バイキングアーマー

7000G

+38

184.2

ダンシングメイル

6300G

+37

170.2

じごくのよろい

売値3500G

+65

107.6

王家のよろい

売値14000G

+105

266.6

ガイアーラのよろい

+125

平均G指数

11(+3)

224.9

キトンシールド

310G

+9

34.4

ホワイトシールド

2000G

+16

125

こおりのたて

3800G

+24

158.3

ドルフィンシールド

コイン5000

+28

トルナードのたて

+60

平均G指数

3(+2)

105.9

ちしきのぼうし

賢さ+30

キャプテンハット

2800G

+19

147.3

バイキングメット

4500G

+25

180

バーサカヘルム

売値900G

+42

42.8

ミスリルヘルム

10000G

+32

312.5

デュゴンのかぶと

26500G

+40

662.5

フエーゴのかぶと

+53

平均G指数

5(+2)

269.0

 

 

 驚くべき量。最新作のため、これだけの種類が新規に加わったのだということになる。リメイク版などで再登場したものも結構あるが、それにしてもすごい。PSになったというのも大きいだろう。これまでの分類から見ても、7はこれまでのシリーズに登場した武器防具の殆ど全てが登場していると言っていいのに、そのうえさらに、これだけの新商品!

 しかし、その中には「ミスリルヘルム」や「ダンシングメイル」など、登場する作品を間違えたのではないかと思える武器防具も混じっていたりする。エニックスが合併する前に、既に水面下で準備がすすめられてきたのか……?

 それにしても、いずれも値段の高いものばかり……。お金がなくなるわけである。せめて、ゴールデンスライムの出現率をもっとあげてもらえないものだろうか。

 

 

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 ここまでおつきあい下さった方、ありがとうございます。

 いよいよ最後のまとめに入ります。

 武器防具別、シリーズ別の平均G指数をそれぞれ出し、どれが割高でどれが割安か、といったところを見ていきたいと思います。

 

 

総評

 

( 2( +1) )のような場合は、G指数の計算に使えたのが2種類、登場はしたが値段が不明でG指数を出せなかったものが1種類。

*「総合」は平均G指数。

 

 

〜武器〜

 

古参

[121.2]

(101)

[83.3]

(6)

[285.2]

(7)

[52.9]

(8)

[135.8]

(7)

[124.0]

(8)

[75.4]

(9)

[91.8]

(10)

常連

[401.9]

(272)

[1717.5]

(3)

[72.1]

(8(+2))

[246.4]

(15+6)

[248.1]

(20(+5))

[265.1]

(22(+2))

[264.2]

(25(+2))

新顔

[215.3]

(34)

[164.5]

(2(+1))

[66.9]

(6)

[622.7]

(2)

[131.8]

21(+2)

[148.3]

20(+6)

[158.1]

(30(+1))

総合

[243.8]

83.3

722.4

63.9

334.9

167.9

162.9

171.3

限定

[190.9]

[246.1]

(1)

[478.4]

(2(+2))

[36.9]

(2(+2))

[68.5]

(4(+4))

[134.0]

(1(+2))

[181.7]

(14(+4))

総合

[226.7]

83.3

603.3

167.5

260.4

143.1

155.7

173.9

 

 

 2と4が他に比べて高いが、2は攻撃力+5のはやぶさの剣に原因があるだろう。特技のない時代のこと、特殊効果が高くついたのだ。

 4は、これまた攻撃力+5の「祝福の杖」の売却価格のせいだろう。実際は回復専用で、6では攻撃力がなくなってG指数も出せないせいもあり、4だけに大きく出てしまった。売却価格なので、プレイヤーには高い方がむしろありがたいが。

 また、他と比べて圧倒的に低いのが3。大体同じ品で比較した際、平均値の約4分の1である。素晴らしい……!アレフガルドやマスタードラゴンの治める世界より、その上の世界の方が住みやすいような気がしてきた。

 

 

 

〜鎧・服〜

 

古参

[69.3]

(71)

[94.3]

(6)

[59.0]

(6)

[64]

(7)

[41.6]

(6)

[68.7]

(7)

[61.6]

(7)

[96.3]

(7)

常連

[113.4]

(121)

[]

(0(+1))

[113.2]

(2(+1))

[122.7]

(11(+1))

[115.4]

(11(+1))

[98.0]

(9(+3))

[118.0]

(12)

新顔

[121.1]

(35)

[65.8]

(5)

[114.7]

(3(+1))

[141.7]

(16(+4))

[115.2]

(21(+6))

[168.3]

(31)

総合

[93.5]

94.3

59.0

81

93

108.6

91.6

127.5

限定

[3442.3]

[1131.3]

(2(+1))

[15628.5]

(5(+1))

[92.3]

(2)

[134.4]

(8(+3))

[]

(0(+1))

[224.9]

(11(+3))

総合

[729.8]

94.3

595.1

3967.8

92.8

115.0

91.6

151.8

 

 

 

 また、防具でも、2と3はダントツで割安。しかし、限定品を入れると最もG指数が高い作品になってしまう。3は史上最高の高級品、究極のお遊びアイテム、アブない水着のせいである。限定品を入れたときと入れないときとでは、結果に多少の差が出るものだが、それが一番著しいのはこの3だろう。

 それに対し、7は割と安定している。品数が多いためだろうか。しかし、安定して高いのだ。それも、かなり。困ったものである。

 

 

 

〜盾〜

 

古参

[165.3]

(3)

[280.8]

(3)

[22.5]

(1)

[124.7]

(3)

[38.3]

(2)

[220.8]

(3)

[220.8]

(3)

[249.4]

(3)

常連

[348.2]

(61)

[1194.4]

(1)

[25.7]

(1)

[170.3]

(4(+1))

[223.7]

(6)

[233.1]

(5(+1))

[242.1]

(6)

新顔

[230.4]

(81)

[]

(0(+1))

[253]

(4(+1))

[196.8]

(7)

[241.6]

(7(+1))

総合

[251.7]

280.8

608.4

75.2

104.3

232.5

216.9

244.3

限定

[204.3]

[246.6]

(2)

[200]

(1)

[264.8]

(1(+1))

[]

(0(+1))

[105.9]

(3(+2))

総合

[235.3]

280.8

487.8

75.2

136.2

240.5

216.9

244.3

 

 

 盾でも、割安トップは3!4も平均の半分以下で、お見事。この二作の世界は、大変過ごしやすくできているらしい。それが5になると、いきなり値上げ……3と4に慣れていると、ちょっとつらいものがある。

 一方、一番割高なのが2.まだ盾の品数も少なかったし、能力値の上限が現在よりも低かったから、それだけ+1の価値が高くなってしまうのは仕方のないことだったのだろう。

 

 

〜兜〜

 

古参

[154.1]

(1)

[525]

(1)

[125]

(1)

[68.7]

(1)

[68.7]

(1)

[68.7]

(1)

[68.7]

(1)

常連

[104.7]

(61)

[90]

(2)

[59.3]

(4(+2))

[133.8]

(6)

[56.1]

(4(+2))

[184.4]

(6)

新顔

[1102.7]

(14)

[5000]

(1)

[20]

(1(+1))

[147.3]

(9(+1))

[144.1]

(8(+3))

[202.5]

(13(+1))

総合

[543.8]

2762.5

78.3

64

116.6

89.6

151.8

限定

[159.3]

[]

(0(+3))

[35]

(1(+1))

[283.3]

(1(+2))

[50]

(1(+1))

[269.0]

(5(+2))

総合

[552.3]

2762.5

78.3

54.3

158.2

79.7

181.1

 

 

 ずっと4とトップを争っている3だが、今回初めて勝者の座を4に明け渡した。鉄兜の値下がりが効いているらしい。

 桁違いに高い2は、不思議な帽子の売却価格が高いためである。1では兜は登場せず、初めて登場した2でもまだ一般的でないのか、種類も少なく防御力のわりに値段が高い。その不思議な帽子も、王女が装備できる唯一の兜である。昔は余裕がある人しか買わないものだったらしい。

 また、6は、登場はしてもG指数を出せないものがやや多かったためか、他より少し低くなっている。そして、7は、2を別格とすれば、相変わらず高い。

 

 

<総合・限定武具含まず>

 

鎧・服

[93.5]

94.3

59.0

81

93

108.6

91.6

127.5

[251.7]

280.8

608.4

75.2

104.3

232.5

216.9

244.3

[543.8]

2762.5

78.3

64

116.6

89.6

151.8

総合

[279.3]

125.0

1143.3

78.1

87.1

152.5

132.7

174.5

武器

[243.8]

83.3

722.4

63.9

334.9

167.9

162.9

171.3

総合

[269.2]

152.8

1038.0

74.6

149.0

156.4

140.2

173.7

 

 

 G指数の最も低いのは、予想通り3であった。防具では3に続く4も割安だが、5に入ると、いきなり高くなる。地殻変動の大災害で、大幅に上がってしまったのだろうか。SFCになったから、というのもあるだろうけれど。映像や操作性は上がったが、別の部分で苦しくなっていたとは。……まさか、5から登場したG銀行のせい?

 また、2は鎧・服以外は全て、ずば抜けて高い。難易度が高いと言われることの一因が、ここにあった。もっとも、レベル50までの2では+1の重みが3以降とは異なる。

 3以降で最もG指数が高いのは7。パラメータの最高値は255を越え、+1の重みはこれまでで最も低くなっているはずなのに、最も割高なのだ。反則ものである。スタグフレーションが進行中なのかもしれない。

 また、種類別に見た場合、武器と鎧がほぼ同じぐらいのG指数で、意外なことに鎧・服が一番低い。防具としては、盾よりも鎧・服の方がよほど頼りになるというのに。盾は使える人が限られるから、そのぶん割高なのだろうか。

 最も高いのは兜だが、これは2が異様に高いためである。2を除外して考えた場合、G指数は[100.0]で、実はあまり鎧・服と変わらない。2を過ぎて、急激に割安になったのだ。実用性の高い鎧・服と、最終段階まであまり使えないおまけのような存在の兜。この2つがそこそこ使える、という盾よりも割安になった……この世界の物価の基準は、よくわからないところがある。

 ちなみに、武器と防具では、あまりG指数は変わらなかった。

 

 

 

<総合・限定武具含む>

 

鎧・服

[729.8]

94.3

595.1

3967.8

92.8

115.0

91.6

151.8

[235.3]

280.8

487.8

75.2

136.2

240.5

216.9

209.7

[552.3]

2762.5

78.3

54.3

158.2

79.7

181.1

総合

[488.4]

187.5

1281.8

1373.7

94.4

171.2

129.4

180.9

武器

[226.7]

83.3

603.3

167.5

260.4

143.1

155.7

173.9

総合

[421.7]

152.8

1112.2

1072.2

135.9

164.2

135.9

179.1

 

 

これは、まあ、参考までに。

 限定品を抜くと兜>盾>武器>鎧だったものが、

        鎧>兜>盾>武器となっている。

 やはり、アブない水着の影響は大きい。武器より防具の方が高くなってもいるし、3も最も低かったG指数が、最も高く。

 一方、限定品を抜いた時からG指数の低かった4は、全てを含めたここではトップに。3のように法外な価格の品がなかったのが大きい。

 ところで、限定品を含めても含めずとも、全体的に武器より防具の方がG指数は高い。

 ただ、限定品を含めた場合は4・6が、

     含めなかった場合は4・5・6が、武器の方が防具より割高である。いずれも天空シリーズというのが興味深い。特に4は、その傾向が顕著である。もっとも、殆どの街が海辺にある4では、船さえ手に入れれば、いきなり強力な武器を買うことも可能である。つまり、武器の買い換えを何度もやらなくてもすむわけで、その分少々割高でもなんとかなるのだ。なかなかうまくできているものである。

 

 これまでこのようにまとめてみて、なんとなく「高い」「安い」と感じていたことをそれなりに形に表せたのではないかと思う。

 数値は小数第二位以下切り捨てで、さらにその数値を他の計算に使ったりなどしているため、少々計算の合わないところがあるとは思うが、大体の輪郭を形づくることができたのではないかと思う。

 ここまで読んで下さった方、ありがとうございました。

 

 

2003.11.10

 

 

 

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