CDシアター

 

Dragon Quest T

 王道のストーリーから作られたため、当然王道の話運びになるのだが、外伝のみに登場のネリーが出てきたりと、意外な楽しみがある。さらに、ローラ姫からは、「アレフお願い!もう私を離さないで!」……と、なかなか熱い……というか、ちょっぴり聞くのに恥ずかしいセリフが飛び出したり……。

 1以外の曲も使われているが、基本的には1の曲が多用されているせいもあって、1の雰囲気がよく伝わってくる。声もイメージにぴったり。特に勇者アレフは、熱血少年というだけでなく、凛々しさも感じさせるもので、中でも最後の「私の治める国があるのなら…」のセリフは、声がついたらこんな感じ?……というイメージそのもの。最初のやんちゃ少年からは信じられないほど立派な「勇者」になったと感じられる。さすが賢者カダル!(笑)(注:関俊彦氏はCDブック「ロトの紋章」の賢者カダルの声である。)

 また、嬉しいのはイラスト・ブック!フルカラー48Pの美しいイラストがぎっしりつまっていて、聞きながら眺めると、楽しみ倍増!これを見ていると、いかにも「伝説」という気分になってくる。ちなみに私は、特に「VS悪魔の騎士」「夜明け」のイラストがお気に入り。

1991年8月14日発行

アレフ…………関俊彦   宿屋のおかみ……………吉田里保子

ローラ姫………笠原弘子  ミナ………………………富永みーな

ラルス16世…槐柳二   ヨシリーン………………星野充昭

メルセラ………野沢雅子  雨の祠の賢者……………青野武

ガライ…………永井一郎  メルキドの老人…………川久保潔

竜王……………加藤精三  精霊ネリー………………土井美加

影の騎士………若本規夫  リムルダールのおやじ…柴田清之

悪魔の騎士……郷里大輔  ナレーター………………屋良有作

大魔道…………玄田哲章

 

Dragon Quest W (Vol.3

 3巻だけ持っているのだが……これにはちょっぴり不満もある。まず、キャラクターのイメージがちょっと違うような……。ホイミンやロザリーはだいぶイメージと違うし、トルネコも、なんだか怪しいニセ外国人のよう(笑)。それと、ピサロの出番をもっと増やしてほしかったような……まあ、ゲーム内ではこれだけだから、仕方ないのだが。イラストブックも、美しいことには変わりはないが……1のようなものを期待すると、ちょっとがっかりするかも。

 あと、1と違って、最後の声優の名前は、ナレーターではなく、本人が読み上げており、これがなかなか楽しい。まあ、とりあえず、ピサロがかっこいいからよしとしよう(笑)。

#ちなみに、イラストでは金髪長髪のピサロだが、この声は、なんとなく、FC版の黒髪ピサロのイメージのような気がする。

1994年3月27日発行

レイ……………金丸淳一   ピサロ…………………池田秀一

ライアン………小川真司   シンシア………………川村万梨阿

アリーナ………吉田古奈美  ロザリー………………藩恵子

クリフト………中村大樹   ホイミン………………田中真弓

ブライ…………八奈見乗児  ミャッケ………………佐藤智恵

トルネコ………玄田哲章   バコタ…………………沢木郁也

マーニャ………富沢美智恵  ガーデンブルグ女王…久美沙織

ミネア…………江森浩子   女将軍…………………緒方恵美

アルタス………堀之紀    エビルプリースト……西野知道

ネネ……………関根明子   キングレオ……………岸野幸正

ポポロ…………萩森旬子   バルザック……………島田敏

オーリン………柴田浩行   マスタードラゴン……屋良有作

ナレーター……石坂浩二

 

Dragon Quest X Vol.1

 少年時代〜青年時代・ラインハット革命終了まで。今回は、声もキャラクターのイメージにぴったり合っていて、とてもよかったと思う。パパスもかっこいいし、ビアンカもイメージぴったりで。リュカ(青年時代)は、後で気付いたが、ラインハルトの声である。透明感のある声が、よく合っている。

 全体的な雰囲気も、「DQ5」というものを漂わせていて申し分ない。少年時代が中心のこれでは、聞いているとなんともいえない気分になる。

#追記:イラストブックの、リボンを外したビアンカが可愛い!

1994年10月19日発行

リュカ:少年時代……吉田古奈美   サンチョ……塩屋浩三

リュカ:青年時代……堀川亮     エリック……川津泰彦

パパス…………………神谷明     ソフィア……中友子

ビアンカ………………川村万梨阿   ピエール……中尾みち雄

ヘンリー………………山口勝平    ジャミ………高木渉

マーサ…………………佐久間レイ   ゴンズ………岸野幸正

マリア…………………久川綾     ゲマ…………鈴置洋孝

ベラ……………………金丸日向子   ナレーター…家弓家正

ポワン…………………萩森旬子

 

Dragon Quest X Vol.2

 ポートセルミから、グランバニア〜石像にされるまで。今回は、結婚にまつわる話が中心で、イラストブックの表紙もピンク色だったりする。さり気なく、ヘンリー&マリアのオリジナルエピソードが挿入されているのも嬉しい。

 それにしても、リュカの求婚のセリフが凄まじい。

「そうだね。ビアンカは強いし、僕よりもずっと勇敢だ。でも、僕にはビアンカが、君が必要なんだ。君しかいない。ビアンカ……ずっと前から好きだった。結婚してくれますか、僕と

#そして、人目も憚らず抱き合う二人……ずっと前って、いつから?

#とにかく、聞いているとすごく恥ずかしいんですけど……

1994年11月22日

リュカ…………堀川亮      オジロン………平野正人

ビアンカ………川村万梨阿    スラリン………佐久間レイ

フローラ………井上喜久子    ピエール………中尾みち雄

ルドマン………沢木郁也     マーリン………佐藤正治

アンディ………飛田展男     アイシス………寺瀬めぐみ

ヘンリー………山口勝平     ジャミ…………高木渉

マリア…………久川綾      ナレーター……家弓家正

 

Dragon Quest X Vol.3

 石像〜復活〜エンディング。プサンの回想シーンは、やはり強烈な印象。Vol.1のイラストブックのそのシーンが目に浮かぶ……。そして、過去でのパパスとの再会が、何よりせつない。小説でも涙した場面だが、声つきで聞くと、また違うものだ。私は小説でその場面を読む時、「哀愁物語」を思い浮かべーまた実際に聞きながら読んでみたりもしたのだが、実際にここで流れたのは「大海原へ」だった。しかし、敵討ちのシーンは、曲がつくとやはり燃える。

 ところで、マーサと再会した場面。「行きましょう、おかあさま」というビアンカや、「ビアンカさん」というマーサには、ちょっと違和感が……。

1995年1月6日

リュカ………堀川亮     オジロン…………平野正人

ビアンカ……川村万梨阿   マーリン…………佐藤正治

ティミー……吉田古奈美   ピエール…………中尾みち雄

ポピー………荒木香恵    ポワン……………萩森旬子

プサン………屋良有作    ゲマ………………鈴置洋孝

パパス………神谷明     イブール…………岸野幸正

マーサ………佐久間レイ   ミルドラース……飯塚昭三

サンチョ……塩屋浩三    ナレーター………家弓家正

 

 

 

 

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