ドラゴンクエスト7

〜感想・評価〜

 

 このページでは、ゲームの内容について、様々な観点から評価を行っています。

感想なども置いてあります。よろしければ見ていってください。

しかし、なにぶん個人的なものですので、もし気分を害することになったらすみません。

 

   <評価について>

 *それぞれ5段階評価です。

 *合計を出す際、「+」は0.5として数えています。

 *総合評価は、合計の満点に対する割合から出しています。

 

 

ドラゴンクエスト7

評価

ストーリー

心温まる話、後味の悪い話と様々。非常に奥が深い。個々のエピソードは素晴らしいのだが全体としては一貫性に欠ける。

ゲームバランス

やや長すぎる。この長さで破綻をきたさないのは流石だが、最後までお金に苦労するのはちょっときつい。

キャラクター

「はなす」システムのおかげで、実に生き生きとした存在感がある。

ラスボス

外見は「虫」で器の小さい3流悪魔。容姿も性格も生理的嫌悪感をかきたてる。王というよりせこい詐欺師。

ラスボスとしてどうかと思う。

遊び心

カジノやランキングもいいが、会話の中に見え隠れするそれが最高!

戦闘システム

話せるし、クリア後も楽しめる。しかし似たような効果の呪文や特技が多すぎる。

操作性

5+

PSとは思えない読み込みの速さ。流石!全く不満を感じさせない。

映像

綺麗で見やすく温かみのあるグラフィック。でもポリゴンはやめたほうがいいと思う。

音楽

長い話なのに全く飽きることがなかった。むしろ聞けるのが嬉しかった。

乗り物

終盤に登場する空飛ぶ乗り物は物語の華。なのにちっともロマンをかきたてず、むしろ格好悪いという飛空石はいかがなものか。

裏ダンジョン

3+

マップは全て使い回し。戦ってみたいと思っていた人物(?)と戦えるのはいいが、ストーリー的にはどうかと思う。謎のまま残っていた要素なので、おまけだと完全には割り切りにくい。

合計

45

総合評価

4+

 PS初のドラクエ。世界設定もよくできている。容量が増えたためか、無数のイベントがあり、それも後味のいいものばかりではない。これでもかというほど人間の醜い部分をえぐり出す一方、人間の優しさや強さといったものも表現されており、非常に奥の深い話となっている。

 いろんな人がいて、いろんなことがあって、いろんなことを感じた。嬉しいことも悲しいことも、楽しいこともつらいことも…それはまさに、長い冒険の旅。そして人生もまた旅。そこには人生の縮図、世界の縮図があった。プレイヤーは、そこに居ながらにしてそれらを感じ取ることができるのだ。

 ただ、基本的に一本道でイベント数が多い割には自由度が低く、全体としてもいささか長すぎる。大魔王と戦う理由も今ひとつで…そもそもその大魔王が、畏怖をまったく感じさせない存在である。

 しかし、それでも夢中になって遊べるのは確かだ。次はどんな出来事が待っているのかと胸を高鳴らせ、先へ先へと進んでいく。そして、何気ない会話に笑ったり考えさせられたり…やはり、PSになってもドラクエはドラクエなのだ。

感想

心に残ったイベント

キーファとの別れ、レブレサック、

ウッドパルナ、ダーマなど

印象に残った敵

あめふらし、メディルの使い、

エビルバイブル(いつも眠り大変!)

ヘルクラウダー(大苦戦!)

好きな音楽

トゥーラの舞、憩いの街角、

愛する人へ、哀しみの日々、

封印されし城のサラバンド、

やすらぎの地

好きな街

クレージュ、ハーメリア、修道院

拠点はフィッシュベル、ダーマ、そしてカジノのコスタール。

移民の町

名前はシェルローゼン。住人は笑えて楽しいが、なかなか特殊な町に発展しない。

好きなキャラクター

シャークアイ、キーファ

苦労したダンジョン

風の迷宮!二度と行きたくない…。

ダーマ(呪文が使えないときつい!)

 久しぶりに夢中になった。一番好感を持っていたキーファがいなくなった時は、パパスが死んだときと同じぐらいショックだった。しかし、これがきっかけでボルカノを父として見直した。また、レブレサックでは、暴走した人間を心底怖いと思った。数え上げたらきりがないのだが、多くの出来事が心の奥に刻み込まれた。

 「はなす」も嬉しくて、必ず毎ターン2回話しかけた。平常時でも、数歩ごとに話しかけている。

 とにかく、(裏ダンジョンも全部)クリアするまでは、空いた時間の殆どをこれに注ぎ込んだ。これほど楽しい時間を与えてくれたドラクエには、ただただ感謝するばかりである。

 

 

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