ドラゴンクエスト6

〜感想・評価〜

 

 このページでは、ゲームの内容について、様々な観点から評価を行っています。

感想なども置いてあります。よろしければ見ていってください。

しかし、なにぶん個人的なものですので、もし気分を害することになったらすみません。

 

   <評価について>

 *それぞれ5段階評価です。

 *合計を出す際、「+」は0.5として数えています。

 *総合評価は、合計の満点に対する割合から出しています。

 

 

ドラゴンクエスト6

評価(SFC版)

ストーリー

斬新な設定には驚き!ただ、全体として今ひとつ一貫性に欠ける。

ゲームバランス

特に不都合は感じなかったと思う。

キャラクター

個人的に苦手なタイプが多い。それは置くとしても、一緒に旅する必然性に欠けるうえ、今ひとつ存在感がない。

ラスボス

4+

まさに悪魔そのものの容姿で、外見はシリーズ中随一!威厳もあり、牢獄の町ではその存在をプレイヤーに焼き付けた。だが、終盤まで名前すら出てこないのが玉に瑕。

遊び心

4+

かっこよさとかスライム格闘場とか。イベントも遊び心…だと思う。

戦闘システム

3+

長く遊べるのはいいが、この転職はキャラの個性をなくしてしまう。モンスターもいるからその影響は大。

操作性

移動速度があがった。

「ふくろ」や「思い出す」も便利。

映像

可もなく不可もなく。

音楽

戦闘の曲はやや聞き飽きた感もあるが、全体的にいい。

乗り物

ペガサスはかっこいいが、やや遅く感じる。他はベットにひょうたん島にと、もう何でもあり。ちなみにお気に入りはマーメイドハープ。

裏ダンジョン

ダンジョンは使い回しだが、EDにヒントがあったり裏ボスが「え!?こいつか!!!」と相変わらず巧い。

合計

41

総合評価

 決して出来が悪いわけではないのだが、他のドラクエシリーズに比べると、今ひとつインパクトが薄い。
 例えばストーリーを見ると、設定は斬新で、個々のイベントも割といいのだが、全体としてみると、どうも「これ!」というものに欠けているような気がする。
OPのドラゴンなどほとんど謎のまま終わったものも結構ある。
 倒すべき敵がはっきりしないのも要因かもしれない。やはり英雄の存在は敵によってひきたつもの。それがないため全体としての輪郭がぼやけてしまったのではないか。
 仲間についても曖昧な点が多く、主人公を際だたせることができない。対等な仲間と呼ぶにはいささか弱く、かといって弱すぎるわけでもない。扱いの難しいところだ。
 このように、6では敵にも味方にも世界にも自分を映す鏡がない。そのため捉えどころがなくプレイヤー=主人公にとって、世界が「見えるけれども触れることのできない世界」のように感じてしまうのではないかと思う。
 これを補うには相当強烈なイベントが必要となるが、6のイベントは「日本昔話」や「世界の童話」あたりをもとにしたものが多くーそれはそれでいいし、それなりに奥深くまで描かれてはいるのだが、それでもやや弱い。牢獄の町とか5ぐらいに強烈でなければ駄目なのだ。
 そんなわけで、全体としてはややインパクトに欠けるが、個々の点については相変わらずよい出来であると思う。

感想(SFC版)

心に残ったイベント

牢獄の町、自分を発見、

グレイス城、アモール、

印象に残った敵

デスタムーア、ダークドレアム

好きな音楽

王宮にて、ぬくもりの里に

哀しみのとき、神に祈りを

好きな街

ダーマ神殿、グレイス城

好きなキャラクター

ターニア、レイドック王(夢)

テリー、ミレーユ

苦労したダンジョン

地底魔城

 評価でも書いたが1,3,4,5などに比べると今ひとつ印象が薄く、あまりよく覚えていなかったりする。だが、いくつかのイベントはちゃんと心に残っている。グレイス城は強烈だったし、牢獄の町では戦慄し、同時に「おのれ!デスタムーア!」と燃え上がった。そして、自分と一つになった後ターニアがよそよそしくなったのが寂しかった。記憶は薄れていくものだが、これらのイベントで感じたことは、きっとこの先も覚えているだろう。

 

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