青年時代後半
【グランバニア〜ラインハット】
<グランバニア>
○○王が戻ったという知らせはその日のうちに国中に知れわたった。
人々は あるいは抱き合い あるいは涙を流して
王の帰りをよろこびあった。
○○王ばんざい!
グランバニア国あげてのまつりが その夜おそくまでひらかれ…
そして夜が明けた…。
*「おはようございます。ゆうべは本当によくおやすみでございましたね。
サンチョどのも王子さまたちも 本当におよろこびで…。
……そうそう これはサンチョどのから○○王にと。
かつてパパス王がマーサさまとご結婚されたときお城の名工がつくった記念ペンダントです。
パパス王はそのロケットペンダントにマーサさまの絵を入れるおつもりだったようなのですが…
マーサさまがさらわれてしまい画家に絵を描かせることができなかったのです。
ですから このロケットペンダントは空っぽのまま…。
サンチョどのは○○さまが王になられたとき これをお渡しするか悩んだそうですわ。
○○さまがごらんになれば きっとすぐにでもマーサさまをさがしに行ってしまうだろうと。
サンチョどのは○○王をパパス王のような危険な目にあわせたくなかったんですね。
どうか ○○王 無理だけはなさらずに……。
さあ このパパス王の思い出のロケットペンダントをお受け取りくださいな」
○○は思い出のロケットを受け取った!
○○は思い出のロケットを手に入れた!
*「さあ オジロンさまがお待ちかねでございますよ」
*「(王子)さまも(王女)さまも本当に立派にお育ちで。
私はもう うれしくって…」
王子「お父さん!お母さんをさがしにゆくんでしょ!
それで世界をほろぼす悪いヤツをやっつけにゆくんだよねっ!
ねえ ボクたちも連れていってよ」
王女「わたし サンチョのおじさんから聞いたの。
お父さんもわたしたちくらいの頃 パパスおじいちゃんに連れられて旅をしたって。
だからわたしたちも お父さんについてゆくって決めちゃったんだ!
わたしたち きっと お父さんの力になるからねっ」
王女「さあ (王子)!」
王子「うん!」
(背後に並ぶ)
*「○○王! 国の者は皆 あなたさまの帰りを待っていました!
○○王 ばんざい! グランバニアに栄光あれ!」
!
*「お!目がさめたようだな ○○王!
ん?まさかわしを忘れたわけではあるまいな?わしじゃよ オジロンじゃよ。
まあ8年もの間石になっていたのでは 無理もないかもしれんが…。
ところで○○王。
わしらは長い間○○王をさがしていたが そのとちゅうで……。
ぐうぜんにも マーサどののふるさとを発見したのじゃ!
先代のパパス王はずいぶんきらわれていたらしいが それも昔の話。
マーサどのの子供のみちる王になら チカラになってくれるかも知れん。
マーサどののふるさとは たしかこのあたりだったぞ!」
(地図)
オジロン「○○王よ。どうかお気をつけてな」
*「本当はもう 王さまにはどこへも行ってほしくありません。
しかし8年も待ったのだから もう少し待とうではないかとオジロンさまが…。
○○王!どうかお気をつけて!」
ドリス「○○王が城を留守にしてばっかりだから パパがちっともヒマにならないのよ。
でもそのぶん あたしはうるさく言われなくてすむけどね」
サンチョ「○○坊っちゃん!じゃなかった○○王!
○○王が使っていた船は オジロンどのが兵士に命じて近くへ移動してくださいました。
2階の酒場には モンスターじいさんも呼ばれて来ています。
それから酒場にいるルイーダさんにたのめば城の者を連れて出られるでしょう。
たまにはこの私にも 旅のお供をさせてくださいね。
年老いたといえどもこのサンチョ まだまだ若い者には負けませんぞ!」
ピピン「私はピピン。小さい頃からこうして兵士になるのが夢でした。
あとは王を助けていっしょに旅に出られたらどんなにうれしいでしょうか!」
*「マーサさまってエルヘブンの出身だったんだって。
あそこの人たちは魔物から邪悪な心をふりはらうチカラがあるって聞いたことがあるよ。
○○王も その血を引いていたんだね」
*「おかえりなさいませ わが地グランバニアに!
国の者は皆 ○○王のお帰りを待っておりました!」
サンチョ「ぐうぐう……。だ だんなさま!どうしておなくなりに…!
このサンチョは サンチョは……。ムニャムニャ……」
<オラクルベリー>
*「わしは占いババじゃ。占ってほしいのか?」
(はい)
「よろしい。おぬしは男前じゃから 特別にただで見てしんぜよう。
なんと!3つのリングがそなたをみちびくというのが出ておる!
1つめは炎のリング 2つめは水のリング 3つめは命のリング。
この3つのリングが合わさる時 そなたにまた別の道が示されるはずじゃ。
ちなみに命のリングはとても高いところで見つけると出ておるぞ」
*「ぐおーぐおー。店は夜からだよっ。
え?なに?天空の武器防具より強いもの?
ああ知ってるよ。
ドラゴンの杖 ひかりのたて 王者のマント それに太陽のかんむり。
この4つといわれてるな」
<北の教会>
「グランバニアといえば やっぱりパパス王のときがよかったのう。
わしゃ このトシになるまで あれほどのええ男は見たことがないわい!」
<ラインハット>
【城下町】
*「…し しまった!見つかったか!!
でも盗んだ宝は返さないぜ!」
(
VSカンダタこぶん)*「くっくそー!おぼえてやがれ!!」
【関所】
*「やや あなたはたしか ヘンリーさまのお友だちの方!
いや〜 おなつかしゅうございます。
しかしふしぎですな。あれからだいぶたつのに あなたはまったく昔のままだ」
【城内】
*「デール王はこの国で再び権力あらそいが起きないよう 結婚しないおつもりなのだ。
そうすれば 次の国王はヘンリーさまのひとり息子コリンズ王子に決まりだからな」
*「あ〜あ おでこにタンコブが。まったくコリンズ王子には泣かされてしまいます」
*「わっ!」
「ああ びっくりした。てっきりコリンズ王子だと……。
人がネズミをきらいなのを知ってて頭にネズミをのせるんだよ。まいるよなあ」
*「あたしはコリンズさま好きよ!
だってやさしいもん」
*「コリンズ王子のいたずらには ヘンリーさまも手をやいてるみたいだね」
*「はるか昔…勇気ある王が戦いのとき身につけたマントが今もどこかに残されているらしい。
すぐれた防具はすぐれた者が身につけてこそ 真の力を出しうるもの。
○○さまがグランバニアの王になられたという話は すでに聞きおよんでいまする。
○○王にならきっと つかいこなせるはず!」
*「まったくコリンズ王子のわんぱくぶりにはあきれてしまうのう。
あんな性格で次の国王がつとまるのか 不安でならんわい…」
デール「あ あなたは…!
○○さん いえ ○○王!
○○王が行方不明になった時は本当に心配しましたよ。
でもグランバニアにもどられたと聞いて……
またこの国にも来てくださることと思っていました。
どうぞごゆっくり くつろいでいって下さい」
!
*「んっ!誰だおまえはっ!?」
(コリンズ、マリアの側に)
ヘンリー「こら!コリンズ!お客さまにむかっておまえとは何だ?」
コリンズ「なんの用だよう」
マリア「○○さんは 今でも大変な旅を続けているのですね。
あなたならきっと世界を平和にみちびける そんな気がしますわ」
ヘンリー「いや 申しわけない。私の息子が失礼を…。ん?……あっ!
よおー!○○!!○○じゃないか!待ってたんだよ!
おまえがグランバニアに無事もどったって聞いて本当にうれしかったんだぜ!
○○。大変だったなあ…。
まったくおまえは苦労ばっかりするヤツだよ。
でもまあ こうしてまた会えてうれしいぜ!
…あ そうそう オレ 子どもができたんだよ」
ヘンリー「息子のコリンズだ」
コリンズ「……。」
ヘンリー「コラ!ちゃんとあいさつしないか!ポカリ!」
コリンズ「あいてっ! は はじめまして……」
ヘンリー「いやー悪い悪い。どうもわんぱくでさー。
ところで○○にも子どもがいるんだろう?
ん? おお その子か!へえーやっぱり昔のおまえに似てるなあ。
あ そうだ!子どもは子どもどうし。コリンズに城の中を案内させよう」
ヘンリー「コリンズ。城の中をいろいろ見せてあげなさい」
コリンズ「はーい」
(3人、退出)
ヘンリー「やれやれ。うるさいのがいなくなってホッとしたよ」
マリア「まあ あなたったら。本当はコリンズがかわいくてかわいくてしかたないのに」
ヘンリー「わっはっは それを言うなよ マリア。
まったくコリンズは誰に似たんだか……。
オレの小さい頃は もっとおとなしかったもんだがなあ」
(ルーラ)
”しかし子供だけを残して出て行くわけにはいかない!”
王子「お父さーん!コリンズくんがいなくなっちゃった!
子分のしるしを取ってこいって言うから宝箱を開けたら そのうちにどこかに行っちゃって。
ねえ お父さんもいっしょにさがしてみて!」
王子「あっ!こんなところに階段が!
お父さん すごーい。よく知ってるね!」
コリンズ「なんだ もう階段を見つけてしまったのか…。ふん!つまらないヤツだな。
しかし子分のしるしは見つからなかっただろう。子分にはしてやれないな」
「ん?」
*「コリンズ王子!またこんなところでいたずらをして!」
コリンズ「なんだよう。いいじゃないか!」
*「またお父上にしかられますぞ。さあさあ!」
(大臣、コリンズを引きずっていく)
コリンズ「ふん わるかったな。オヤジがあやまれっていうからいいものをやろう」
○○は風のぼうしを受け取った!
○○は風のぼうしを手に入れた!
コリンズ「大切につかえよ」
ヘンリー「よう○○。コリンズが失礼をしたな。
オレはいつでもここにいるからさ。また旅の途中にでも遊びに来てくれ。
もう行方不明になるなよ」
コリンズ「ふん なんだよう? もうやるものはないぞ」
ヘンリー「よう○○。よく来たな。
まったくコリンズは誰に似たんだか…。
オレの小さい頃はもっとおとなしかったもんだがなあ」
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