青年時代前半(結婚後)

【新国王即位】

 

 

 

<山奥の村>

*「あんたみたいな人がビアンカちゃんと結婚して安心したよ。

  あたしには子供がいないから ビアンカちゃんが実の娘のように思えてね」

 

ダンカン「おや○○。ビアンカはどうしたんだい?

     心配だから ビアンカにも顔を見せるように言っといておくれ」

 

 

<試練の洞窟>

“王たるべき者 けしてあらそいを許すべからず。

 たがいに背を向ける者あらば 王みずから出向きてただしく向かい合わせるべし。

 すべては紋章のみちびくままに…。“

 

グランバニア王家の紋章が重々しい光をはなっている!

○○は王家のあかしを見つけた!

○○は王家のあかしを手に入れた!

 

*「おっと 待ちな!!」

 

*「悪いが王家のあかしを持って行かせるわけにはいかねえな!

  ○○さんが王になるのをイヤがる者もいるってことよ」

*「シーッ。よけいなことを言うな!」

 「とにかくそいつを返してもらうぜ!」

     (戦闘 VSカンダタ&子分(シールドヒッポ))

 

 

<グランバニア>


大臣「なんと!王家のあかしを手に入れ 無事にもどって来るとはっ!

   いや もどられるとは。さすが先代パパス王の血をひきしおかた。

   この大臣 ほとほとかんぷくいたしましたぞ。わっはっはっはっ」

 

オジロン「おお○○よ!よくぞやりとげた!

     王家のあかし しかと見とどけたぞよ!

     これで晴れて そなたに王位をゆずれるというもんじゃ。

     大臣!そなたももはや文句はないであろう?」

大臣「文句とは心外ですな。私はただしきたりのことを言っただけで 文句などは……」

オジロン「そうであったな。とにかく○○がこの国の王になるのじゃ」

大臣「ではこのことを国中に知らせなくてはいけませんな。

   それに即位式の準備も…。その役目 この大臣が引き受けましょうぞ。

   さて そうと決まったら こうしてはいられないわい。

   ではこれにてっ!」

          (大臣退出)

オジロン「ふーむ……。反対していたわりには 大臣も気が早いことだな…」

 

*「大変でございます!大変でございます!」

 

オジロン「なっ なにごとだっ!?」

*「はい!ビアンカさまが… ○○さまの奥さまが 赤ちゃんを!」

オジロン「なんと!生まれたと申すかっ!?」

*「いいえ… でも 今にも生まれそうで……」

オジロン「なんとめでたい!

     これはもしかすると 新しい王と王子のふたりが同時に誕生だわい!」

オジロン「おっと ○○!のんびりしている場合ではないぞっ」

*「さあ ○○さま こちらでございます!」

 

【寝室】

ビアンカ「○○…… もどって来てくれたのね…。

     私 がんばって元気な○○の赤ちゃんを産むわ… ハアハア……」

 

シスター「おしずかに。今まさに 新しい生命が生まれようとしています」

 

ビアンカ「ハアハア…。愛してるわ ○○……」

 

*「こういう場合 男はただオロオロするしかありませんね」

 

(ルーラ使用)

“もうすぐ子供が生まれそうだ……。

 オジロンたちのいる玉座の間で待っていた方がよいだろう」

 

【玉座の間】〔無音〕

サンチョ「あ!坊っちゃん! 話を聞いて私もとんで来たんです。

     しかし ここでこうして待っていると まるで坊っちゃんが生まれたときのようですね。

     坊っちゃんが生まれたとき パパス王はどんなによろこばれたことか……」

 

オジロン「そうか もうすぐ生まれそうか……。

     王子になるか王女になるか どちらにしろめでたいことだな」

 

*「どうか お気をたしかに」

 

*「○○さまもいよいよ父親ですね」

 

オジロン「これ○○。少しは落ち着いたらどうだ。

     心配なのはわかるが あまりオロオロしては父としてみっともないぞ!

     皆と話でもして 心の準備をしておきなさい」

 

(赤子の泣き声)

*「○○さま ○○さま!お生まれになりました!」

サンチョ「坊っちゃん!おめでとうございます!」

オジロン「さあ わしにかまわず行ってあげるがよい!」

 

オジロン「○○どうしたのじゃ?

     さあ早く 奥方のもとへ行ってあげるがよい!」

 

(ルーラ使用)

“しかし今はまず 生まれた子供と妻の様子を見なくてはっ!”

 

【寝室】

シスター「男の子のほうは 目もとが○○さまにそっくり。

     やさしそうで しかもどことなくふしぎで…。

     女の子のほうは そうね… やっぱりお母さん似かしら。

     大きくなったら きっと美人になりましてよ」

 

*「ビアンカさんは とってもよくがんばりましたよ。

  ほら。本当にかわいいたまのような男の子とそれに女の子も…。

  いっぺんにふたりもなんて ○○さんは本当にしあわせ者だねっ」

 

ビアンカ「○○…。私 がんばったよ。

     よくやったって ほめてくれる?」

 (はい)

  「ありがとう」

 (いいえ)

  「もう!いじわるね。でも本当はてれくさいんでしょう」

    「○○……。私たちの赤ちゃんよ。

     ねえ……。赤ちゃんの名前 どうする?

     私は○○に名前をつけてほしいな。

     男の子のほうは どんな名前がいいかしら?」

――――>名前入力(キラ)

    「女の子のほうは どんな名前がいいかしら?

――――>名前入力(レティ)

ビアンカ「キラ と レティ。

     このふたりが大きくなるまでに平和な時代がやってくるといいね ○○。

     つかれたせいか 私なんだか眠くなってきちゃったわ。

     おやすみ○○。私とってもしあわせよ……」

 

 

――――――――――――――――――――――――――――

*注

【入力できない名前】

申し訳ありませんがその名前は入力できません

 

【入力可能名】

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新たな国王 ○○

そして 王子王女誕生の知らせは

その夜のうちに国中にひろがった。

人々は パパス王の息子 ○○が生きていたことを

心からよろこび…

そしてまた オジロン王の英断にかっさいをあびせた。

グランバニアに新しい国王 ○○王の誕生である。

 

 

ビアンカ「おはよう○○。ゆうべはとってもよく眠れたわ。

     今日は○○の即位式なんでしょう?がんばってきてねっ」

 

ビアンカ「ねえ ○○…。ふしぎだと思わない?

     私は小さい頃 お父さんやお母さんは ずっと昔からお父さんお母さんなんだって思ってた。

     でも みんなこうしてお父さんやお母さんになっていったのね。

     ○○ 私たちもステキなお父さんやお母さんになりたいわね」

 

キラ「バブー……」

 

レティ「キャッ キャッ」

 

(ルーラ使用)

“今日は○○の即位式だ。勝手な行動をとるわけにはいかないだろう…。”

 

 

―――【即位式】―――

【玉座の間】

オジロン「おお 来たか!○○」

 

オジロン「皆の者!よく聞くようにっ!

     すでに知っている者もおろうが 今 余のとなりにいるのが先代パパス王の息子○○じゃ。

     余はこれより この○○に王位をゆずろうと思う!」

オジロン「○○よ。ひざまずくがよい」

 

オジロン「グランバニアの子にして偉大なる王パパスの息子 ○○よ!

     余は神の名にかけて 本日この時よりそなたに王位をゆずるものである」

(オジロン、赤いマントを主人公にかける。
 後ろから見ると、赤いマントには金糸でグランバニアの紋章が)

オジロン「さあ○○。その玉座にすわるがよい」

 

BGM:序曲〕

オジロン「グランバニアの新しい国王の誕生じゃ!」

 

*「○○王!ばんざい!

*「○○さま ご即位ばんざい!

*「グランバニアに栄光を! ○○王ばんざい!」

 

オジロン「さあ○○王!つぎは国中の民にも新しい国王のお姿を!」

 

*「新しい国王 ○○さまにけいれいっ!」

 

*「国中の民が下の階で国王さまのおでましを待っております!」

 

【広場】

オジロン「皆の者待たせたな!たった今 グランバニアに新しい国王が誕生した!」

オジロン「○○王じゃー!」

 

(歓声)

*「新しい王さま ばんざい!」

*「○○王 ばんざい!」

サンチョ「坊っちゃん!いえ…○○王!おめでとうございます!

     このサンチョ 今日ほどうれしい日は…。うっうっ…」

 

 

 

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