青年時代前半(結婚後)

<新婚旅行>

 

 

 

こうして○○はビアンカと結婚した。

その夜はおそくまで お祝いの宴が続き……

そして 夜が明けた……。

 

 

【サラボナ・別荘】BGM:愛の旋律〕

ビアンカ「おはよう○○。よく眠れた?もうお昼ちかい時間よ。

     でもなんだかウソみたい…。私たち結婚したのよね…。

     ○○……」(隣に来る)

ビアンカ「こんなふつつか者ですが 末長くよろしくお願いいたします……

     なーんて 私らしくないセリフだったね。

     ○○…。ずうっと ずうっと仲よくやってゆこうね!」

ビアンカが仲間にくわわった!

ビアンカ「さあ 行きましょう!

     でも 旅立つ前にルドマンさんにあいさつして行った方がいいわね」

 

○○は荷物がすこし重くなっているのに気づいてふくろをのぞきこんだ。

なんとふたりの結婚記念にとルドマンが町中にくばった紅白まんじゅうが入っていた…。

 

 

【街】

アンディ「ボクは自分がなさけなくて!

     大ケガをして結局フローラには心配をかけただけだったし…。

     でもこれからは がんばって立派な人物になってみせます!

     そしてその時こそ フローラを……」

 

*「フローラのことなら心配なさらないでね。

  今にきっといい相手が見つかりますわ」

 

ルドマン「よ!ご両人のおでましかっ。なかなか似合いの夫婦だぞ。

     ヘンリーさんたちは今朝早くお帰りになったが……

     ○○のことをいろいろと聞かせてもらった。

     なんでも伝説の勇者をさがして旅をしているとか。

     そこでだ!私からの祝いを受けとってくれい!

     うしろの宝箱のカギをあけておいたから なかの物を持ってゆくがいい。

     それからポートセルミにある私の船も 自由に使っていいぞ。

     あの船ならかなりの長旅にもたえられるだろうからな。すぐに連絡しておこう。

     ともかく私は ○○たちが気に入ったのだ。

     夫婦仲良く助け合い よい旅をなっ!」

(→天空の盾入手)

 

ルドマン「ポートセルミから船で南に向かえば やがてテルパドールの国に着くだろう。

     しかしせっかくの新婚だ。途中すこし寄り道をして楽しんで行くといい。

     まずはポートセルミから東近くの海にうかぶカジノ船。

     宿泊するときに私の名を出せば 特別室に泊めてくれるはずだ。

     それから2人でなつかしい場所をめぐるのもいいかもしれんな。

     幼なじみなのだから なつかしい場所もあるだろう?

     夫婦仲良く助け合い よい旅をなっ!」

 

フローラ「おふたりの結婚式 見ていて本当に幸せそうでうらやましかったですわ。

     また遊びに来てくださいね。

     その時は私も 結婚しているかも知れませんことよ」

 

アンディ「見ていてください。今にきっとフローラにふさわしい男になってみせます!

     よーし やるぞぉっ!いちにっ!いちにっ!」

 

 

<山奥の村>

*「オレの作るヴェールは天下一品なんだぜ。

  大昔 ある国の国王さまにたのまれて作ったこともあるくらいだよ。

  あれはたしか パパスという王子さまが結婚するときだったかな…」

 

*「おお!あんたビアンカちゃんと結婚した○○さんじゃな!

  だったら一緒にフロに入ったりもしとるんじゃろ。ええのう…」

ビアンカ「もうっ!なにを言ってるのよおじいさんったら。いやあね」

 

*「おやビアンカちゃん。あんたが幸せそうであたしもうれしいよ。

  父さんのことは心配いらないから しっかりだんなさんについてお行き」

ビアンカ「おばさん ありがとう。なんだか母さんと話をしてるみたい。うふふ」

 

*「やあビアンカさん。親父さん最近はずいぶん調子いいみたいだな」

ビアンカ「ありがとう。あなたのおかげで安心して留守にしていられるわ」

 

ダンカン「おお お帰り。

     ○○がビアンカと結婚してくれたんで 安心して元気が出たよ。わっはっは。

     ○○。ビアンカのことをよろしく頼むよ」

 

 

<オラクルベリー>

*「ふ〜む。お前さんはだれかをさがしておるようじゃな。

  それは長い長い旅になると出ておるぞ……。お前さんを助けてくれる仲間をふやすことじゃ」

 

 

<サンタローズ>

*「え?なんですって? ○○とビアンカさんが結婚を!?

  まあ!それじゃそのステキな人がビアンカさんね!」

ビアンカ「お久しぶりです!シスター。今は○○と2人で旅をしてるんです」

*「そうだったの…。それならパパスさんがいなくても もう淋しくないわね ○○。

  あとはお母さまが早く見つかるといいわね。私もお祈りしているわ」

 

 

<ラインハット>

マリア「○○さま お久しぶりでございます。

    最近は主人ったらあなたと旅をしたときのお話ばかりするんですのよ。

    私は楽しく聞いていますけど 男の人っていつになっても旅が好きなんですね」

 

ヘンリー「○○じゃないか!よく来たな!新婚生活はどうだい?」

   (はい)

    「そうか!なんたってかわいいお嫁さんだもんな。オレのマリアもだけどさ」

   (いいえ)

    「そんなこと言って照れてんだろ!○○!」

「これで人生のパートナーもできたことだし いよいよ勇者を探す旅か……

 オレも一緒に行きたいところだけど マリアがいるしな。

 まあたまには遊びに来てくれよ。お城の暮らしは退屈でさっ」

 

 

<アルカパ>


ビアンカ「おじいさん!私よ ビアンカよ」


*「なんと!ビアンカちゃんかね?こりゃおどろいた!大きくなったのう」

ビアンカ「父さんも元気よ。引っ越したおかげで病気もだんだんよくなってるわ」

*「そうかいそうかい。いやなにしろこの宿屋はダンカンさんの宝じゃったから。

  それを手ばなすとはよっぽどのことと 心配しとったんじゃよ。

  でもビアンカちゃんに会えて 本当によかったわい」

 

【宿屋・夜】

ビアンカ「あら○○。ごめんね 起こしちゃった?

     ちょっとね いろいろ昔のことを思い出しちゃって……

     ううん 別に悲しいわけじゃないのよ。昔は昔 今は今だもの。

     ねえ○○……。そっちに行ってもいい?」

 (いいえ)

   「いじわる。でも行っちゃおうっと」

(はい)

 「愛してるわ ○○」

 

 

<ポートセルミ>

*「あらカッコいいお兄さん。あたしに会いに来てくれたのかしら?」

(いいえ)

  「つめたい人ね。こういう時は ウソでも“はい”って言うものよ」

ビアンカ「そうよ○○。私に気をつかわなくてもいいのよ。うふふ」

(はい)

  「もうっ お上手ね」

ビアンカ「まあ ○○ったら調子いいんだから」

 

クラリス「じつは私 はるか南の砂漠のお城からこの町にやって来たの。

     私が踊り娘になったなんて 誰も思ってもいないだろうなあ……」

 

【船】

船長「やあ お待ちしてました!久しぶりの航海でわれわれもわくわくしていますよ。

   では○○どの。さっそく船を出してよろしいですかな?」

(はい)

 「では どうぞこちらへ」

 

船長「出航だーっ!イカリを上げろー!帆をおろせー!」

 

 

<カジノ船>

*「ここのオーナーのルドマンさんは 売り上げを教会や修道院に寄付してるんだってね」

 

 

 

 

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