青年時代(結婚前)

【ルラフェン〜ラインハット】

 

 

 

<ルラフェン>

*「ラインハットのお城で たいそう豪華な結婚式があったらしいですよ。

 なんでも結婚なされたのは王さまの兄上のヘンリーさまとか…」

 

*「この町に呪文の研究をしている老人がいると聞いてやって来ました。

  今は失われている古代の呪文をいろいろと復活させるつもりとか…」

 

*「にゃ〜ん?」

(はい)

 「まったくベネットじいさんにもこまったものだにゃ〜。

  じいさんの庭が気に入ってるのにけむくっていられないんにゃ!

  でもあんたにグチを聞いてもらって少しすっきりしたにゃん。

  お礼にいいこと教えるにゃ。

  この世界のあちこちには そのちいきの名産品と言われるものがあるにゃ。

  いろいろ旅をすればきっと手にはいるから 集めておくとよいにゃん」

 

ベネット「なんじゃお前さんは?お前さんもけむたいとか文句を言いに来たのかえ?」

(いいえ)

  「するとわしの研究を見学に来たわけじゃな。なかなか感心なヤツじゃ。

   もし研究が成功すれば 古い呪文がひとつ復活することになるじゃろう。

   それは知っている場所であれば またたく間に移動できるという……

   たいそう便利な呪文なのじゃ!

   どうじゃ?この研究を手伝ってみたいと思わぬか?」

 (はい)

  「おお!やってくれるか!それではわしについてまいれ!」

ベネット「ちょっとこの地図を見てくれぬか。

     今わしらがいるこの町は ここじゃろ。

     でな。このあたりにルラムーン草というのがはえているらしいのじゃ。

     ちと それをとって来てもらえんかの。

     ただし ルラムーン草は夜しかとれんそうじゃ。

     夜になるとその草はぼんやり光ると言われとる。

     どうじゃ?もういっぺん言おうかの?」

 (いいえ)

    「よろしい!

     ではわしは寝て待つことにしようぞ」

 

ベネット「ふわ〜 眠い眠い。

     夜になるとその草はぼんやり光るそうじゃぞ。むにゃむにゃ…」

 

*「ここだけの話だが ベネットじいさんの研究には材料がひとつ足りないらしいぜ」

 

*「あんた ポートセルミ南のカボチ村には行ってみましたか?」

(はい)

 「だったらあんたもイヤな思いをしたでしょ。いえね 私もなんですよ」

 

(ルラムーン草入手)

ベネット「なんと ルラムーン草を持ってきたじゃと!!」

ベネット「これがルラムーン草か。あっぱれあっぱれ!

     さっそく実験を再開することにしようぞ!」

 

ベネット「ええい!話しかけるでない!

     よーし 今じゃ!ここでルラムーン草を……」

(ルラムーン草投入→爆発)

ベネット「ふむ… おかしいのう……」

ベネット「わしの考えでは 今のでルーラという昔の呪文がよみがえるはずなんじゃが……」

(ルーラ使用)

ベネット「おお!おお!やったぞ!やったぞ!

     よし この調子でつぎの呪文に挑戦することにしようぞ!」

 

 

<ラインハット>

ヘンリー「こいつはおどろいた! ○○じゃないかっ!

     ずいぶんお前のことをさがしたんだぜっ。

     うん その……。結婚式に来てもらおうと思ってな。

     じつはオレ 結婚したんだよ!」

マリア「○○さま お久しぶりでございます」

ヘンリー「わははは!とまあ そういうわけなんだ。

     もしかするとマリアはお前の方を好きだったのかも知れないけど」

マリア「まあ あなたったら……。

    ○○さまには私などよりもっとふさわしい女性がきっと見つかりますわ」

ヘンリー「とにかく ○○に会えて本当によかった!

     結婚式には呼べなかったけど せめて記念品をもっていってくれよ。

     昔のオレの部屋 おぼえてるだろ?あそこの宝箱に入れてあるからな」

 

マリア「ヘンリーさまとの結婚式では ラインハットのオルゴール職人さんが記念品を作ってくださいましたの。

    でもヘンリーさまったら なぜ昔のお部屋の宝箱に入れたりなさったのかしら?」

 

○○は宝箱をあけた!

しかし宝箱はからっぽだった…。

しかし宝箱の底に なにやら文字がきざんである…。

○○はその文字を読んだ。

“○○。お前にちょくせつ話すのは照れくさいから ここに書きのこしておく。

 お前の親父さんのことは 今でも1日だって忘れたことはない。

 あのドレイの日々にオレが生き残れたのは いつかお前に借りを返さなくてはと……

 そのためにがんばれたからだと思っている。

 伝説の勇者をさがすというお前の目的は オレの力などとても役に立ちそうにないものだが……

 この国を守り人びとを見守ってゆくことが やがてお前の助けになるんじゃないかと思う。

 ○○ お前はいつまでもオレの子分…じゃなかった友だちだぜ。

                      ヘンリー“

 

ヘンリー「え?宝箱に結婚式の記念品なんて入ってなかったって?

     わっはっは!お前はあいかわらず だまされやすいヤツだな。

     じゃあ今度こそ本当にわたすよ。この記念オルゴールだ」

ヘンリーは美しく細工されたオルゴールをさしだした!

○○は記念オルゴールを受けとった!

○○は記念オルゴールを手に入れた!

ヘンリー「実はフタのところに宝石を埋め込むはずだったんだけど 職人が見つからなくて…。

     ともかくせっかく来たんだから ゆっくりしていってくれよなっ」

 

マリア「○○さまの奥さまになる人って どんな人でしょう……。

    ○○さまの結婚式には ぜひ私たちも呼んでくださいましね」

 

ヘンリー「○○もいろいろと苦労しているみたいだな。

     しかし○○。その苦労をともにする女性が欲しいとは思わないか?」

 (はい)

  「やっぱりなっ!お前もそろそろ年頃だしな。

   オレみたいにステキなお嫁さんを早く見つけるんだぜ!」

マリア「まあ あなたったら……。ぽっ……」

 (いいえ)

ヘンリー「母親を助け出すのが先決というわけか……。

     しかし○○よ。その母親が1ばんお前の幸せを願っているはず。

     まず自分が幸福にならなきゃ……。それからでもおそくはないぜ。うん!」

 

太后「おお!そなたはっ!あの時は本当に世話になりもうした。

   なぜあんな事になったのか 今となってはわらわにも分からぬが…。

   魔物らがこの世界をむしばもうとしているのかも知れんの。

   そなたも気をつけてたもれ」

 

デール「やや!あなたはっ!兄からあなたのことをいろいろと聞きました。

    そして せめて恩返しにと 部下たちに伝説の勇者のことを調べさせていたのですが…。

    かつて勇者の使った盾がサラボナという町にあるそうです。

    サラボナは西の国ルラフェンの南と聞きました」

 

*「あの事件以来 太后さまもすっかりおとなしくなって。

  たよりなく思えたデールさまですが 今では本当に立派な王におなりです」

 

*「本当にもう ヘンリーさまと奥さまは仲がよくて……

  ひとり者には目の毒だな。わっはっはっ」

 

 

<海辺の修道院>

*「マリアが修道院にもどって来ていく日もたたないうちに ヘンリーさまがいらっしゃって……。

  ヘンリーさまがラインハットの王子さまだと知って 私たちもおどろきましたのよ」

 

 

<うわさのほこら>

*「サラボナの町のフローラさんが 6年ぶりに修道院からかえってきたそうじゃ」

 

 

次へ

戻る

セリフ集に戻る

 

 

 

inserted by FC2 system