「マスタードラゴンって　プサンだった人ですよね？

　あの人が絵のプレゼントだなんて…　ううっ　似合わない〜〜」

「ついにこの時が来てしまいましたか……。いちおう遺言書いとかなきゃ」

本格的に復活したら、読む人もいなくなると思うけど。

「わかりましたっ！さては最後の敵をたおす前にウデだめしってわけですね？

　し　しかし　ここのウデだめしはそうとうキビしいです…」

敵が強いのみならず、ダンジョンもひねくれてるしなあ……。

「…なんなんでしょう　ここの魔物は……

　こんな強い連中　これまで見たことないですよ！」

ああ、イオナズンが効かない……。

「はあ…はあ…。それにしても　ここの魔物は強い！

　馬車のメンバーと　ときどき交代させてくださいね。おねがいしますよっ！」

それはもちろん。こういうところは総力戦！
＃…で、使えるだけ使ったら、回復させる余力もないのでそのまま馬車の中に放り込んでおく、と（笑）。

「それにしても　なんなんでしょうね　この洞くつって……」

不思議だ……。

「○○さまのお供をさせていただいてると　ボクもすごく強くなれて……。

　やっぱり実戦は大事ですねえ！」

「ピピン　パワー　アーップ！

　わっはっは！この洞くつはきたえられますね！さあガンガン行きましょう！」

ちっちっち。調子にのってるところ悪いが、ダンジョンでは「ガンガン行こうぜ」は禁物！「じゅもんつかうな」か「命令させろ」が原則。
＃それにしてもピピン、何か食べたのか…？いきなりテンションが上がってるけど。まさか、こっそりチーズを……？

「とんでもない魔物たちがいっぱいで…　ボクはこんなに非力だったんでしょうか？」

「ぜい…　ぜい……。○○さまっ　ボクはもうそろそろ限界です……」

ははは、私は命のリングを装備してるから平気だぞ。
＃他はボロボロだけど……。

「バ…バカな……。眠っているのにこれほどの気を吐く魔物がいるなんて…」

眠ってなかったらどれだけ強いのか……。

「ボクが生きのこってる。ううっ　奇跡だ〜〜っ！」

倒れても倒れても立ち上がり……。

「ボクの黄金のウデが　はやくサイコロをふりたいとうずきますよ」

「ボクにおまかせを！と言いたいところですが　さすがのボクも自信ありませんね」

ひ…広すぎる……！！