ヘンリー&マリア会話録
<海辺の修道院>
ヘンリー「マリアさんがいっしょに来てくれるなんてうれしいなあ」
マリア「マリアでいいですよ。
またいっしょに行動できて 私も…うれしいです」
あの…もしもし?おーい…お二人さん、聞こえてます?
ヘンリー「マリアはオレが守るぜ! できることなら一生ずっと…」
マリア「え? ヘンリーさま なにかおっしゃいましたか??」
ヘンリー「な なんでもないぜ。 あ あはは……」
あのー…申し訳ないんですが、後ろでそういう会話は……。
マリア「そうですね。私も○○さんは いいだんなさまになられると思います。
……あっ もちろんヘンリーさまもですわ」
ヘンリー「そ そんな取ってつけたように言ってくれなくても……」
<オラクルベリー・昼>
マリア「活気のある町ですね。見ているだけで元気になれそうです。
でも今は 先を急がないと……」
ヘンリー「そうだそうだ! ○○ 寄り道は良くないぞ!」
ヘンリー……急に良い子になったな……。
ヘンリー「………。」
ヘンリーはくちびるをかんでうつむいている…。
マリア「ヘンリーさま……」
マリア「家族っていいですよね。いるだけでなんだかホッとして。
…兄さんに また会えるでしょうか」
ヘンリー「マリア……」
ヘンリー「うわ〜ショックだ!
オレたちおじちゃんなんて呼ばれるトシなのかっ!?」
マリア「子供から見たら…っていうことですから そんなにお気になさらずに」
ヘンリー「お おじさんかあ…。おじさんかあ… オレたちおじさんなのかあ…」
マリア「ヘ ヘンリーさま……」
マリアはホイミをとなえた!しかしヘンリーにはきかなかった……。
<オラクルベリー・夜>
ヘンリー「わざわざ悲鳴上げるなんて ノリのいいオネーさんだったな」
マリア「…………」
マリア「私たち兄弟も その話を信じて教団に入れていただいたのですが
そんなことしなければ兄は…」
ヘンリ「マリア…」
<カジノ>
ヘンリー「マリア 誤解しないでくれよ。
カジノへつれてきたのは オレじゃなくて○○なんだ」
マリア「ここは楽しい場所ですね。
気晴らしは少しだけにして 時間を忘れないようにしましょう」
往生際が悪いぞ、ヘンリー。
ヘンリー「いいなあ!オレも旅の劇団員になろうかな?
おお〜 マリア〜 今のオレには愛しかないが〜
きっと幸せにしてみせるから〜♪」
マリア「まあ ヘンリーさまったら…。ぽっ…」
うう…居心地が悪いなあ……ブラウン、ここは二人で一緒に遊びに行こうか……。
ヘンリー「たしかにあのコシの動きには なんとも言えない色っぽさがあるな」
マリア「ヘンリーさま……!」
<ラインハット城下町>
マリア「ヘンリーさまが こんな大きなお城の王子さまでしたなんて…。
知らなかったこととはいえ 私なんかが親しく口をきいてよかったのでしょうか?」
ヘンリー「いいって いいって!
マリアにそんなこと言われると オレ悲しくなっちゃうよ」
<サンタローズ>
マリア「まあ!この村はいったい…? えっ ○○さんの村?
……そうでしたか。それでヘンリーさま元気がなかったのですね…。
でもヘンリーさまが気に病むことはありませんわ。ヘンリーさまは悪くありません」
ヘンリー「マ マリア……」
あのー……私の立場は……?
ヘンリー「まさかあの子の親は ラインハットの兵士たちが…」
マリア「ヘンリーさま……」
ヘンリーは今にも泣きそうな表情でうつむいている…。
<アルカパ>
マリア「あの…私に気をつかっていろいろな町を見せてくださるのはうれしいのですが……
でも今は 苦しんでいらっしゃる方々を助けてあげるのが先ではないかと…」
ヘンリー「そうだそうだ! ○○寄り道はよくないぞ!」
<ビスタ港>
マリア「海を見ると心がざわめきます。
この海の向こうに 兄やドレイにされている人たちがいるから」
ヘンリー「マリア……」
<神の塔>
ヘンリー「マリア そろそろ疲れたんじゃないか?少し休もうぜ」
マリア「いいえ 大丈夫です。私みなさんの足手まといにはなりませんわ」
<海辺の修道院>
マリア「あ あの… 私 もう用済みですけど…
でも 最後まで見とどけさせてください」
ヘンリー「もちろんだよ。
協力してくれたマリアにはその権利があるさ。なっ○○」