ドラゴンクエスト4

〜感想・評価〜

 

 このページでは、ゲームの内容について、様々な観点から評価を行っています。

感想なども置いてあります。よろしければ見ていってください。

しかし、なにぶん個人的なものですので、もし気分を害することになったらすみません。

 

   <評価について>

*それぞれ5段階評価です。

*合計を出す際、「+」は0.5として数えています。

*総合評価は、合計の満点に対する割合から出しています。

 

 

ドラゴンクエスト4

評価(FC版)

ストーリー

5+

5章構成で、どれも素晴らしい。単純な勧善懲悪でなく奥が深い。

ゲームバランス

4章がやや困難だが全体的にいい。

キャラクター

5+

なんといっても味方は一度は自分の分身として動かしたキャラ。当然愛着は深い。サブキャラの存在感も抜群!

ラスボス

5+

勇者と対をなす。これほど存在感のあるラスボスもいないだろう。

遊び心

カジノ登場。3章にも遊び心が。

戦闘システム

4+

偶然かどうかは知らないが、クリフトは楽しい。…ちょっと困るときもあったが。学習機能もいい!

操作性

「とびら」復活でだいぶ便利に。

映像

立体的な建物登場。EDの抱き合うところがよかった。最後の「ペンでTHE END」というのにも感動。

音楽

戦闘の曲は何度聞いても飽きない。

2章EDの無音は衝撃。あれは怖かった。階段の音がやけに大きく聞こえたものだ。

乗り物

気球。悪くはないが、やはり人は翼に憧れるもの。

合計

42

総合評価

 天空シリーズの始まり。5章構成で長さを感じさせない。単純な勧善懲悪でなく、人間の醜い部分も描かれるようになったのもこの話からで、深みのあるストーリーになっている。

 また、「天へ上る」というのも人間にとってはすごいロマンであり、それを存分に味わうことができるのも素晴らしい。

 これまでと違い悲劇色の強いストーリーには賛否両論あるようだが、作品としての質の高さが絶品であることは疑いようがないだろう。

感想(FC版)

心に残ったイベント

イムルの夢、天空城、

2章ED、5章OP

印象に残った敵

デスピサロ、ベロリンマン

好きな音楽

勇者の故郷、不思議のほこら、謎の城

、栄光への戦い、導かれしものたち

好きな街

拠点のエンドール、

天空城、ロザリーヒル、デスパレス

好きなキャラクター

ピサロ、ロザリー、シンシア、

クリフト、ミネア

苦労したダンジョン

魔神像、王家の墓

 これは私が初めてクリアしたゲームソフトである。それだけに非常に強い思い入れがあり、心に強く焼き付いている。拠点にしていたエンドールの町など、今でも隅々まで思い返すことができるほどだ。

 5章では、早く仲間に会いたくて先へ先へと進んだ。船を手に入れた後は、知らない町へ行く楽しみだけでなく、「あの町は今どうなってるだろう」という楽しみもある。この楽しみは、最初の1以外の全てのシリーズで味わうことが出来るーそれがたまらなく好きだった。中でも4はその数が多く、同時に懐かしさも感じられる。もう夢中だった。

 あまりに夢中だったため、クリアした後は、何だか気が抜けてしまった。楽しい楽しい時間が終わってしまったと感じ、嬉しいと言うよりも悲しかった。

 もう一度プレイすることもできるし、レベル99を目指すこともできる。だが、いずれも、最初にクリアを目指していた程の熱は得られないだろうことはわかっていた。…人があんなにも首を長くして新作を待ち望むのは、その空白を埋めるためではないかとふと思った。

 

 

 

評価(PS版)

ストーリー

5+

衝撃は色あせることなく…。

ゲームバランス

やはりよくできている。

キャラクター

5+

話せるのが楽しくますます親しみもわく。そこにいるかのように…。

ラスボス

5+

やはりその印象度はシリーズ中でもナンバー1!容姿がFC版と比べがらりと変わったが、それはそれでかっこいい。

遊び心

5+

会話の中、随所に遊び心が見受けられる。移民にも面白い方々が…。

 道具「みせる」も楽しい。

戦闘システム

4+

「めいれいさせろ」で不都合はなくなり、クリフトの個性もちゃんと残った。しかし、それ以外の行動パターンは最初から殆ど決まっており、キャラの成長が見れなくなったのがちょっと残念。

操作性

非常に便利。色鮮やかでキャラの位置もすぐわかる。モンスター図鑑に目次がついたのもいい。

映像

4+

キャラの細かな動きが見れるようになった。あやかしの笛はすごい!

 3DFC版に比べ町がずいぶん広く感じたのにも驚いた。マスタードラゴンのポリゴンは今ひとつだが……。

音楽

ピサロの曲がついて嬉しい。

乗り物

3+

飛び立つところはよかったが、やっぱり翼が好き。

裏ダンジョン

どちらを裏ボスとするかが問題だが、おまけとしては最高に楽しめた。夢見ていたことが実現できたのだから。

合計

54

総合評価

5+

 やはりドラクエのリメイクは半端ではない。またしても大幅な改変が加えられている。最大の特徴は「はなす」。これが楽しみを何倍にも増やした。それまで抱いていたキャラのイメージが崩れる、という側面もあったが、やはり楽しさの方が大きい。会話量も半端ではなく、町ごと、イベントごとに変わる変わる。次は何を喋ってくれるのかと期待は膨らむ一方。欲を言えば戦闘時にも話したかったが、やはりそれは無理というものだろう。

 ピサロの悲しいエピソードも、仲間により様々な意見が聞けるので思考の幅を広げられる。

 新システムの「称号」も楽しみを増やした。新要素を山ほど入れて楽しくする一方、5章までの本編の主要部分はきちんと残されている。まさに理想のリメイクである。

感想(PS版)

好きな音楽

新曲(ピサロ〜ピサロは征く、立ちはだかる難敵)はどちらも好き!

好きな街

FC版に加え、サラン、レイクナバ

移民の町

5章OPで名前はシンシアベルに決定。だが特殊な街は難しい。

好きなキャラクター

ピサロ、ロザリー、ホイミン、シンシア、アリーナ、クリフト、ブライ

会話システム

「あったらいいな」と思っていたことが実現!数歩ごとに話しかけ、ピサロに怒られた時は「うまい!」と思った。

称号

セレクトボタンを押すのが楽しかった。面白いものが多く、全部見てみたいと思わせる。

六章

クリア後のおまけという点では十分に楽しんだ。深みを持ち物語として完成度の高い悲劇を味わった後は、楽しい夢を。本編はそのままにおまけとして入れたところがいい。

 帰ってきたと思った。夢中で過ごしたあの時間に。知っているストーリーなのに新作のように楽しい。仲間に話しかけるのが最大の楽しみ。トルネコに「みせる」のも楽しみ。ワクワクする。

 これはまさしく私の愛したドラクエ!最高の作品である。FC版の時はそれほどでもなかったのに、会話システムのおかげでホイミンがかわいくてたまらない。アリーナ大好き。ブライの愚痴も大好き。マーニャは強い。

 会話、色彩、3D―世界がうんと広がった気がする。その広い世界を旅して回った。一時も立ち止まることはなかった。至福のひとときであった。

 

 

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