シンシア語録

 

 

〜序章〜

 

(カエル)

「勇者さま 勇者さま…… 勇者さま どうか助けて……。

 あ!おどろかないで……。わたしは カエルではありません。

 あ!今どう見ても カエルだって思いましたね?」

(はい)

「あなたは正直な人ですね。その正直さをみこんで お願いがあります。

 もう さっしているとは思いますが じつは 私は ある国の姫でした。

 しかし 悪い魔法使いにのろいをかけられ このような姿にされてしまったのです。

 まあ なってしまったものは しかたがないし カエルも思ったほど悪くはありません。

 そんなわけで 毎日のんきに暮らしていたのですが……

 こまったことがあります。それは………それは…………。

 …………あ!いけない 誰か来るわ!」

「もうさっしているとは思いますが」「まあなってしまったものはしかたがないし」

……このあたり、うまいなあ。「やられた!」と思ってしまったよ。

 

(シンシア)

「あ ○○ 剣のけいこ もう終わったみたいね。

 ん?どうかしたの? え?おおきなカエル? なんのことかしら……。

 わたしはずっとここにいたけど カエルなんて見な……見 見なか……

 うぷ!あはははは あはははは……もうダメ!

○○が見たのはこのカエルでしょう」

(モシャス→カエル)

「のんきに暮らしていたのですが こまったことがあります。それは……

 それは………って ごめんなさい。じつはそれ以上 思いうかばなかったの。

 もう少しちゃんと 先の話まで考えてから やればよかったんだけど。○○に はやく見せたかったのね。

びっくりしたでしょ!わたし いろんなものに姿を変えられる モシャスの呪文をおぼえたのよ!じゃあ  わたしいくわ!」

(ウサギ)

「あ!そうそう!○○のお母さんが よんでたわよ。もう夕食だって。じゃあ ○○。また明日ね!」

鮮烈な印象を残し去っていくシンシア。

 

〜5章〜

 

「おはよう ○○。こうして寝っ転がっていると とてもいい気持ちよ。

 ねえ○○。わたしたち 大きくなっても ずっとこのままでいられたらいいね!

 わたしね 最近 夢を見るの。大人になった私たちが この村で いつまでも幸せに暮らしている夢………。

「わたしね この村が大好き! ○○のことも大好き!

 だから いつまでもいっしょよ ○○」

わたしもシンシアのことが大好き!でも、この後……。本当に、夢の通りになったらよかったんだけど。

 

「○○!あなたにもしもの事があったら わたし……。

 とにかくかくれて!わたしも すぐ行くから!」

 

「○○……今まであなたと一緒に遊べて とても楽しかったわ……。

 あなたはとてもかわいいから わたし本当の妹のように思ってた。

 でも大丈夫。あなたを殺させはしないわ。

 さようなら ○○……」

シンシア……。

 

 

 

 

戻る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

inserted by FC2 system