「おお　そのチカラ天をおおい〜

　神さえも恐れる男　その名はデスピサロ〜♪

　デスピサロの試合を見た時に彼の歌を作ってみたんです。

　……わかってますよ。自分に詩の才能がないのは。だから魔法を覚えたわけで……。」

すごく笑える。急にロレンスに親しみを覚えた。もっと詩を聞いてみたかった気もする。

「カジノが休みであなたにとってはよかったのでは？

　これからかせごうという商人がカジノで遊んでいては　目も当てられませんからね」

時々結構厳しいことをいうロレンス。でもカジノで稼ぐという手も…難しいな、やっぱり。

「早くも４日目ですね。あと少しの間しかいられないとはお名残おしい気がします。

　どうです？エンドールにもどったらもう一度わたしをやといませんか？」

「残念ですが約束の５日がすぎました。

　では私はこれで。さようなら……。」

なんだかあっさりとしたお別れ。ちょっと寂しい。