ホイミン語録

 

「ぼく ホイミが得意なんだよ。

痛くなったらいつでも言ってね。」

くうっ、なんて可愛いヤツなんだ!!

 

「ライアンさん ライアンさん!

えへへ 呼んでみただけ。」

ああ、もう何回でも呼んで!

 

「たいくつな時は ぼくとおしゃべりしようよ。

いつでも話しかけてね。」

何度でも。退屈じゃなくてもおしゃべりしようよ。

 

「ラ ライアンさん……。

ネコさんがいきりたってるよ。

あまりしげきしない方がいいよ。」

大丈夫。ライアンがついてるぞ。

 

「ライアンさん ライアンさん。

今日はとってもいい天気だから ひなたぼっこでもしようよ」

ひからびるんじゃなかったの?

 

「あのね ライアンさんはとっても

カッコいいから 子供たちみんな があこがれると思うの」

そんなこと言ってくれるのは君だけだよ、ホイミン。城の奴らときたら…。

 

「ぼく パン食べたい! パンて

人間の食べ物だよね? 食べたい 食べたいー」

どこかに売ってないかな〜。トルネコのお弁当があればいいのに。

 

「ライアンさん ぼくと同じホイミスライムが出てきても

なさけをかけちゃ ダメだよ」

けなげだなあ…。

 

「人助けって きもちいいね。

またひとつ人間に近づいたような

気がするんだ ぼくは……。」

今のままでいいよ。人間より可愛いよ。

 

「ぼく人間になるための旅をこれからも

続けようと思うの。ライアンさんもよかったら…

ううん なんでもないよ」

ああ!ずっと一緒に旅をしよう!!

 

「ぼくまだ魔物だからお城じゃ暮らせないね…」

君なら天空城だって喜んで迎えてくれると思うよ。

 

「バトランドにライアンあり。

みんなそう思ってるよね」

君にそう言ってもらえるのが一番嬉しいよ、ホイミン。

 

 

〜5章〜

 

「ボクはホイミンという旅の者です。

 どうかお城の中に連れてゆかれたライアンさまをお助け下さい!

 魔法のカギがあれば 中に忍び込めるはずです。

 魔法のカギのことならコーミズ村の地下にいるボクの古い友人が知っているはずです。」

 

「ボクはホイミンという旅の者です。

 さきほどライアンさまがうれしそうに外に出て行くのをお見かけしました。

 ライアンさまにどうか無事で旅を続けられますようお伝えください。

そしてホイミンがとても感謝していたと……」

 

 

 

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