クリフト語録

〜第二章〜

 

「アリーナ姫。おケガはありませんか?

 何かありましたらいつでもこのクリフトが手当てさせていただきます!」

「献身」という言葉の見本。

 

「みなさんの輝く笑顔が 何より うれしいですね」

流石神官。聖職者。

 

「いざとなったら私が命にかえても姫様をお守りせねば…ぶつぶつ」

君の方が先に死にそうな気がするんだけど。

 

「神よ これからもこの村とアリーナ姫を お守り下さい……」

 

「ほうびをチラつかせねば 人助けもできぬ人間に 私は見えるのでしょうか……」

誠実なクリフト。

 

「どうか足元にお気をつけて。 転んだすき を見て魔物たちが襲ってくるかもしれません」

石橋を叩いて渡る、慎重なクリフト。

 

「洞くつから外に出ると 太陽の ありがたみが よくわかります」

同感。このセリフ、なんとなく好き。

 

「ご老人も にせのご一行も

 心正しき者にはかならずや 神のご加護があるのです」

神官クリフト。

 

「日やけ止め……熱さましと えーと水筒も持ったし……。

 さあアリーナ姫!準備は万全です! 何でも言って下さいね!」

…なんというか、クリフトが忠犬に思えてしまう…。

 

「なつかしきわが城……。 うーん のんびりしますね」

それはそうなのだが、なんか若年寄のような…。

 

「われわれも以前より強くなりましたが 油断は禁物です。

 足元や魔物たちに どうぞ お気をつけて」

慎重派で用心深い。頼もしいとも言えるが、悪くすれば小心者ととられかねないのでは…。

 

「あれが旅の扉。こうして旅をするまで実物を見たことはありませんでした。

 なんと神秘的な」

 

「さえずりの蜜が見つかれば 姫さまとも旅も終わってしまうかも……。

 いや!いけない!喜ばしいことじゃないか。王の病気も治るし それに……」

悩み多き青年。

 

「お疲れでしたら一休みされては いかがですか?」

気配り王クリフト。その気遣いは嬉しい。

 

「ああ また地上が一階ぶん遠ざかった……。しくしくしく」

高所恐怖症のクリフトは楽しい。また連れて行こう。<鬼>

 

「あ あまり早足で歩かないでください!

 落ちたら どうするんです!」

凄まじい形相のクリフト。アリーナすら、目に入っていないのでは。

 

「下を見なければ……ぶつぶつ。 下を 見なければ こわくない こわくない……」

独り言を言い出したら危険信号。

 

「帰り道は気がゆるみ 思わぬケガを しがちです。どうぞ お気をつけて」

 

「あははっ ちゃんと宿屋で寝る なんて頭のいいネコですね」

同感。代弁してもらえると嬉しい。

 

「いかなる空の下でも 神はわれらの 旅を見守っていてくださいます」

地底まで迎えに来てくれたみたいだし。

 

「感激です!わがサントハイムの国で 旅の扉を使った神官は私が初めて!

 すばらしい神秘。

 ああ いかなる技であの扉は 動いているのでしょうか?」

知的好奇心旺盛なクリフト。わりと科学者の素質あり!?

 

「姫さまのうれしそうな顔。

 ああ 旅にごいっしょできてよかった……!」

私もそう思います。

 

「アリーナ姫ならばきっと自分に勝った者と結婚するとおっしゃるのでしょうね。

 ……望みがなさすぎる」

勇者だって勝てるかどうか。

 

「私は神に仕える身ですので 飲酒は禁じられております。

 それにもともと下戸でして」

礼儀正しく真面目なクリフト。好きだな。

 

「武術大会で姫さまに おケガがなければよいのですが」

ケガを恐れていては優勝はできないよ、クリフト。

 

「異国では気がたかぶり体も疲れやすくなります。 今日はもう休みましょう」

アリーナは自国でも興奮していたと思う。

 

「まさか このお城 ゆ ゆうれいが出たりしませんよね?しませんよね?」

神官なんだから、出たら成仏させてあげないと……怖がったらダメです。

 

(ライアンを見て)

「あのライアンという男。昔からずっと知っているような不思議な感じがします」

サントハイム王家の予知能力は、クリフトが引き継いだのでは……。

 

「姫さま。このクリフト 優勝を信じています。がんばってくださいね!」

がんばるよ。

 

「こ こんな所にライバルが……!」

神官なんだから、もっと冷静に。もう少し客観的に物事を見た方がいいよ…。

 

「姫さまほど強ければ 最悪の場合は命まで!?

 いや もしそうなったら なんとか私が お助けせねば!デスピサロと刺し違えても……」

刺し違えても無理だと思う。まあ、クリフトの「愛」を知れば見逃してもらえるかもしれないが。

 

「こうして歩いていると これまであった 色々な事件を思い出しますね。

 数々の姫様の活躍。今でもドキドキします」

今の私も全く同じ気持ちです。

 

「姫様のりりしい姿。ああ…すばらしかった。 もう思い残すことはありません」

まだ死なれては困るよ。

 

「サントハイム側の空気は おいしい気がします。なつかしい というか」

長く離れていた…という気がする。

 

 

 

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