アリーナ語録

〜第二章〜

 

「お城の外って広くて気持ちい〜い!」

 

「さあ!魔物たち!どこからでもかかってらっしゃい。

 みんなやっつけちゃうわよ」

元気だなあ、アリーナ。

 

「あの子…心配だわ。

 私がつかまったんなら悪者をぶちのめしてすぐに帰って来るん

 だけど あの子は……。」

アリーナは優しい。

 

「カゴに入れって言われたときは

 正直ちょっとこわかったわ」

アリーナ、可愛い。

 

「あの子……。今ごろどうしてるのかしら」

「洞くつなんて 今まで物語の中でしか 知らなかったわ。

 何だかドキドキする……」

何度も入ったけど、こう聞くと私もなんだかドキドキしてきた……。

 

「メイたちやっぱりいい人だったのね。

 私たちのにせ者だもの 当たり前か!」

 

「べつに私はふつうの姫だと思うけどな。

 元気なのっていいことだし」

ブライ達はいいことだとは思っていないようだが……。

 

「もう誰もいないわ。私のにせ者も

 あとのふたりも。なんだかさみしいわね」

なぜかじーんと来る……。

 

「何言ってるのよ。私またぐーんと強くなったのよ!

 ブライもクリフトもちゃんと守ってあげるわ。

 心配しないで」

二人は別の心配をしてると思う。

 

「初めてサランの町に来た時は ちょっとだけドキドキしたものよ。

  でも今は もっとすごいドキドキが 私を待ってるのよね」

アリーナの話を聞いてると、私までドキドキワクワクしてきます。

 

「アリーナよ すっかりたくましく なりおって……とかほめてくれてもいいのに。

 お父さま 娘の変化に もっと ビンカンであるべきよ!」

喜んでるかどうかは微妙。

 

「悪いやつらも私だけをねらえば いいのよ!私は強いもの。私なら……。

 お父さま……。」

 

「お父さまはきっと私が治して みせるわ。

 ぜったいに治してみせるわ」

親孝行な娘を持ってサントハイム王は幸せ者。

 

「お父さま すぐにアリーナが病気を 治してさしあげます。

 だからそれまでお元気でいて下さい……。」

こういうところはやはり王女。優しい!可愛い!アリーナ大好き!!

 

「せっかくこれから 旅が面白くなるっていうところだったのに!

 でもしかたないわ。 たった一人のお父さまですもの」

 

「私は自由よ!もう世界中どこへ行ってもいいのね。

 どこまでも冒険できるのね!すごいわ。

 世界中ってサントハイムよりもずっとずっと広いんでしょう?すごいわ!」

私まで踊り出したいほど嬉しい気分に。アリーナってすごい。

 

「やっぱり初心にかえってカベはけやぶるべきよ。

 あのときのキックから冒険は始まったんですもの」

大工さんが聞いたら泣くかも……。

 

「エンドールではやりの戦い方ってどんなかしら。剣?オノ?それとも素手で?

 これだけ大きな町だもの。きっと強い人がたくさんいるんでしょうね。うっとり……」

 

「武器や防具 心の準備。私ならいつでも武術大会に出場できるわよ!」

 

「もうすぐコロシアムね。

 ああいっそ走り出したい!」

情報収集したいのに、こんな言葉を聞いたらすぐにでもコロシアムに突進したくなってしまうではないか。

 

「たしかに体を動かしたあと お水を飲むと おいしいわね。

 お酒だともっとおいしいのかしら?」

水の方がおいしいのではないかと。ジュースだとなおいい。

 

(ライアンを見て)

「ライアンって人が武術大会に出るとしたら……。

 あの人が相手なら気をひきしめていかないと。ゆだんしてたら勝てないわ」

大丈夫、会心クイーンの君なら勝てる。

 

「ちょうど夜だし 強い魔物が出る はずよ。泊まるより外で戦いたいわ」

お供の老人のことも考えてあげようね。

 

「ねえ聞こえない?コロシアムの歓声。

 私を呼ぶ あの声が!」

無意識に詩人風の物言いになっているアリーナ。教養の高さ?

 

「ねえ聞こえない? コロシアムの歓声が!

 この感じ ドキドキするわ!」

 

「優勝 優勝 うっれしいなー。

 うふふっ お父さまが知ったら どんな 顔をするかしらね!」

アリーナが喜んでくれるから、FC版の時より何倍も嬉しい。

 

「私ってそんなにかっこいいのかしら?

 なんだかてれるわね」

とてもかっこいいよ。

 

「お父様にご報告したらその後はどこに行こうかしら?海を越えてみたい気もするし……。

 うーん でも 山のほうも面白そうだし。迷うわね」

ワクワクドキドキ。でもこの後……。

 

「こんなに誰もかれも 私のこと知ってるなんて。

 これじゃ おちおち壁を とびこえたりけやぶったりできないわね」

一応やってはいけないことだという認識はあったらしい。

 

「ここからはサントハイムね。

 なんだかなつかしいわ」

私もなつかしい。

 

「サランだわ!教会も川もなつかしい。ようやく帰ってきたのね」

故郷への想いが伝わるこのセリフ。旅立ちから今日までのことが蘇る……。

 

「お父さまに優勝したって 私 お知らせにきたのよ。

 なのにどうして?

 お父さま……どうしていらっしゃらないの?」

せつない……。

 

 

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