一言コラム(1)

 

エビルプリースト復活方法

あの悪名高いエビルプリーストは、6章でラスボスとして登場。

しかし、一体どうやって復活したのだろうか。

まず考えられるのは、5章で倒したのが偽物だったという説。しかし、それでもあれだけ

強かったのに、あまり部下思いでなさそうなエビルプリーストなんかの影武者を務める気

になるだろうか。ピサロならともかく……。それとも、実はピサロ派で、ああしてエビル

プリーストの悪事を暴くためにああしてあの場にいたとか……しかし、いくら何でも、こ

れは無理がありすぎる。この線は没。

するとやはり、一度倒されたが復活したという説が有力か。

進化の秘宝をすでに試しており、その効力で息を吹き返した……そう考えるのが妥当だろ

う。そうすると、また復活する可能性も心配されるが、恐らく今度はピサロが最後にマダ

ンテでかけらも残さぬほど粉々に吹きとばしただろうから大丈夫だろう。

6章はおまけみたいなものだから、あまり深く考えなくてもいいのかもしれないが……

それではやはり、少々つまらないので、少しばかり考えてみた次第である。

 

扉をこじ開けるオーリン

マーニャも気にしていたことではあるが、オーリンは魔法の鍵を持っていたはずなのに、

なぜ4章ではわざわざ扉をこじ開けていたのだろうか。

まさか、ストレスがたまっていたとか姉妹に自分の存在意義をアピールしたかったからという理由ではあるまい。

 もっとも、もし持っていたら、キングレオに敗れて捕まった時に取り上げられて、悪

用されただろうから、結果的にはこれでよかったのだが。ひょっとすると、オーリンはこの

事態を見越していたのだろうか。もし万一失敗しても、…自分が死んだとしても、鍵を

敵の手に渡さなければ、望みはあると。姉妹にそのことを黙っていたのも、「敵をあざむ

くにはまず味方から」ということだろうか。

もしそうだとしたら、オーリンもなかなかの人物である。

 

運の低いトルネコ

はっきり言って、トルネコはかなり運がいいと思う。

 ネネと結婚できたりエンドールに店を出せたりしたこともそうだが、3章で魔物が宝を

落とす確率が異様に高かったことも、彼の運の良さを物語っている。また、旅に出た理由

を見ても、パーティー中唯一不幸の影が全く見受けられないのだ。

それなのに、パラメータで見ると、運の良さはパーティー中でも一番低い。これは妙だ。

DQ4のあるきかた」では「トルネコの成功は運ではなく実力だということが証明された」

としているが……それなら相当あざとくやらないと難しいのではないだろうか。マーニャ

も、「正直者は商売が下手」というところから、成功したトルネコの性格に疑念を抱い

ていたが、ひょっとして……?

 しかし、考えてみると、この「運の良さ」はカジノとは無関係なので、世俗的な成功

とは無関係かもしれない。敵の攻撃をかわせるかどうかということしか数値に反映され

ないとしたら、世俗的に成功しているぶん、トルネコのそちらの運が低くなっていたと

しても不思議はない。

どちらが答えなのか……知る術はないが、気になるところである。

 

偉大なるネネ

 ネネは偉大である。トルネコが無断で店を休み、何日も家を留守にしても、

いつも通り出迎えてくれ、翌朝にはお弁当も手渡してくれるのだ。まったくもってすごい人である。

 

ゴッドサイドにある宿屋

気球がなくてはたどり着けないはずのゴッドサイド。あんな所に、なぜ宿屋があるのだろうか。

経営が成り立たないのではないかと思うのだが……。

 しかし、ちょくちょく移民希望者が出現しているところを見ると、別に気球がなくても行けるらしい。船では行けないはずだが……ひょっとすると、あの町は異次元と通じやすいのかもしれない。それは、祭壇の穴が異界へ通じていることからも言える。もしかすると、あの町には、偶然次元の裂け目に入り込んでしまった人がわりと訪れているのではないか。宿代は高いから、それで採算がとれているのかもしれない。

 

勇敢なるパトリシア

パトリシアはすごい。あんなに重い馬車を引っ張り、どこまでもついてくる。

階段をものともせず、毒の沼地も平気。それに加えて、勇者達が全滅した時には、お棺を

引きずり町まで連れて行っているという可能性もある(これはマスタードラゴンがやっているのかもしれないが)。

いくらもと竜とはいえ、パトリシアはたいした馬である。ホフマンにも感謝しなければ。

 

ロザリーとピサロナイト

ロザリーは、勇者一行が訪れた時にも、ピサロナイトが倒されたことについて何も言わなかった。

優しいロザリーが、あの忠実なピサロナイトの死に何も言わないとは不思議である。

 単に、その時点ではピサロナイトが倒されたことに気づいていなかったのか、それとも

ピサロナイトがいたことそのものに気づいていなかったのか……後者だとしたら、ピサロナイトが哀れである。

 そういえば、この件について、ピサロも何もコメントしていないが……恐らく今は

エビルプリーストを倒すことに専念しているので、たぶん倒した後二人で墓を造り弔って

あげたのではないかと思う。

ピサロにまで忘れ去られていたとしたら、気の毒すぎる……。

 

 

 

 

戻る

 

 

inserted by FC2 system